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暮れゆく2016年

 まずは。

 今頃皆様は暖かく素敵な大晦日をお過ごしでいらっしゃいますことと存じますが、
本年中は活動頻度が下がっている当ブログに足を運んでくださり、まことにありがとうございました。

 基本はオートバイ系のお話をつらつらと書かせて頂くのみにて、
特段の変わり映えもなく2016年も終わろうとしておりますが、
2017年以降も変わらぬblogにお付き合いいただけますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。


 そんな2016/12/31。
私は年末に新調した自室のワーキングデスクでこんなことをしております。

 ある種往生際の悪い大掃除の一環でございますが、
コレだけで判る方は結構なマニアさんか、本職の方かもしれません。





 ともあれ、今年も無事に1年楽しくオートバイに乗れたことに感謝しつつ。
それよりもなお、主にblog越しながらも続いている皆様とのご縁に感謝しつつ。


 嗚呼部屋が溶剤臭い・・・。

 自宅で飲酒の習慣はございませんが、
精々溶剤酔いしないように気をつけて新年を迎えようと思っております。


 年の瀬に当blogに訪れてくださった皆様に重ねて感謝申し上げます。
皆様もよいお年をお迎えくださいませ (*゚ー゚)~♪

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時すでに遅し?

 さすがに大晦日にクリスマスの話をさせて頂くわけにはゆかんのだ・・・。

 ゆえに滑り込みの12/30更新でございます( ̄ー ̄)。


 まずは報告から。

 今まで居たポインコ(弟)に、ポインコ(兄)が追加され2羽に増えました。

 よく調べてみるとポインコさん一族はけっこうな羽数が存在するらしいのですが、
とりあえずよくCMなどで一緒に居る兄弟だけは揃えたかったのです。

 どちらも仕事帰りに食事や飲み会のついでにゲームセンターにふらっと寄ったもので、
1つは秋葉原のTAITO。もう1つは海浜幕張のSEGAだったかしらん。
年内に兄弟そろってよかったなぁ(*゚ー゚)。。。

 

 秋葉原といえば。
12/25のクリスマス当日は何故か秋葉原におりました。

 とはいえ、今回は秋葉原になにか買い物があったワケではなく。
3連休中の2日間をオートバイに乗れなかった鬱憤晴らしと、
近年、NSR氏となぜかクリスマスの秋葉原に居るという慣例から。

 そんなわけで、
混雑回避の為にアクアライン経由でレインボーブリッジを通って銀座経由で秋葉原入り。

 お気に入りのUDX地下駐車場に入る際、
目の前の明らかに新車な、タイヤのラインも眩しいCBR400Rが、
駐車券を取るのに手間取っている姿をみて『なんかいいなー』とおっさん臭いことを考えつつ。

 このバイク不況の折になかなかのバイク率を誇るアキバ界隈はよい感じです。
近年は秋月電子の斜向かいに時間貸しの二輪用パーキングができたりと二輪に優しいエリアですね。

 うむ。この辺りが実に秋葉原らしい。


 ごそごそと電熱ジャケットを脱ぎつつ、
CBRから離れる支度をしていると、電車で来ていたNSR氏もほどなく合流。
確かNSR氏はここから電車で30分も掛からない場所にお住まいだった気がします。

 しかしベストヒートUSB(電熱ジャケット)イイですね~♪
冬の東京湾の上を渡るアクアブリッジも、
素晴らしい景色と引き換えに寒風吹き荒ぶレインボーブリッジもなんのその。
肝心の身体に寒さを感じることは1度もありませんでしたヽ(´▽`)ノ。


 集合したのは確か15時前。
そこから幾度かの休憩を挟みながら、秋葉原の街中を闊歩すること都合6時間。
色々な店を見ましたが、最近かなりの散在をしていることもあって正直欲しいものもなく。

 USJで話題になった供養目的の日本人形でも大量に陳列されているのかと思いきや、
まさかの萌えフィギュアがものすごい数で並んでいる姿に戦慄を覚えたりしつつ。


 気がつくとすっかり夜。

 まだまだ陽が短い時期ですからね~。
そろそろ肌寒いなあなどと思いながら中央通りを進んでいると、
聞きなれたオートバイのエンジン音が複数台分聴こえてきました。

 時期柄、クリスマスツーリング?パレード?でしょうかねえ。

 先頭がCBR1000RR(SC59)、BMWのS1000にKawasakiのZZR1400。
あとは女の子さんでVTR250のリミテッドかな?ブラックエディションかな?がいらっしゃいました。
皆さん思い思いの扮装で、サンタだったりトナカイだったり楽しそうでしたよー。


 たくさん歩いて色々なものを見てすっかり疲れた頃。
先月辺りにポインコ(弟)をクレーンゲームでゲットした中央通沿いのTAITOの前に差し掛かると、
まさかの可愛いヤツが・・・。
やめればいいのに、秋葉原で普通に買い物をする以上の金額を使ってゲットしホクホク気分。


 満足気に人波も減りつつある秋葉原のカフェで休憩をしていると。

 高層ビルの柱の向こうで人だかりができていました。
NSR氏曰く「動画配信じゃないかな」との事ですが、人垣が去ったあとに近寄ってみると。

 ほー。なにやら派手なキャラクターツリーが。
そういえばいくつかの店舗でこの絵を見たような気がするなあ。

 
 クリスマスの最後にそんな秋葉原っぽい雰囲気を感じつつ。
翌日12/26(月)は当然仕事。しかも年末特有のラッシュ時ですので気分はもう仕事モード。
22時を過ぎた辺りでUDXの地下駐輪場に戻りました。

 タンデムシートのニワトリさんは今回の戦利品。
この後シートに括り付けられた姿で、夜の首都高からお台場の夜景を眺めつつ帰宅といたしました。

 

 【 本日の走行距離 : 127.7km 】

 高速を使えば片道1時間少々の距離ですが、
冬の首都高も満喫でき、結局浮いた話もなかったクリスマスもうまく締められてよい週末でした。

 さて、明日は大晦日。
色々遣り残したことをやらないとですね!
まずは大掃除からかしらん( ̄ー ̄)。

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今年も残り少なくなっております【2】

 時間があるということはよいものです。
そんなわけで12/24のお話の続きでございます。(【1】はこちら)


 12/24(土)はじつに色々なことがある日でした。
前回は茨城の怪しくも美味しいお弁当自動販売機にお邪魔しました。

 今回はそこから一路一般道を通って茨城はつくば市辺りへ。
ずーっと前から行ってみたかった場所です。

 ヽ(´▽`)ノ宇宙キターーー!!

 ・・・もう死語ですねコレも。
でも私の心の中にはちゃんと残っております。俺のメテオスターに触らないで欲しいですね。

 あの番組の撮影は相模原?が多かったような気もしますが、
昔少年だった男という種族に、宇宙嫌いは居ないと断言できます。
ちょっとがんばったぐらいでは触れることもできない未知の世界というだけでワクワクですね~。


 そんなワケで早速お邪魔。
ゲートをくぐると冒頭の写真の実物大 HⅡロケット が目に飛び込んできてテンション急上昇。
まずは一般駐車場そばのキャンバス生地で覆われた展示施設に進みました。

 SPACE DOMEだそうです。
足を一歩踏み込むと、キャンバスの裏には黒に塗られた宇宙空間が広がっています。

 施設内には所狭しと衛星やロケットの実物大ディスプレイが並んでいました。


 
 宇宙ステーションの実験モジュール。

 ロケットエンジン。



 宇宙ステーションの補給船なども。



補給船については、正直ここまで大きな印象がありませんでしたが・・・凄いなー。


 ちなみに実験モジュールには入ることもできます。

 ハッチではなく側面の入り口から入るのはとっても奇妙ですが。

 無重力らしく全方位には設備のラックあり。

 天井(宇宙船の重力ならば上も下もありませんが)には資材置き場も。
個人的にツボだったいくつかの施設。

 冷蔵庫らしいです。このロック機構は何かの参考になる気がします( ̄ー ̄)。

 おおっ?これは・・・温度勾配炉じゃないですか!
結晶の成長などを制御する炉だったと思いますが、
宇宙ステーションで材料開発をしていることは存じていたものの、こんなサイズになるんですね~

 奥まった場所にあるモジュール間のハッチには歴代宇宙飛行士の直筆サインも。

 同僚につい漏らしてしまった一言。
「こういうの見ると、今やってるどうでもいいレベルの仕事なんていいのかなって思いますよね~
 別に今を卑下するわけじゃないんですけれど、でももっと出来ることあるでしょ?」

 仕事に貴賎なしなんて綺麗ごとを言いますが、
宇宙開発はこの世のより多くの存在に幸せを与えられる、より素敵な仕事のひとつな気がします。
カッコいいですね!



 気を取り直して、施設内をさらに一周。

 ペンシルロケットから始まる日本の宇宙開発の歴史もあり。

 HⅢロケットは2020年ですか。無事に飛ぶといいなあ。


 SPACE DOMEを出て、広場のロケットに近づいてみます。

 ブースターだけでもこのサイズ。
地球の重力に魂を引かれた我々では、こんなものを使わないと重力から抜けることすらできません。
(写真はイケメンで色々大変な仲間の一人です)



 大満足の展示施設をぐるっと回り。
その後はお土産屋さんで色々なものをごそごそ購入。

 子供の頃、静岡の産業会館で見た宇宙展で高くて買えなかったあれも購入。
あの頃フリーズドライ系の”宇宙食”流行ったなあ( ̄ー ̄)。



 お土産もいっぱい買ってホクホクの我々は、その足で今度は筑波山へ。
つくば市街地からは割合近い場所にあります。

 道中平野部を走行している折、文字通りまっ平らで何もない平地に
さながらツインピークスのように聳える存在感のあるお山です。
もっとも、バイクが通行禁止だったような気がするので今ままであまり近づきませんでしたが。

 出発が昼だったこともあり、筑波山神社に至る頃にはすっかり夕暮れに。

 平野に沈む夕日というのもよいものです。

 神社併設の時間貸し駐車場に車を停めて夜の神社へ。
境内では初詣の準備が進められ、賽銭箱の周辺は多量の賽銭を受ける布が張られていました。

 子供の頃に君が代を歌ったとき 『 さざれ石ってなんじゃろ 』と誰しも思いますが、

 さざれ石。団結感はありますね。

 クリスマスで人影もまばらな筑波山神社に参拝を終えたらば、
あとは夕食にということで周辺の食べ物やさんを調べるもピンとくるものがなし。
ならばと、何故かここから大洗に向かうことになりました。


 北関東道を経由して 水戸大洗ICへ。
ライダーには北海道ゆきのフェリーの出発地でおなじみの大洗港ですが、
『この辺りなら何かあるだろう』と思ったのですが、なーんにもありませんでした。

 フェリーターミナル近くのアウトレットモールは、
クリスマスだというのに19時にはしっかり閉店。それ以前に空きテナントがやたらとあります。
「寂れた施設だなあ」との印象ですが、駐車場もしっかり19時には追い出される感じ。


 仕方がないのでさらに探して、近場に営業時間内の海鮮のお店を発見。

 海鮮処 森田 大洗店さん。
立派な和風の店舗であり、看板もハッキリしていて観光地らしいですね。

 おなかもすいたので、入り口から左に向かうと寿司屋、右に向かうと和食屋の店内を
右に進んでさっそく注文。

 けろけろけろっぴ世代としてはコレがとっても気になりますが・・・
別に皿をもらえるわけではないのでグッと我慢。

 結局私は海鮮丼、仲間はえびふりゃー定食などを注文。

 いやーこれがまた!
決して何かが突出したような感じのお料理ではありませんが、
ご飯が全然足りないぐらいに海鮮がびっしり乗った海鮮丼はとても好みでした♪
仲間のエビフライもお頭付のおおきなもので美味しそうです。


 空腹もあり大変ありがたく夕食を平らげたあとは、
敢えて高速を選択せず、地元ドライバーがやたらと飛ばす茨城の海沿いの道をひた走り千葉方面へ。

 途中、潮来の道の駅で休憩しさらに下道で成田方面へ。
次なる休憩はこちらでございます。

 【 オートーパーラー シオヤ 】

 当blogには何度か登場している、これまた昭和レトロな休憩施設ですが、
冬場になるとなにやらあの暖かい食べ物が恋しくなるのですよね~。
街頭もまるでない田舎の畑道の真ん中で、突如現れる蛍光灯の灯りが眩しく感じます。

 店内に入りお目当てを物色

 どうしようかなあ。
さっき海鮮丼食べたばかりだしなー。などと考え。

 結局ハンバーガーにしました!
ボタンを押して1分少々。取り出し口にコトンと落ちてくる小箱を取り出します。

 ボール紙の素っ気無い箱ですがこれがまたよし。

 まずはチーズバーガーを選びました。

 箱から取り出すと、チーズがとろけてアツアツのハンバーガーが登場。
レンジ加熱調理特有の、パンの端っこが固くなったりするのもまたご愛嬌です。

 小ぶりなハンバーガーですが意外と食べ応えはあり。
それでもなにやら 『せっかく来たから』とついついもう1個買ってしまいました。

 何事もノリとイキオイです( ̄ー ̄)。
海鮮丼+αでさらに満腹になってもうすっかり満足。

 そうそう、仲間はこちらのお蕎麦を食べていました。

 先にNHKの番組で青森?の漁港の同型自販機が撤去されると話題になりましたが、
この感じもずっと残っているといいなあ。またきっと来よう。

 

 夜の食事と休憩も済ませあとは帰るだけなのですが、
せっかくの連休の中日。しかも12/24のクリスマスですからなんとなく夜更かし気分に。
自宅近くのSAまで向かい、コーヒールンバの自販機で茶をしばいたあと、
何故か地元のお土産を更に買い込んで帰宅いたしました。

 四輪だったので写真を撮り忘れましたが、走行距離は460kmぐらいだったかしら。
昼過ぎに出発し、ほぼ下道のドライブだった割には結構走った印象です。


 何より、仲間とレトロ自販機に、最先端技術に、歴史ある神社にと訪れた旅は愉快。
これはこれで楽しいクリスマスでしたヽ(´▽`)ノ。


 それでは次回は連休最後の12/25のお話。
私のクリスマスはまだまだ終わらないのです。時間切れにてこの辺でひとまず失礼いたします

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今年も残り少なくなっております。【1】

 めりーくりすまーすヽ(´▽`)ノ。

 薄々感づいておいでやもしれませんが、私には縁のないイベントですねえ。
宗教的にも、浮いた話的にもなーんもございませんことで。
え?もうクリスマスは終わってる?そうなのですか。そいつぁびっくりだ( ̄ー ̄)。


 というわけで私もお蔭様で何とか年内の仕事が納まり、
ようやく時間が取れそうな状況となりましたので先のクリスマス週末の思い出などをつらつらと。


【 12/23(金)天皇誕生日】

 この日は確か・・・そうだ、いろいろと買い物に出かけていた気がします。
年末も目前にて必要なものも増えますので。


【 12/24(土)】

 何故か仲間たちと茨城方面へ。
1名通院があった関係で、陽が短い時期だというのに集合は昼頃でした。
場所は東関道の大栄PAだったかしら。

 そこからは最寄のICで降りて一般道をGO。昼飯タイムです。

 到着。今日はここでお昼ご飯。
どうみても昭和時代の家屋ですが・・・一応お店?です。

 ある方面では有名なお弁当屋さんなのですが看板が消えかけていて読めませんね。
【 あらいや オートコーナー 】さんです。


 おなかもすいていますので店内に入ると。

 好きですねーこういうの。

 店内にゲームコーナーがあるのですが、そこでは ” ぷよぷよ通 ”が新製品。
確かあれは1990年代前半のことですから、優に20年以上の時間がそこで止まっているようです。
戦え北出マンとかあったなー(* ^ー゚)。


 そして首をぐいっと左に遣ると。

 きましたこれ!
完全にアウト申しましょうか、それ以前に食べ物を売っている雰囲気ではありません。

 この感じ、表現が難しいですが時を重ねた重みがありますね。

 しかも「(お金を入れても)商品が出てこなかったら売り切れね。」と宣言済み。
この中途半端なオートメーション感がたまりません。

 ともあれ表示どおりの300円を入れてボタンをぐいっと押します。
ニキシー管?な表示が懐かしく存じます。

 目を下に遣ると。

 『ホントに大丈夫かな・・・』

 ダークマターに覆われた感じの半開の受け皿が不安を誘います。

 釦を押して程なく。「ドスッ」という鈍い音とともに商品が出てきました。
結構タイトな作りなので頑張って取り出し、微妙に混み合っている店内から脱出。


 ワクワクです。

 この緑の包み紙もなにやら懐かしいですね~
おなかもすいたのでガサガサと急いで開封。

 おいしそうヽ(´▽`)ノ!

 ここの自販機、見た目からは到底想像ができませんが、
まさかのホカホカなお弁当が出てくる素敵マシーンなのです。

 しかも一食300円!
ラインナップは 【 焼肉弁当 】 【 からあげ弁当 】 【 ひれかつ弁当 】の3種。
 分量も程々な食べやすいお弁当です。
しかも家庭で作ったような味で、昔風のお弁当屋さんのそれのイメージです。


 空腹もあって一気に平らげ店内へ再びGo!

 ひれかつ弁当も買っちゃいました( ̄ー ̄)。
こちらもまじめに作られた味で大満足。いやーいいですねこのお店。

 実は店への到着とほぼ同時頃に商品の補充をされている姿を拝見したのですが、
我々が食べている間もひっきりなしに家族連れなどが車で訪れておいでで、
食べ終わる頃にはまた補充をされているような、なかなかの回転率。
そういう意味でも、弁当がフレッシュな状態で販売されているようで安心ですね~。


 そんなこんなで満腹になった我々は次の目的地へ・・・
と、ここで時間切れですので続きはまた後ほどにて失礼いたします。

 【 あらいや オートコーナー 】いい場所でしたよ♪

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師走もまだまだ暑いという事態。

 (#゚Д゚) < おかしいですよカテ○ナさん!!

 いやー。
今年も残すところあと1週間でございます。
だのに。なんでまた最高気温が20℃? なにやらいろいろオカシイです。

 そんな私の時間の過ぎる速度もおかしいレベルでして、
ついさっきまで11月だとおもっていたら、いつの間にか2016年が終わろうとしております。
困ったものですねえ。


 そして忘却の彼方に追いやられようとしていた先週のおもひで。
日曜になって時間がとれたもので、午後から房総半島ツーリングへ。
今回は、最近導入した新アイテムのテストも兼ねております。

 では勿体つけずにGo!

 その名も < ベストヒート U S B '17 >
◆http://www.nproject-jp.com/products/vest-heat-usb-17/

 いや~ヒドいネーミングです!(褒め言葉)
かの有名なアレを想像してしまうしかないネーミングセンスというかオヤジギャグですが、
この手のフザけた商品は嫌いじゃありません。

 だからこそ買ったのです( ̄ー ̄)♪


 オートバイ用品に於いて電熱関連のものはここ数年のトレンドですが、
電熱グローブに始まり、パンツ(ズボン)にシートにいろいろございます。
その中でも胴体を暖める電熱インナーは一番の肝。まずはココからですね~。

 とはいえ用品をアレやコレやと悩んで選ぶ性格ではございませんので、
ネットの商品ページだけを見て即決。

 電熱インナーと一言に申してもメーカーやデザインもさまざま。
また、バイク用品のみならず工事現場用だったりいろいろとございますが、
決め手はこのフザけた名前と、あとは電源がUSB給電であることでした。

 ネオン風のロゴもどこかで見たことがありますね。


 それでは開封。

 名前が”ベストヒート”なので文字通りベストタイプです。
インナーという性格上、袖などがあると動きづらい要素が増えるだけですので、
可能な限り簡素なもののほうが望ましいもの。そのためにベストを選定しました。


 
 デザイン上のアクセントにもなっている胸のオレンジラインは、
2017年モデル(2016冬モデル)から追加されたバッテリーポケットです。

 旧モデルでは着た状態で左後ろの腰付近のみだったポケットが、
2017年モデルでは左胸にも追加されています。これでバッテリ配置の自由度が増しました

 ベストを裏側から覗いてみるとこんな感じ。

 縦長のポケットにすとんとUSB給電対応のモバイルバッテリを入れて、
ポケット内部に出ているUSB端子をバッテリに接続。ヒーターユニットに給電します。

 2017モデルの場合は上記に加え、左胸の裏側にあいたUSBケーブル用の穴から、
ポケット内部にケーブルを取り回し前ポケットのバッテリーに接続します。

 画像のUSB端子先にあるボタンホールのような加工が、ケーブルを前ポケットに通す穴です。

 前ポケットにケーブルを取り回せるメリットは大きいもので、
基本的にモバイルバッテリの類は充電開始にボタン操作が必要なものですが、
背中側の腰付近にあるとこれが大変操作し辛い印象です。

 モノがモノだけに最初は給電されているかどうかも判らないわけで、できれば前にあったほうがよいですね。
また、腰周りに固い物体があると邪魔だという側面も。


 バッテリを収納し接続、給電開始をしたらばヒーターの電源をON。

 外側に露出するものだけに、ここは防水タイプのボタンが使われています。
大きさもクリック感も適切で、ライディンググローブでの操作に無理がない感触です。

 赤いインジケータが暖かそうでいいですね。
電源投入後、最初の5分は フルパワーモード(赤点灯) で動作し速やかに暖かくなります。
続いて自動で 中モード(白点灯) に変わりその状態が継続します。

 そこで暑ければボタンを一度押し、弱モード(青点灯) に、
寒ければもう一度押して 強モード(赤点灯)にとローターリー式にて温度設定が切り替わる仕組みです。


 ちなみに、肝心の動作時間ですが(出先でバッテリーが切れて寒くなったら意味ないです)、
モバイルバッテリー利用時での駆動時間は、
公式で 10,000mAh バッテリ利用時に ”中モード” で4.5時間だそうです。

 真冬のツーリングでは若干心許ない動作時間ですが、
陽が出ている日中につけっぱなしということはありませんし、日没後や早朝の時間だけならばなんとかなりそうです。
また、最近は20,000mAhクラスのバッテリーもそこまで高価ではありませんので、
重量や寸法で難が出ないのならば一日利用で不安になることもないでしょう。

 私もこれに合わせて普段使いの10,500mAhとは別に、20,000mAhバッテリを4,000円程度で購入しました。

 

  そして一番大切な機能部分について。
私も当初検討した某有名バイクウェアメーカーのものではなく、ベストヒートUSBを選んだ理由がいくつかあります。

・発熱-消費電力設定のバランスが大変よい
(※一見USB電源で心許ないようですが、5V2Aながら公称でフルパワー時75℃程度まで上がります。
  他社品は極端に消費電力が高かったり、また同様の消費電力でも温度が低かったり、ヒーターの設定自体が弱かったりとあります。
  加熱速度の遅さはインナー利用時にはそこまで問題になりませんし、多少遅くても不便はありません。)

・ヒーターが 背中/前側両ポケット/首 と都合4箇所配置されている

・前あわせ部分が広面積のベルクロ式で調整が容易

・生地の間に'17モデルからは防風フィルムが入っているので他社並に保温性が確保されている

・前後のポケットで給電対応のため、接続ケーブル取り回しの自由度が高い


 こんなところです。
尤も、低温火傷の懸念や、絶望的にデザインがダサいなどの問題もありますが、その辺は用途次第でしょうね。
ベルクロに抵抗のある向きもありましょうが、ファスナーと違って完璧に体に密着させられる利点は大きいです。

 

 それでは早速利用してみましょう!!・・・の前に。

 バッテリー利用の前提で調達しておりますが、車体からの給電ももちろん考えておりますので電源の準備。
私のCBRにはもともとUSB電源(確かNANKAIの?)を取り回してありましたが、
古い製品にて電気容量的に弱いもの(MAX 1A)でしたので、電熱アイテム向けには弱く利用できません。

 そこでこいつを購入。

 DAYTONAの USB2口(2A)対応のモデル。
ベストヒートUSB自体2A要求のため、電熱ベスト1枚で限界の容量ですが敢えてこちらにしました。
6Aモデルなどの選択肢もあったのですが、車体側にそこまでの負荷をかけたくありませんでした。

 まずは以前のケーブルを取り外します。


 
 当初はナビ用に取り付けたものですが、カメラ電源にも役立つありがたい存在でした。
最初は防水キャップなどもついていたのですが、早々に飛んでゆき紛失しております。
端子もごく普通のUSB Aコネクタなのであっという間に錆びていました。

 もう限界でしたね~。錆び始めたあたりから使うのに躊躇われるようになっていました。


 早速、相変わらずごちゃごちゃな左サイドカウル内の配線の隙間にお邪魔して。

 ケーブルに余裕を持たせておくのは悪い癖なんです。
実際作り直すのも延長するのも難しくはありませんので、
本来は容赦なくカットしたほうが合理的です。電線を曲げて束ねるアホがいるかという話。
面倒くさいので近いうちになんとかしよう・・・と思いながら今に至ります。


 そしてUSB端子を設置。

 1つはフレームの右側にペタリ。もう1つはHESDのカバーの左側にペタリ。
今回はゴムカバーではなく、カチっと嵌まるカバーなので脱落や勝手に開く心配がありません。

 

 テスタで給電を確認してからカウルを戻し、早速テスト走行です♪。
ベストヒートUSBを選んだ理由のひとつ、ケーブルの取り回しのよさの威力がここで発揮。

 ケーブルを左前胸ポケットから出し、HESD(トップブリッジ横)に取り付けたUSBコネクタに接続。
こうすれば首先あたりからケーブルが出て最短距離でコネクタに接続されます。

 他社品のようなタンクとシートの間からコネクタが出るタイプですと、
上半身よりも、下半身が比較的よく動くSSタイプのオートバイなどには大変都合が悪いですし、
そんな事を気にしていたらば楽しく乗れません。


 エンジン始動後すぐに電源をONにすると、ものの数十秒で背中はポカポカ。
続いて腹と首が温まっているのが実感できました。
そのまま走り出すと、日中はすぐに暑いぐらい。そんなときはボタンをおして温度調整で完璧です♪

 この日は冬らしい寒さでしたが、
自宅から数十kmほど走っている間にジャケットの前をフルオープンにし、
電熱インナーだけで風を受けて走ってもまったく寒くないレベルで大変よい感じです。


 いつもの湖畔ではNSR氏が持ってきてくれたチョコを頂きつつ。

 寒い時期はHOTに行きたくなるものが、寒さがありませんので飲み物はコールドでも問題ないレベルでした。

 少し離れたところで猫さんがしきりに草を食べていましたが、おなかでも悪いのかな~?

 

 出発が午後でしたので日没までの猶予がそこまでありませんので、
ここから片道80km近くワープ!

 のつもりが。途中で凄いものを見てしまいつい停まってしましました。
オートバイならば急に見つけた素敵なものにも即座に対応ができますヽ(´▽`)ノ。

 ふはははは。
SL(の皮をかぶったディーゼル機関車)です!

 千葉のローカル鉄道 小湊線 ではそんな変り種の車両が走っています。
企画に無理があったのか、デビューしてすぐに壊れたニュースが印象的でしたっけ。

 なんちゃってSLなので、蒸気機関車で一番カッコいい部分のひとつである、
動輪周りの連結棒がなく寂しいものですが、それでもやっぱりカッコいいですねー。

 ワクワクしながら見ていると、
なにやら後方からやってきた2両編成のディーゼル機関車に引っ張られて行った気もしますが・・・
デビューがアレだっただけに心配になりますね。たぶん大丈夫なのでしょうけれど。

 

 思いがけずいいものを見られて気分よくなりながら、引き続き80kmをワープ。
シーズンを過ぎたもみじロード経由で、あっという間に道の駅 三芳村へ。

 16時には閉店してしまうハンバーガーの人気店ですが、
なんとか15:30には滑り込んで無事にハンバーガーにありつけました。
(パテがなくなり次第営業終了なので、結構早めに閉まることもあります)

 いつもの スーパービンゴバーガー +ハラペーニョトッピング で参ります!
ここのハンバーガーは大好きなのです。 ”肉を喰らっている” 感があるのがよいです。

 ハンバーガーにはいつもアメリカンな感じのオマケがついて来るのですが、
今回は懐かしのフィリックスガム。昔は当たり外れがあったのですが今はないのでしょうか。
パッケージに断り書きがありました。そういえば迷路とかも入ってたなあ。


 さてさて。ここまで順調に走って来ましたが、気がつくと日没はもうすぐそこ。
冬至を目前にしたタイミングですのでどうしても陽が短くなるのは仕方のないことです。

 夕日に照らされながら、道の駅が閉まる17時頃までのんびり過ごして再出発。
すっかり真っ暗になった外房黒潮ラインを一路東へ。

 途中小湊あたりでコンビニに立ち寄るころには周囲は完全に真っ暗でしたが、
電熱インナーのおかげで寒さを感じることはなく、むしろ暖かくて眠いぐらいの状況。

 コンビニで軽食とコーヒーを採ったあとは、
勝浦辺りから内陸に入り房総半島の中心辺りに至ると、まあ寒いこと寒いこと。
稲刈りはとうに終わった田圃を吹き抜ける冬の風に晒されると、
今までならばガタガタと震えが来るところでしたが、今回はそれがなし。

 寒いのはインナーの下は半袖シャツで来た関係で腕だけであり、
電熱インナーから供給される熱を伴った血流の関係で、ほぼ寒さを感じません。
しかもいつもの冬ツーリングなら近くなるトイレタイミングも普段と変わらない感じ。

 いやーいい買い物をしましたヽ(´▽`)ノ!


 帰路もそのまま一足で自宅付近まで戻り、NSR氏と夕食を済ませて解散。

 【 本日の走行距離 : 237.6km 】


 この記事を書いている現在、12月も末になって気温が20℃近くおかしなことにはなっておりますが、
ツーリング当日の冬の寒さの中で、ベストヒート USB は充分な威力を発揮してくれました♪

 前(胸元)から出したUSBケーブルの取り回しについても、
翌日下半身が筋肉痛になるぐらい山の中でやんちゃをした割に違和感は皆無でした。

 車両によってはどうしても使えないものもありますが、
電力に余力のあるオートバイをご利用の皆様には電熱装備オススメでございます。


 しっかし。今までKIAIだけで乗り切ってきた寒さについて、
こういうモノを利用するようになったことはやっぱりトシなのかしら。
最近Yシャツに薄手のジャケット1枚で通勤すると、気持ち肌寒く感じるようになってしまったんですよね。
これがアラフォーの呪いか・・・。

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