主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
水曜の夜だから
みんなぐったり週の真ん中水曜日。
私も例外ではなく、加えて今週は土曜も出勤と言うことも相まって
『はー、まだ長いなあ』などと、通勤電車の車窓から思っていました。
そこでふと、某閉鎖的SNSをチェックなどしていると・・・
当blogでもリンクさせて頂いている神奈川在住のまーすけさんが、
「フェリー乗り場なう」といったような書き込みをされておいででした。
(このフェリーは東京湾フェリーなるもので、
黒船のペリーで御馴染みの浦賀水道を横切る快適な船便です)
更に次の書き込みを読んでいくと、
一日の仕事を追え、突発的に千葉ツーリングを思い立たれたらしく、
書き込みの時点で、既に最終便のフェリーにお乗りのようでした。
無論、私はこういう” 勢い ”が大好きな性分ですので、
「てやんでぇ!箆棒め!(注:江戸生まれではありません」てなもんで、
通勤電車の中から既にすっかりバイクで出かける気分になっておりました。
それでも、先方にもご都合がおありでしょうから、
敢えて拘束するようなことはお伝えせず、
「お会いできたらいいですね」程度の書き込みをさせて頂いて家路を急ぎます。
自宅に戻ると、ルマン式スタートばりの早業で
-おっと、金魚さんにごはんをあげてからっと。-
・・・早業でYシャツのままレーシングブーツを履きメット片手に飛び出します。
ざっと調べたところによると、
まーすけさんが今宵の夕食にと予定されていたラーメン屋の【馬琴】までは、
自宅から最短距離で70km程度でゆけるようです。
内陸の県道経由ゆえに流れがよい保障はありませんが、
それでも遠回りの高速よりはと、少し急ぎ足で走りだしました。
灯りの全く無い、房総半島ど真ん中の道を40kmほど進んだところで
ひとまず「馬琴まで30km!」的な書き込みを行ってから、
更にひとっ走り【鴨川有料道路】の入り口まで進みます。
そしてここで、まーすけさんの書き込みにて衝撃の一文が・・・
「馬琴締まってる、ヤバイ(以下略」
内心『わははははっ!そういうこともあるわーっ!』と考えながら、
書き込みにて間違いなく馬琴の駐車場においでだと確信いたしましたので、
更にススイと南房総は鴨川、”麵屋 馬琴”さんに到着いたしました。
まあ、休業日なのですけれど(笑
まーすけさんのお話では、最近”不定休”になったようですとの事。
到着するやいなや、まずは御挨拶でもと歩み寄ると
灯りの消えた駐車場にまーすけさんの他にも2名の人影が。
初対面ですが、どうやらこのお二方も千葉ライダーの仲間でおいでのようで、
まーすけさんの突発ツーリングのお供にと不意打ちで登場されたようです。
挨拶かたがた「なにやらお待たせして申し訳ない」と侘びつつ、
私の到着までにまーすけさんが下調べして下さっていた、
近隣のラーメン屋さんまで移動することになりました。
馬琴から1kmほど進み、鴨川の教習所向かいという立地の店舗に到着です。
【 らんぽ 】という名前のラーメン屋さん。
鄙びた感じの外観がなんともいい雰囲気ですね。
お店の場所も、街道から側道にそれて暫く進んだところゆえに静かな場所です。
暖簾をくぐり店内に入ると、
いい感じのパーマ姿の御婦人(おばちゃんという形容が適切か)が迎えてくれました。
少しぬるい、サービスの麦茶を頂きつつ、
4人であれやこれやとメニューを見て注文し、待つこと15分ほどでしょうか。
【 ニンニクラーメン 味噌 】
皆は通常のもの、私は例によって”辛口”を注文です。
頼むときに『翌日ニンニクはマズイかなあ』などと悩んだのですが、
今はサービス業ではありませんので気にせず注文。
結局、本日大いに後悔することになるのですがそんなモン次の日の事ですから(笑
店の外観の割には、と申し上げると失礼かもしれませんが
期待以上に美味しいラーメンをスープまで平らげ、
仕事後の空腹や、肌寒い夏前の夜の空気で冷えた体も手伝って
なんともシアワセな夕食となりました。
すっかり満腹になり、
うっかりするとそのまま根っこが生えそうな空気にもなりかけましたが、
全員が全員、当然翌日は仕事ですからとりあえず移動することに。
ここからは一路北上し、
千葉ツーリングライダーの中心地こと”高滝湖”に向かいます。
例によって40kmほどある道のりですが、
程よいペースであっという間の1時間ほどで到着。
これまた真っ暗な高滝湖は”マッ缶公園”に停車し、
ここまでの峠道で程よくこなれた腹に落ち着きながら、
23時過ぎからのめくるめくバイクトークの始まりです(笑
うーん、青春なんて申し上げるには既に手遅れな感もございますが、
いいですねこういうの。若さは”気持ち”がなにより肝要です。
マッ缶公園ゆえ、なんとなく自販機に向かいつつ。
おっとカエルさんごめんよ。
この自販機にはかなりの確立でカエルさんがいます。
お約束の”MAXコーヒー”を購入。
冷たいマッ缶を片手に話し込んでいると、
時間を忘れてあっというまに1時間ほどが経過していました。
日付が変わるころ、皆我に帰り翌日の仕事が気になり始めます。
そうなると、誰とも無く『そろそろ帰りますか』という雰囲気に。
「楽しかったですね~!明日も頑張りましょう!」。
当たり前の仕事を持ったいい歳の大人が4人。
なんとも愉快な一晩となりました。
いやー、オートバイとバイク乗りって本当にいいものです|゜ー゜)ノ!!
本日の走行距離。
トリップメーターのリセットを忘れておりましたが、
恐らく【135kmぐらい?】でした。
バイク用品店が次々と・・・
しょーっく!!
私の住まいからは、オートバイで1時間圏内に
■ライコランド
■ドライバースタンド2りんかん
■南海部品
という、大手バイク用品店があるという好立地だったのですが・・・
先般(5月ごろ)の南海部品さんの閉店に続いて、
【7/22】にライコランド千葉湾岸店さんが閉店されるとのことです・・・orz
◆ライコランド千葉湾岸店
率直に申し上げてこれは大変なショックでした><;
うーん、オイルとかよく購入させて頂いていたのになあ。
至近にはビレットレバーやらなにやらと割と頻繁に使っていた店舗です。
上野のバイク街も廃れて久しいですが、
近年は更にオートバイ関連産業の勢いがなくなっている実感もありましたし、
時代ゆえに致し方ないということでしょうか。
仕方がない。でも仕方がないことを仕方がないと認めてしまうのも寂しいですし、
せめて自分はそれでも負けずに元気にオートバイに乗らなくっちゃですね。
ぜんぽうこうえんふんっ!
昔から思っていたのですが、なにやら響きが必殺技みたいな感じですよね。
「前方後円墳!」とか「国庫支出金!」とか。
今日は去る土曜日のお話。
今に至るまで記事を放置していたのは忙しかったような、
梅雨時の6月病?のような感じだったりするのですが、
そのあたりは、まあ人間だものということで
ひとつご容赦頂けますようお願い申し上げたく存じます。
土曜早朝。
平日は夜遅くまで働いているNSR氏が健気にも早朝に登場。
前夜、私からも「じゃあ6時半集合で」のようなノリだったのは反省点ですが、
何事もノリとイキオイが肝要というものです。
到着するやいなや、寸暇を惜しんで早速整備開始。
NSR氏はここ数ヶ月、車体からの”謎の振動”に悩まされているのですが
(といっても何点かの目星はつけてあるのですが)
「問題点はひとつづつ潰してゆこうよ」ということで、
NSR氏が発注してあった”ステアリングステム周り”のパーツ交換を行いました。
ジャッキでフロントを上げ、ハンドル周りを取り外せば準備完了。
あとは貫通ドライバーとヒートガンでバッキバキにシバき倒すまでです。
今回はステアリングステム回り全てのベアリング・レース類を交換いたしました。
指にハンマー振りすぎのマメが出来た以外は概ね問題なく作業も終わり、
丁度昼時だったので近場のCOCO壱で昼食。
最初はお断りしたのですが、NSR氏が強硬に「お礼にご馳走を」と仰るので、
お言葉に甘えてご馳走になることになりました。
満腹のハラをさすりながら、
2人で乗ってきたカブ(私のカブは原付二種です)でなんとなく山方面へ。
本来はコンビニを探すという目的があったのですが、
途中で面白そうな看板を見かけたのでそちらへフラフラ進んでみました。
うーむ、ここは・・・。
どうみてもただの茂みですが、
実は由緒正しい”前方後円墳”だったり致します。
と申しましても、仁徳天皇陵のようなりっぱなものではございませんが、
外堀の跡もあるそれなりの豪族の墳墓だそうです。
時代は7世紀ごろだとか。
前方後円墳の”くびれ”辺りを目指して歩んでみます。
しかし・・・どうみても只の杉林です。
頂に上ってみました。
どうやらこの下に”石室”があるようですが、
ここまで草木が生い茂っていると、これ以上は進みたくありません(笑
それなりに歴史ある史跡だけに、この放置具合は寂しいものですね。
終始よく判らない雰囲気の前方後円墳ではありましたが、
思いがけない史跡探訪に少しテンションが上がりながら、
ふと本来の目的”コンビニ”を思い出して向かうことに致しました。
山を駆け下り、知らない道を進むと見覚えのある場所に出ましたので、
あとは一息で目的地のファミリーマートに到着。
とりあえず冷蔵ケースの中にある、
とある缶コーヒーを「ええい面倒くさい!全部買ってしまえ」と購入。
「ワイルドだろぅ?」(数年後、この記事の過去ログが空しく響きそうです)
今回購入のコーヒーにはオマケがついておりまして、
3月ごろにも同様のものが販売されていたものの、
残念ながらその時には入手できなかった、念願のオマケ付コーヒーだったりします。
そのうちの一つ【 CB750F 】を取り出してみました。
車種としてはバリ伝のグンで御馴染みのCBですが、
今回のオマケシリーズのテーマは”ヨシムラ管”とのことで、
ラインナップには隼やカタナ、Zなんてのも入っているようです。
缶コーヒーのオマケとしてはとても珍しく、
ご覧の通りの実に精巧な造型が魅力的なモデルですね。
大量購入のコーヒーを冷蔵庫に放り込み、
CBRとNSRに乗り換えて、ベアリング周りの動作確認に高滝湖へ。
ひとしきりまったりと過ごし、充実した土曜が終わってゆきました。
この週末は雨天にはならなかったものの、
やはり曇天になってしまいましたので、梅雨明けが待ち遠しいですね。
次元跳躍は男の浪漫
時間とはなにか。
人間がナマモノである以上は永遠のテーマの一つでありますけれど、
こと、相対的な立場から観測すると”感覚として”は掴めた気がするものです。
まあ結局は知覚が何を判じているのかなんて解らないのですけれど、
早く翻訳コンニャク(的な何か)が出来ればよいのになあ。
そうすれば、客観的な第三者からの意見が聞けるというのに。
勿論宇宙人でも可、です(笑
今日はそんな取り留めの無い事を考える愉しみの為に、
ちょっとした道具を購入したというお話です。
購入したのはデジタル一眼レフ用の ”リモートコード” なるものです。
リモートコードにも色々あれど、このタイプを使用する事によって
タイマーを使用して”任意のタイミング”で”任意の長さ”シャッターを切れます。
私の安物一眼にはこの手の外部装置が必要となりますが、
実は、もうちょっと高級なカメラになれば同様の機能は標準で搭載されていたりします。
それでも、実際は撮影枚数に制限があったりするようなので、
その点はこの装置を使えばそこらの中級機では出来ない設定が出来たりも。
文面にすると何が何やら解りませんが、
平たく言うと” テレビ等でよく見る高精細な早送り ”が出来るようになります。
ある意味”時間を縮めたような映像”が、デジタル一眼の高画質で録れるわけです。
ともあれ早速取り付けて動作確認中。
こんな感じで、アクセサリー端子に取り付けて使います。
社外品ゆえに質感がよろしくないのが若干気になりますが、
Nikonも私の持っているようなエントリー機については、
高度な機能を付与する気は毛頭ないようで、
純正品が用意されておらず使えないので仕方ありませんね。
現在、我が家の窓から夜空を高感度で撮影中。
・・・目下、ご近所さんに通報されないかだけが心配です^^;
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