主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
忘却の彼方
はっ!??
気がつくともう今日ですね~。やれやれ。
ここのところ雨続きで完全に日付感覚がなくなっております。
とはいえ、やっと晴れたと思ったらまた台風が来るかも?だそうで、
よく ”台風の当たり年” などと申しますが、些かあたりすぎな感もございますね~。
そんな今日。
折からの雨続きでカバーをかけるタイミングを逸した、
ドラッグスタークラッシック1100 の洗車と水分の拭き取りを行いました。
実はここ2週間ほど、屋根のないバイク置き場で完全に雨曝しのままでした。
(普段はCBRが屋根の下に入っております)
そういえば、そもそもがこの手のメッキ&鉄だらけの車両は苦手でしたっけ。
ここの記事をご覧になっている方にはイメージがおありかもしれませんが、
基本的に性格が雑なものですから、マメに磨いたりすることはまずありませんで。
ついでといってはなんですが、CBR1000RRの洗車も実施。
外装と足回りをざっと洗って拭いて終わりと手抜きも甚だしい作業ですが、
それでもたまには汚れをとってあげないと傷んでしまいますものね。
うーむ。
そろそろどこかに走りに行きたいなあ。
キャンプツーリングもよいなあなどと思うのですが、
秋の良い季節は短いものですから、台風がいなくなったらばちょっと考えてみようかしらん。
両津式倍々貯蓄法
いやはやそろそろ夏も終わりな予感。
秋雨前線もすっかり居座り、蒸し暑くても真夏のそれとはやはり違います。
皆様シルバーウィークは満喫されておいでですか( ̄ー ̄)?
そんな折。
なにごとにも永遠なんてものは無いというものですが、
遂にアレが終わっちゃいましたね~。
こち亀こと『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。
思えば確か小学校6年頃の夏のこと。
たまたま遊びに行った葛飾区は亀有にてこの漫画の舞台を見てみたくなり、
現実の亀有公園に行ったことがありました。
漫画やアニメの聖地巡礼なんてコトバは無かった時代であり、
そもそも携帯電話なども存在しない時代。
あったのは肩からベルトで提げる巨大な”移動電話”だけでしたっけ。
今にして思うと、予備情報もインターネットもない時代に
よく迷うでもなく辿り着けたものだと思うところですが・・・
因みに、有名な話ではありますが亀有公園前には派出所は実在しません。
そんな信じられない ”大昔” でさえ、こち亀はずっと前から連載されている長寿漫画でした。
私自身は週刊誌の類に興味がない(そんなお金もない)子供だったので、
思春期にはこち亀だけを単行本を細々と集めていた頃もありました。
この記事の題の両津式倍々貯蓄法よりは時代が下がりますが、
ホンダラ拳とかボルボ西郷とか、
絵崎コロ助とかそういうキャラクターがひたすら楽しかった記憶があります。
時代のトレンドも的確に捉えた内容は、ある種勉強になる部分も多かったものです。
オートバイ関連で言えばやっぱり 本田速人 がお気に入り。
恋多き男だった印象ですが、本口リカなんていたっけなあ。
その他にも、意中のガソリンスタンドの女性店員に告白にあたり、
オートバイを降りると気弱になるキャラクターから、
乗車時のテンションを再現するためにオートバイ用語を挟みつつ話すシーンがありました。
「実はなエンジンオイル~クラッチワイヤー~」みたいな感じで告白する姿に
大笑いした思い出がございます。
ここ数日はその40年続いた こち亀 終焉に伴いメディアも活発化しており、
日曜朝にはフジテレビでアニメもやっていました。
本田の乗る白バイはしっかり FJR1300AP になっていました。
白バイ仕様のFJRは抜群にカッコイイですよね~♪
漫画の単行本は随分前に処分してしまいましたが、
最近のそんな流れを聞くにつけ『最終話だけは読みたい』と思いまして
しっかり最終巻は購入。
最終巻に相応しい、しかもちょっとレトロな銀色の表紙。
まるでメンコのそれみたいな銀色でとっても好印象でした。
・・・流石に今回はフリーザ様と、
ザーボンさん ドドリアさん は出ませんでしたけれど( ̄ー ̄)。
さてさて。
秋の連休もあと1日となっておりますが、今回は台風接近で色々荒れ気味です。
それでもと、久しぶりに千葉に走りに来ていたNSR氏に誘って頂き、
私もまた久方ぶりにCBR1000RRに乗って飛び回って参りました。
オートバイはいいものです!
本田さんみたいな感じでテンションが急上昇することは否めません。
(二重人格じゃないですよ)
やっぱりCBR1000RRはひたすら楽しいですヽ(´▽`)ノ♪
奥多摩de髭ダンス
いやはや。まさかあんなことになるとは・・・。
皆様お久しぶりでございます。
最近めっきり更新頻度が減っている要因を自分なりに分析してみたのですが、
多分、仕事でPCを使った処理が前よりかなり増えた所為ではないかと思い至りました。
対外的なメールやらなんやらの仕事が増えたのですよね~。
とかいう言い訳はさておき( ̄ー ̄)♪
実は先日、奥多摩へツーリングへ行ってまいりました。
今回のお仲間は先日職場を退職したセロー250乗りさんと、よくキャンプに行く同僚で3名。
今を遡ること3年ぐらいになりますか、
むかーしセローさんと奥多摩に走りにいったことがありました。
今回はそれ以来 「また走りたいですね」 といいつつも、急がしかったりなにやらでゆけず。
まさか先方が退職してやっと行けることになるとはなあ。
諸々の事情はおいといて『細かいことはオートバイに乗っちゃえば関係ないよね♪』と、
朝の7時に、東雲のライコランド前に集合です。
いつも通り時間より早く来る私とセローさん。必ず遅れてくる同僚。この辺は性格ですね~
折しも台風13号が過ぎ去ったあと、まだ低気圧の影響が残る中で東京を一路西へ。
アクセス方法はいくつかあり、
南の上野原周、青梅街道経由、八王子から滝山街道・・・
そういえば、最近は圏央道で直接青梅にアクセスする方法もありますね。
今回は周遊の南側に用があったので上野原ルートに致しました。
上野原ICを下りてからすぐ、山に入るまえに便利な場所にあるスタンドで給油。
この日は信号機が工事中であり、交差点で随分待たされましたが給油完了です。
引き続き上野原から甲武トンネルを抜けて檜原街道へ。
そこから普段ならば西へ向かい周遊に行くところですが、今日は東へ進みます。
檜原村役場をスルーして暫く走り目的地に到着です。
神戸岩ですヽ(´▽`)ノ。 「こうべ」じゃなくて「かのと」ですよ~。
残念ながら千葉県には清澄な水やら、それが流れる渓谷というものは存在しないものですから、
元々富士山の麓育ちとしては綺麗な水が流れている沢が恋しくなります。
台風後で薄曇りではありますが、大雨で増水した沢もまたありですね。
しかし水が綺麗ですね~。
音も匂いもやはり違います。暫し川沿いで涼をとったらば散策タイム。
ここの渓谷は短めの遊歩道?が整備されていて、
沢を間近に岩場を歩くことが出来ます。
上を見上げると ”神の戸” と言うだけあり、沢の両側に大岩が屹立しています。
さて行ってみましょう。
入り口横には既に何者かにどかされた状態で警告板が置いてありましたが、
降雨後の増水から時間が経過した後なので、安全を確かめつつ進みます。
随所に落ちる滝からは、水と共に常に爽やかな空気が流れています。
暫く進んで振り返るとこの場所の雰囲気がよく出る光景が。
極めて気軽な気持ちでアクセスできる渓谷ってイイですね~♪
勿論装備はライダーのそれ(実は今日はシャツがアロハですが)でもOKです( ̄ー ̄)。
岩肌を見ると地層が縦方向に走っています。
後で見た看板によると、ジュラ紀のチャート層だとか。
岩場のなかでも陽のあたる場所には花も咲いています。
花の名前が判るほど洒落た脳ミソはしておりませんでちょっぴり寂しいですが、
苔生した岩場から薄紫の可憐な花が咲いていました。
お。紫陽花は判ります。
ルートの中には滝の横に架けられているアルミのはしごなどもありました。
梯子一つとっても普段の生活の中にはありませんで、これはこれで楽しいものです。
”架けられている”で思い出しましたが、
台風の増水で、岩場に架けられている丈夫な一枚板の橋が流されており、
途中で岩と岩を跳び越えなければならない箇所がありました。
濡れた苔ですべる岩の上で、滑るライディングシューズのまま恐る恐る跳ぶ羽目に。
岩場から道路に戻り、昭和32年に架けられたという古く苔生した橋を渡り。
これもまた古い隋道を抜けてオートバイのところに戻ります。
灯り一つない真っ暗なトンネルは少し怖い気も致しますが、
ある瞬間に突然滴り落ちてくる山水に驚いたりしつつ。のしのしと進みました。
さて。渓谷も満喫いたしましたので続いては走りへ。
来た道を引き返し、檜原街道へ戻り一路 奥多摩周遊道路 へ。
仲間とインカムで話しながら都民の森駐車場に到着し、
トイレ&飲み物休憩を済ませます。
休憩もそこそこに再出発し、ここからは水を得た魚というもの。
仲間には早々に 「スイマセンちょっと先行きますね~」と伝え、
(絶対に一線は越えないように)ステップをガリガリ擦りながら一気にワープ♪
随分先行しながら 月夜見第一駐車場 に到着です。
遠く山々を眺める一等地にオートバイを停め。
仲間が来るまで暫くぼけーっと待ちます。
ここで暇なのでなんとなくステップを確認。
ガリガリですね~。アメリカンバイクはこれだからいかんです。
まーガリガリやりながら走るのもそれなりに楽しいんですけれど( ̄ー ̄)。
遠からずこのバンクセンサーは消えてなくなるでしょう。
5分程して仲間2台が到着。
みんなで 月夜見第一駐車場の際から眼下に広がる奥多摩湖を眺めます。
奥多摩随一のよい景色のスポットですが、何度来てもいいものですね~。
駐車場で仲間とこの先の予定などを話していると、
赤のNinja250Rのライダーがリプレイスマフラーの音を響かせて、
駐車場前のヘアピンを上がってゆく姿が見え、
『おー元気がいいなあ。でもちょっと無理してるかなあ』なんて軽く気にしていたのです。
すると十数秒後 「ガリガリ!バスーン!!」という大きな音が。
駐車場に居たライダーやドライバーが皆ザワついて「あれ事故?」なんて言いますが、
ブラインドコーナーが続く奥多摩にあって、いくつか先のコーナーの状況は見えません。
そこで、駐車場出口近くに居た大型バイクのライダーさんが一言
「コレやばいですよね?俺ちょっと行ってきます!」と即座に飛び出してゆきました。
続いて、駐車場にいた建設事務所のトラックと業務車両の2台が続きます。
他方、我々については仲間に四輪というタンコブがついている状態ですので、
状況を説明しつつ、少し経ってからセローさんと2台で急いで現場へ。
蛇足ではあるのですが、駐車場に居た観光ドライバーの皆さんは口々に
「あれ事故?」「いやねえ」みたいな感じで野次馬根性以外は無関心。
湖畔に向かって高そうなカメラを構えていたオヤジもスルー。まあそんなものかよ。と。
ともあれ2つ先のコーナーに到達すると、
道の左側にフロントが行方不明になるほど大破したNinja250Rが。
対向車線にはプリウス?かしら、
右フロントタイヤ及びアーム類が破損してタイヤがあり得ない方向に向いた四輪。
道路の真ん中では、最初に飛び出したライダーさんが、
両手を振り上げて我々を含む通行車両に危険を知らせています。
また、この時点で下ってきたらしい他のライダーも現場の整理にあたっていました。
私は走行しながら破片と事故車両の位置を確認しつつ、
取り敢えずメットのシールドをあげ「ちょっと破片の間抜けます!」と叫んで通過。
『今すべきことは何なのか』を瞬時に考え上方にあるブラインドコーナーの先へ。
路肩にドラッグスターを停めて飛び降りると、
上から下ってくる車両の整理を行うことに致しました。
なにせ、ブラインドコーナーが続くエリアですので、
既に現場で救護に当たっている人間が居る以上は、二次災害を防ぐことが優先です。
私が立った”現場から2つ上のコーナー”から、
”更にひとつ上”にもまたブラインドコーナーが存在しているのですが、
奥多摩周遊をご存知のかたはイメージなされるでしょうが、
そこまでは二輪・四輪を問わずかなりのオーバースピードで下りてくる車両が多い場所。
早い段階で減速させて注意を促さないことには大変危険です。
今思うとマヌケな姿ではありますが、
ブラインドコーナーから飛び込んできた車両が最初に見るのは、
アロハシャツでヒゲダンスを踊る怪しい男。大変奇妙な光景には違いないですね。
反面、奇妙な風体のお陰で注目はして頂けたのは確かで、
1台の爆音ドカティモンスターの勘違い野郎以外は、
車よりスピードが出ている自転車も含めて皆さん応じてくれました。
(ドカモンの野郎は事故現場のすぐ先でUターンして全開でグル珍しに戻りましたっけ。)
先ほど現場を通過する瞬間に、
警察やら保険会社やらに電話をしている状況は読めておりましたので、
そこから警察が到着するまでひたすら交通整理を続けます。
ここで思い出したのは、奥多摩建設所長さんの演説で伺ったようなあのお話。
「奥多摩で事故をおこすと、救急車が来るまでとても時間がかかります」
まさにそうでした。交通整理を続けること50分、
最初のパトカーが到着するも近場の駐在所からなのか警官は1名のみ。
そこから5分、10分としてもう2台ほどパトカーは来ましたが、
1時間経っても救急車は来ず。そういえば場合によってはドクターヘリだとか言ってましたっけ。
奥多摩周遊の麓、青梅方面からパトカーのサイレンが聴こえてからも、
到着するまで延々と周遊道路が続くわけで、かなりの時間やきもきする状況でした。
1時間を優にすぎ、暫くしてやっと頭数の揃った警察官が、
パトカーで上のブラインドコーナーにも様子を見に気ながら我々に
「ありがとうございます~!」なんて声をかけてゆきましたが、
現場の整理が終わり、現場検証が始まるまでは引き続き交通整理を続けることに。
1時間半程した頃、現場のほうから「もう終わりでいいって」と声が聞こえ、
オートバイを途中に置いてブラインドコーナーまで駆け上がってきた我々は舌から姿が見えませんので、
「この2台誰の?」なんて声が聞こえました。となればこちらも声を張り上げつつ戻ります。
現場に戻ると、私のドラッグスターヘッドライトが点けっぱなしだったあたり急いでいたのでしょうか。
周囲に居る皆さんと警察官に「おつかれさまでした~!」と叫び、
この段階で、赤Ninjaのライダーさんが無事に立っている姿を認められましたので、
「大丈夫ですか?お大事に~!」と叫ぶと、「ありがとうございました!」と元気に返されました。
しみじみ思うのは本人がご無事でよかったことですが、
事故の原因については追求しても仕方ないので、
あとは警察に任せてすぐに他のライダーさんと共に現場を離れました。
危なっかしい印象の赤Ninjaにも非はあるのかもしれませんが、
四輪が下りでセンターを割ってくることなんてザラにありますので、
或いはその両方が原因なのかもしれません。色々気をつけなくてはなりませんね。
事故処理に目処が立ち、慌てて駐車場に戻り四輪の仲間にゴメンなさいをしつつ。
携帯も持たずに交通整理をしていたので、
実に1時間半待たされた仲間は若干憮然としていましたが、
事情を説明したらば解ってくれました。「ここからだと全然みえない」とは言っていました。
やむない事情とはいえ旅の時間のうち1時間半をロスした我々は、
当然ながらその後のスケジュールに影響が出ることは明白。
急ぎ足で第二の目的地へ向かいます。
奥多摩駅近くの交差点を曲がり11km。現地に到着です。
場所は 日原鍾乳洞 (にっぱら)。東京都内随一の鍾乳洞です。
長い階段を下りて入り口で料金を支払い、橋を渡ると洞窟へ。
入り口からは白い空気が結構な勢いで吹き出しています。
台風の後に鍾乳洞というと少し不安もありますが、
営業しているという事は問題ないということ。気にせず進みます。
入り口を入ってすぐ、仲間が「寒い!」というので近くの温度計を見ると・・・
10℃ですか・・・。それは涼しいわけです。
案内板によると通年で10℃とのこと、洞窟ならではですね。
意外に広い入り口からのルートを抜け、洞窟内の案内図を確認。
ルート自体は200m、高低差は30mもあるそうでなかなか見応えがありそうです。
案内図にもある通り、
仏教絡みの名称がつけられた特徴的な景観を眺めつつ進みます。
仲間に「三途の川渡っちゃいますね~。ちゃんと六文持ってます?」なんて問うと、
「縁起でもないこと言わないでくださいよ!」と怒られましたが、
どうせその内渡るんでしょうし大して変わらんというものです( ̄ー ̄)。
六文とは関係なさそうですが、
弘法大師の名が付けられたエリアでは通貨型の水盤?が。
うちの無きに等しい庭には不似合いですが、コレ憧れです。
日本全国どこにでもある弘法大師の数ある修行所のひとつだそうですが、
付近の、比較的最近作られた ”水琴” の音色が静かな洞窟に美しく響いていました。
更に進み大きなホールに出るとライトアップがされていました。
様々な色が周囲の岩を照らす空間はなんとも幻想的で綺麗。
暫く光景に見とれたあと、奥に続く階段を登ると ” 死出の山 ”なる表示が。
つくづく縁起でもない名前ですが、死を意識できるってことは生きてる証ですから♪
階段を上り、死出の山の頂上には何故か縁結びの観音様が。
真剣に拝む人の姿を横目に、私の関心は横にある賽の河原へ。
賽の河原といえば 【 親より先に死ぬ 】 という、
宗教家ならざるとも絶対にやってはいけない、生物としての非道を贖う場所です。
ライダーなんてやってると明日はわが身でもあり、
また、つい先ほど大事故を目撃してきたばかりもあって色々思うところがありました。
精々永遠に続く石積みに身を落とすことのないように気をつけたいです。
ただ、ここの賽の河原は、既に鬼が来て崩したあとのようですが・・・
或いは積まれていた石を、観光客の姿を借りた畜生が崩したのやもしれませんね。
死出の山から生還した我々は、階段横にある 十二薬師 へ。
ここも明治期の人の業が顕れた場所のひとつですが、
現代人の人の業として、岩壁一面に一円玉が貼り付けられておりました。
色々複雑な気分になりつつ、洞窟を折り返して ” 新洞 ”なるルートへ。
新洞はほぼ垂直に登る高低差30mの階段をひたすら上り、
そしてまた30mを下りてくるという大変しんどいルートですが・・・
通路が狭く、他の観光客が後ろから迫っている状況では写真は撮れませんでした。
それ以上に昇降がキツいことが最大の印象でしたけれど。
10℃ながらも汗だくになりながら(湿度は95%以上です)鍾乳洞を出ると、
朝にパーキングエリアでおにぎりを食べただけの我々はかなりの空腹状態。
いよいよタマランということで、事前に相談してあった食事処へ向かいます。
青梅街道に戻り、暫く走ってから川井の駅の辺りを再び山方面へ。
〔 なかい 〕 さんに到着です。
ここはテレビなどでもよく取り挙げられる有名な釜飯屋さんですが、
古民家を改装した建物が雰囲気満点の場所です。
休憩時間直後ということもあり、
運よく滑り込んで待たずに入れた我々は勢い余って多めに注文( ̄ー ̄)。
出来上がるまでは盆栽でも眺めて穏やかに待ちます。
『赤松・・・?マツタケでも生えるのかな』
なんて下らないことを考えていると、最初の料理が運ばれて来ました♪
山なのでキノコ!
我ながら安直だなあとは思いますが、キノコのバター醤油焼き大好きです!
〔 しもふり茸 〕 なるメニューですが、スーパーの霜降り平茸とは違う印象です。
奥多摩と関連性があるかどうかは不明です。
続いてこちら。
とろろ もり蕎麦!
”もりそば”と”ざるそば” の違いを ”海苔の有無”だけだと思い込んでいるとアレですが、
まあ正直どっちでもよい気も致します。
比較していないので、同じくメニューにあったざるそばとの ”汁の違い” は不明です。
そして最後にメインディッシュ。
山菜おこわ セットですヽ(´▽`)ノ。
おこわと水炊き、刺身こんにゃくに古漬けの漬物。あとは餡子のおまんじゅう。
以前ここに来たとき以降3ヶ月ぐらい水炊きにハマった時期がありましたが、
水炊きも美味ながら、ちゃんと直前に炊いているおこわもとても美味でした♪
流石に3品も頼むとおなかもパンパンでございますが、
今日はドラッグスターで来ておりますので、腹方面は問題なし。
我々の注文品が到着して程なく満員になった人気店を後にし、
青梅街道を一路東へ。渋滞情報を確認してから青梅IC経由で圏央道に入り、
渋滞していた中央道を八王子JCTからスルーして厚木PAへ。
八王子近辺のトンネル事故で難儀した以外は問題ありませんでしたが、
厚木PAで軽く休憩した後は、本格的な休憩にと東名から海老名SAへ立ち寄りました。
海老名でスタバの難しいメニューで喉を潤し、
(なんとかかんとか、そしてまたなんとかフラペチーノ)
何故か海老名で静岡辺りのワサビ系の御土産ものを購入し、
渋谷線から大橋Jct経由で湾岸へ。
解散前の最終地点として、出発と同じライコランド東雲店前に到着。
最近、築地から移転するのしないので話題の 豊洲新市場 も程近く、
お台場にも近いこのエリアは、
一般庶民ではおそらく住むことのないであろう高級高層マンションが林立しています。
そんな高層マンションの足元で名残惜しいながらも別れの挨拶を済ませた我々は、
日付が変わる少し前位に各々の自宅へ到着。
色々とあった奥多摩ツーリングも無事に終了。
なにやら印象的なツーリングとなりましたが、
今後別の仕事に就いてゆくセローさんとは丁度いい遊びの時間となったのではと思います。
ドラッグスターにはトリップメーターが1つしかありませんで写真は御座いませんが、
GPSロガーによると今回の走行距離は 【 372.10km 】でした。
これから秋の本格ツーリングシーズン到来ですが、
皆様もぜひとも交通事故にはお気をつけてお出かけになってくださいませ。
それと、奥多摩でコケると救急車がこないので本当に恐ろしいですよ。
普段の7割ぐらいが丁度イイかと存じます( ̄ー ̄)おぢさんとの約束ですよ~♪