10時から、坂出市林田町3011
総社神社にて、
立命館大学白川静記念 東洋文字文化研究所の先生により、漢字がどのように生まれてきて、どのように変化をして現在の文字になったのかという研修会に行って来ました。
坂出市林田町にこの神社があることは知っていましたが、こうして訪れたのは初めてでした。
古代日本の国司にとって、着任後最初の仕事は赴任国内の全ての神社を巡って参拝することであり、平安時代に国府の近くに総社を設け、そこを詣でることで巡回を省くことが広まり、そのため総社は一般に国府の近くに置かれたそう。
境内にある、御神木の梛の木。
昔、戦火のため二度も御本殿が消失したそうで、その折二度とも御神体はこの梛の木(なぎのき)に遷座されていたとの言い伝えがあるそうな。
ではまず御本殿にて正式参拝を。
そして神と文字、漢字の歴史の研修です。
約4700年前に中国・黄帝の書記蒼頡(そうけつ)が鳥や動物の足跡を見て作った甲骨文字が生まれ、次に約3000年前青銅で作った器に文字(金文)が記され、約2500年前には篆文(てんぶん)と変化していったそう。
更に、隷書、楷書へと。
で、先生を囲んで昼食タイム。
料亭 二蝶さんのお弁当、いとうまし~
今日の空は黄砂がなくて綺麗な青空でした。