私: 先週の日曜日にアソコの店で買ったアレさぁ、アレ、ドコに片付けたぁ?
妻: ??? お父さんしっかりしてよ!ドコの店よ?ドレのこと言ってるのぉ?
私: ホレホレ、えーと・・・。アレよアレ。アレだってばぁ。
妻: あーアレね。アレならソコの箪笥の下から2番目の引き出しに入れたわよ。
これを、「さ~すがぁ!アレとソコでわかっちゃうんだぁ!」と喝采するか、「おいおい、あそこもそろそろあぶね~ぞ!」と我が身に照らして学習材料として活用するかで、その人の年齢が推し量れるというものです。
すれ違いながら笑顔で挨拶したものの、誰だったか名前が浮かんでこない。テレビで往年の名画をやっているが、有名な主演男優の名前が出てこない。
永い期間人間やっていると、この手の経験は日常茶飯事で、みなさんにも同じような経験があると思います。単なる物忘れなのか、認知症の始まりなのか。微妙な分かれ道の簡便な見分け方があります。
名前を思い出すまで、記憶を呼び戻す作業をあきらめず続ける。→単なる物忘れ。
思い出す作業を「ま、いいか」と途中であきらめ他のことを始める。→要注意!!
「アレなんてったっけ?ほらアレよアレ!」、「誰だったっけなぁ。名前ここまで出てるんだけどなぁ・・」、「名前忘れちゃったけど、ホラ良く見かけるアレだよアレ!」等々。
話題にしている人・ものの名前がサッと出てこない。英語圏の人もこんな悩みにぶつかっています。
私: I will pick up the fixed computer tomorrow morning, Boss.
ボス: OK, you do that, will you? Don’t forget to bring that, ehhh, ehhh, ehhh, whachamacall ehhh, with you, Sanzo.
私: You mean, the peripherals, right? Boss?
ボス: Yeah, that’s the thing, Sanzo. Peripherals.
会話の中では、私の耳には「ウッチャマコール」「ワッチマコール」と聞こえ、英語を聞いているとは思えなかった感じがした記憶があります。「内山コール」とも似た発音と言えなくもありません。
whatever you may call it が原型との説明をどこかで読んだ記憶があります。