ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

他業自得

2023-06-25 01:23:56 | Culture
自業自得は自分の行いが自分に返ってくること。

良いこともあれば、悪いこともある。

自分が行ったことが返ってくるのが、自業自得。

世の中、他人が行ったことが自分に返ってくることのほうが多いです。

それを、他業自得と呼んでいます。


どんなに自分が精魂込めてものを作り上げても、関連する人の手抜きや勘違いによるミスで、失敗する。

ものでなくても、イベントやスケジュールや会議やサービスの先端など、多くの人が関連する出来事のフロントエンドでミスが発生すると、全てが台無しになる。

そういったミスを起こさないように、システムを作ったり、教育をしたり、場合によれば責めたり褒めたりしないとならないわけですが、これが非常に難しい。

レベルが違いすぎると、簡単にハラスメントになる。
自分からの働きかけもあるけれど、他人からのやっかみやいじめも発生する。
精神的な負荷も大きいし、経済的な損失も激しい。

そのリスクを減らすためには、究極には場所を変える、環境を変えるなど、自分が身を置く組織や文化そのものを変えないとならない。

組織全体の意識文化を変えるより、圧倒的に自分の身を移す方が、コストと時間が少なくて済む。

最も端的には、自分で仕事を起す、起業が解決策としてわかりやすい。
しかし、サラリーマンとは違う技能が必要になる。

人の機微や社会の変化を柔軟に捉えて、即座に対応していく能力が求められる。

柔軟に交渉を行っていくコミュニケーション能力のほうが、圧倒的に重要になってくる。

損失を減らし利益を得るための金銭感覚も必要になる。

一つ所の物事だけにこだわり続けていられるサラリーマンとは、違う能力になる。


他人を巻き込むということ。

他業自得の張本人となりうる。

リーダーになってしまう場合、他の大多数を巻き込んでいくことになる。

会社の事業主には、それこそ多くの責任が降りかかる。

労働者の生活や職場環境やモラルの維持も行っていく必要がある。

全く面倒ですね。

でも必要となればやっていく必要があるわけですよ。

誰とともに過ごすかは、とても重要な要素になります。

しっかりと、ダメなことにダメだと判断し続ける判断能力も必要になる。


どこに行くかは重要な要素ですが、日本だけにいてはだめだとは思う。

日本は世界の中で本当に特殊な文化です。

そこに適合するのが正解だとは思えません。

世界に向かわないとならない。

言葉だけでは得られない、五感による知識によって、瞬間的に善悪を判断する必要がある。


ニュージーランドのホームステイ先のホストファミリーは本当に暖かかった。

他の国ではそうではない人もいた。
もちろん日本でも、ダメな人もいれば良い人もいる。
人種や文化ではない。個々人の特性だ。
残念ながら、身内の親族や兄弟姉妹が善人とは限らない。
友人や職場の上司先輩同僚もしかり。

自分の行いや態度でも、他人の対応は変わる。

自業自得でもあり、他業自得でもある。

何が良くて何が悪いかを決めるのは、結局のところ自分自身。
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