五ゲン主義とも言われる表題。
これは全て揃った上で、しっかりつながってなければならない。
現場現物現実でしっかり行ってすべての感覚で感じること。
人の培った文明で長く用いられている原理原則で物事を考えること。
どっちか片側だけでは使い者にならないし、それがしっかりと結びついてなければ、やはり使い者にならない。
自分から赤信号に突っ込んで、
「向こうが突っ込んできた」
と言い張る人に、真っ当な論理が通用するだろうか?
運転免許制度ってなんのためにあるのか?
赤信号は別に交通法規に限ったことではないですよ?
地球上のある高さでものを離せば、重力加速度9.81m/s^2で加速しながら落ちる。
「そんなことありえない」という人に、バンジージャンプ装置の安全設計やら、ジェットコースターの設備保全やら、飛行機や航空機の設計保守点検などさせられない。
ハンマーで手を叩けば場合によれば骨を粉砕骨折して、最悪壊死して切り落とすこともあり得る。
カッターで頸動脈を切断すれば死ぬ。
それ以前に痛いのだけど、それさえも経験していない人には全くわからない。
生のかぼちゃの皮を包丁でむく。
まぁざっくりと指を切ったことがある。
出血は止まらない。
少しレンジで温めて柔らかくするか、そもそもむかないという選択が必要と学ぶ。
そんな当たり前すぎることも、
現場現物現実を知らない人
原理原則を知らない人
それらを知っていても結びついていない人
には理解できない。
そういった人に仕事を任せられない。
それらを知らずに指示だけ出す人もいるのだけれど、現場の危険をそもそも知らないので、実際に事故も怪我も起こる。
法を犯し犯罪にもなる。
基本的な労働災害は、無知によって発生する人的災害です。
残念ながら、五ゲンを知らずに結びついていない人たちと対等に話すことはできない。
そして残念なことに、世の殆どの人は五ゲンを知らないし結びついていない。
ワイドショーとかね、もう何も理解してない情報ばかりで。
現場現物現実も知らないし、原理原則も知らない。
それで無理やりそれらの情報を結びつけようとする。
その情報を鵜呑みにすれば、それは失敗が多くなる。
その場限りの結論なので。
そんな話をしている人を見ても、苦笑いはするけれど、積極的に論破しても意味がないこともわかる。
ひどい癇癪を起こしたり、まぁ裏で悪口を言うぐらいのことはするでしょうね。
積極的ないじめなども始まる。
相手にせずに離れて距離を置くのはそのような人たち。
お互いにそう思ったら、あえて友達とか仲間を続ける必要はないと考える。
全く生産性のない無駄な争いが起こるだけなので。
論理で理解できない場合、人の判断基準は感情になる。
元となる論理が成立していないのだから、感情のみでしか判断できない。
ただただ、怖い状況ですよ。