抜歯後の出血

　歯を抜いた後の出血への対処は、歯肉の状態や全身の状態により異なってきますが

　多くは圧迫することにより止血するのが一般的です。
　

　ですので、歯を抜いた部位に滅菌したガーゼなどをあて軽く口を閉じて
　止血するようになります。
　

　ある程度滲んできますが、通常ですと30分くらいで止血されます。



　歯肉の状態によっては糸で縫ったり、止血を補助する薬を抜いたところに入れる
　などして止血を促します。
　

　
　

　また、全身疾患の点で血液の流れをよくする薬（血液抗凝固剤、血小板凝集抑制剤）
　例えばワーファリン、バイアスピリン、バナルジン等を飲んでいたり、内臓疾患が
　あり、血が止まりにくいことが考えられる場合などはあらかじめ糸で縫うことになります。
　
　

　山形県　米沢市　笹生歯科医院　副院長のKazuyoshiでした。　
　　
　抗凝固剤と抜歯
　下顎管