岩手での勤務医時代をつぶやく
理論も必要だが、なにより手先の動きが大事な歯科医師というこの職業。
(もちろんどちらも大事ですよ)大学では多くの患者さんに触れ合う機会が少ない
かな、と思い、大学の部活の先輩の勧めと、「多くの患者さんに接したい」その思
いがあり開業医へ勤務することに。大変な日々でしたけど、歯科医師として、そし
て、社会人として大切なことを学んだ勤務医時代をつぶやきます。
O歯科クリニックに勤めて4年目の頃、研修医施設になっているO歯科
クリニックに研修生がやってきました。この頃は同期で入ったS先生が
開業のため群馬へ帰り、私が退職するのも決まって後釜の歯科医師二人に
引き継ぎをしていた頃でした。
そこへ研修生としてやってきた、まじめなI君。
技工室に石膏を注ぎに行くと、
I君 「Kazuyoshi先生! 蛇口ひねると手に電気が流れるんですけど!」
「
ビリッときたんですけど!」
私 「ふ~ん
?んなわけないじゃん」 ←素っ気なく
I君 「いや、ホントですって!」
「試してみてくださいよ~」
私 「ホント~?? そんなわけないでしょ~。」
水場に左手をつき、右手で水道をひねると
私 「!!(: ̄□ ̄)
おわっ」
「ホントだ・・・。なんで?」
ここで何か原因がないかいろいろ話したところ・・・・
I君 「そう言えば、石膏を流すバイブレーターに石膏がついていたんで
さっき水で洗ったんですけど。」
私 「それだよ・・・・(; ̄Д ̄) それ。」
電化製品丸ごと洗っちゃダメよ・・・
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。