いつもの職場の教養からの引用です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Kさんは運送会社に勤務して15年になります。中学生から始めたサッカーを、
現在も社会人リーグに所属しながら続けています。
激情型の性格のKさんは、試合中、チームメイトのふがいないプレーに声を荒げて、
叱り飛ばしていました。
「チームは自分の叱咤激励によって強くなっている」という自負心もありました。
ある日の試合で、Kさんは左足の靱帯を損傷し、全治4ヶ月の診断を受けました。
その後「自分がいないことで、チームはだいぶ苦労しているだろう」松葉杖を突きながら、
試合を観戦しに行ったのです。
そこで目の当たりにしたのは、イキイキとプレーしているチームメイトの姿でした。
Kさんの叱咤激励は、皆を萎縮させていただけなのでした。
職場でも同様でした。誰よりも仕事を頑張るあまり、先輩後輩に関係なく
仕事のミスを容赦なく指摘していたのです。
Kさんは自分一人の力だけでは何もできないと、気づかされたのでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自分、これと同じような経験したことありますね。
ちょうど大学4年生でアイスホッケー部のキャプテンだった頃、前キャプテンの意志を引き継ごうと
目標としてた大会での優勝をめざし、自分に厳しく他人に厳しくしてました。
激情型というか・・・視野が狭いというかこれと決めたら譲らない私ですから
叱咤激励はもちろんで自分がこのチームを強くしなきゃという思いがかなり強烈でした。
そんな自分の思い込みについてこれる新入生は多いはずもなく、10人いた新入部員は
シーズンに入る前の陸トレの段階で4名に減り(後に3名になるのですが)
既存の部員からも不満がかなり出ていたようです。不満が出ていたことは自分は知るよしもなく
同期の部員がかなりフォローしていたのは間違いありませんね。
そんなとき本格的なシーズンに入ったとき自分は左足を怪我してしまい松葉杖になったのです。
その後は自分がいないほうがどこか上手くいっているような感じを受けたのを覚えています。
まさに私の叱咤激励はみんなを委縮させていただけ・・・だったのだと思います。
ついてきていると思っていたのは、実のところ周囲のフォローがあったから。俺の力じゃない。
のちに自分は鬼軍曹と呼ばれていたことも知ったのですが、
いやぁ残念ではあるもののいい経験をさせてもらいました。
リーダーにもいろんなタイプがあると思いますが、まぁダメなキャプテンでしたね。ダメキャップ(笑)
怪我をしなければずっ~と分からなかったかもしれません。
猪突猛進もときにはいいですが、客観的に見る目も併せ持ちたいですね。写輪眼とか・・・
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。
伝説
今はね・・・