ガソリン・石油製品、ようやく回復傾向 酒田、塩釜から出荷徐々に
東日本大震災から2週間近くがたち、停滞していたガソリンなど石油製品の県内物流はようやく
回復傾向を見せ始めた。昭和シェル石油が24日、他社と共同利用している宮城県・塩釜油槽所か
らの出荷をスタートし、西日本などから追加投入されたタンクローリーも東北地方で稼働。県内
向け流通量は依然制限され、入荷状況に不安定さや地域別の温度差はあるものの、入荷のめどが
立たなかった震災後の状況は改善に向かっているようだ。
東北地方への供給回復に向け、石油メーカーは備蓄燃料の放出、タンクローリー約300台の投入
などの措置を講じている。JX日鉱日石エネルギーは21日に根岸製油所(横浜市)の操業を再開
し、燃料を積んだタンカーが同日から塩釜港に接岸。コスモ石油は火災に遭った千葉製油所と福
島県の郡山、小名浜両油槽所の在庫分出荷を23日、昭和シェル石油は塩釜油槽所から本県内陸地
方などへの出荷を24日、それぞれ始めた。
「酒田や塩釜、郡山油槽所から東北地方内陸部に流通させており、徐々に改善してきている」と
コスモ石油。昭和シェル石油は、東北地方のガソリンスタンド(GS)営業率が23日現在、約7
0%まで回復しているとし「塩釜からの出荷開始で配送時間が短縮され、輸送量の大幅な増加が
実現している」と話す。
宮城県側が機能しだした状況を受け、被災地に集中していた輸送の流れは、タンクローリーの追
加投入などで徐々に東北地方全般に拡散。山形県内では、入荷量が震災前の半分程度に制限され
ているものの、前日に翌日分の入荷状況把握ができつつあるなど、回復傾向を実感する声も聞こ
えるようになってきた。
庄内地方のある事業所には、西日本の車両ナンバーのタンクローリーが入っており「24日は満タ
ン給油で営業した。入荷は順調になってきている」。村山地方の事業所は、置賜の店舗では給油
待ちの車列が24日はなかったとしながらも「山形市と周辺は混雑している。全ての店舗で営業は
できないが、塩釜から燃料が入るようになり、徐々にだが先が見えてきた」と話す。
ただ「塩釜からの入荷もまだ不安定で、予定していたものが届かないこともある」(置賜地方の
GS)「全然入荷しなかった先週よりはいいが、まだ入ったり、入らなかったり。相変わらず給
油待ちが多い」(最上地方のGS)といった温度差も残っている。
2011年03月25日 09:22
山形新聞
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だいぶガソリンの流通が回復してきた?ようですね。
今後ガソリンが少なくなってきた場合・・・
ガソリンの代わりに電気自動車、ガソリンと電気のハイブリットカーとありますが
ガソリンを使用しないなら電気自動車の普及がいいんでしょうが
今回の原発の件・・・原発の存続が難しい今、今後の電力確保はどうなっていくんでしょう。。。
電気のみの自動車は難しくなるのかしら・・・
ハイブリットが主流になるなら、やっぱりガソリンは必要なわけで。。。
やっぱりここは水素自動車の登場・・・??
これから頻繁に計画停電もあるならばエアコンや電気ストーブより灯油ストーブの方がいいような・・・
オール電化もかえって困るような・・・
未来はどこへ向かうのでしょうか・・・
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。
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