ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

ネバネバ唾液とサラサラ唾液

2007-05-31 20:24:35 | 歯について
 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiです。


 大学2年生のときでしたかねぇ、交感神経と副交感神経に関連して唾液の
分泌量を調べる実習をしたのを覚えています。


 唾液は交感神経が刺激されると粘っこい唾液が、副交感神経が優位だと、
さらさらした唾液が多くでるんですねぇ。

交感神経が刺激されているとき・・・それは緊張状態にあるときです。心拍数は
高まりドキドキし、血圧が高まります。口の中はカラカラです。

副交感神経が優位なとき・・・それはリラックスしているときです。胸の高鳴りは
落ち着き、胃液や、唾液の分泌は高まります。




 実習の合間に、今日の内容を理解しているかどうか担当の先生から
口頭試問があり、何問か答えたところで、

先生   「んー じゃぁ、君はいま交感神経と副交感神経どっちが優位かな?」


私    「えーっと、副交感神経です」 


先生   「リラックスしすぎだろ・・・」 


私    「(゜▽゜;)す、すいません。交感神経です


      口の中カラカラでしたぁ

1.5㍑ ペットボトル

2007-05-31 13:05:39 | 歯について
 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiです。


 唾液は1日にどのくらい分泌されていると思いますか?

 なんと、1日に1.0~1.5リットルもでているんですよ。あの、大きい
1.5リットルのペットボトルを想像してください。すごいですよねぇ

  
  唾液は大きな唾液腺と無数の小さな唾液腺からでています。
大きな唾液腺は耳下腺、顎下腺、舌下腺、の3つです。小いさな唾液腺は、
唇の内面や頬の内側、口の内面全体に無数にあるんですねぇ。

 唾液の成分には、人が健康で、快適な生活を送るために必要な様々な機能
があります。主な唾液の機能には、抗菌作用、粘膜保護作用、ph緩衝作用、
歯の再石灰化、消化作用、自浄作用などで、なくてはならない存在です。

 
唾液の分泌
 



指導の手段 失う教育現場

2007-05-30 21:56:45 | 日常
 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiです。


 失う教育現場
 
 「先生も生徒も平等だろう」

 荒廃した教育現場をリポートした『公立炎上』(光文社ペーパーバックス)
の著者で、現役高校教諭の上田小次郎さんは数年前、たばこを吸っていた生徒
に注意した学年主任が、そう反論されたことが印象に残っているという。言う
までもなく未成年には許されないこと。だが、納得できる説明を求める生徒側
と問答が続いた。

 「注意されてもなかなか自分の非を認めずに『指導法が悪いから』『そんな
に怒らなくても』と反論してくる。教師の、大人の権威は薄らぎ、生徒たちの
平等意識は強くなっています」と上田さん。反論の余地を与えないために、現
場の教師は生徒を叱(しか)る際、これまで以上に気を使う。女性教師は、髪
の色や化粧もできるだけ地味にするよう神経を磨(す)り減らすという。

 小学校の現場からも、類する声が漏れ聞こえてくる。

 目の前で教師が率先して掃除を始めると、以前なら「先生がやっているから
やらなきゃ」という子供が大半だったが、最近は「先生がやっているからいい
や」と傍観する(神奈川、高学年)▽授業中に教室を離れようとしたので注意
すると、「先生だってやっているじゃないか」といわれた(東京、高学年)…。 



 産経新聞からの一部抜粋ですが、うーん 
いったいどこまで平等になればいいんでしょうか・・・
平等の意味がなんだか少しずれてるような気がします

 
 いいことも悪いことも

あの先生じゃない先生

2007-05-30 05:36:29 | 勤務医時代
 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiです。

 岩手での勤務医時代をつぶやく

 理論も必要だが、なにより手先の動きが大事な歯科医師というこの職業。
(もちろんどちらも大事ですよ)大学では多くの患者さんに触れ合う機会が少ない
かな、と思い、大学の部活の先輩の勧めと、「多くの患者さんに接したい」その思
いがあり開業医へ勤務することに。大変な日々でしたけど、歯科医師として、そし
て、社会人として大切なことを学んだ勤務医時代をつぶやきます。

 
 盛岡で勤務していた歯科医院は歯科医師は 院長 S先生 そして私の3人
でした。S先生とは同期で、大学入学から卒業、そして一緒に働こうかなんて
一度も相談したことないのに就職も同じ歯科医院運命を感じますねぇ

 
 複数の歯科医師が働いていると、当然ですが、O歯科クリニックですので、
O院長に診て欲しくて患者さんは来院するわけです。ですが、患者数が多いと
当然一人では満足に診れなくなってしまいます。そこで、勤務医の登場にな
るわけです。

 患者さんも通院回数が増えて、他の歯科医師がどんな先生なのかだいたい
わかってくると、待ってもいいから「院長に診てもらたい。」と希望する方
が中にはいらっしゃいます。事実そうでした。
 勤務医である私が治療した次のアポイントの際に、

カルテに「院長希望」

 うーん。ショックです。初めは仕方ないな・・・だって院長だもん
そう思っていましたが、さらなるショックが起こります。

 それは・・・
「院長が忙しくて診れない時は、あの先生(私)ではない先生(S先生)で御願いします」

 これはショックです。同期なのに・・・ 

思えば、「だって院長だもん」これがいけないんですねぇ。「代診だけど
院長よりあの先生に診てもらえますか?」と言われるように勉強し、治療に取
り組み、患者さんに接するようにしなければいけないのに、それをしなかった
から同期のS先生と差がついたのでしょうねぇ。

 患者さんからみれば1年目であれ、2年目であれ歯科医師というプロ。
その気持ちがあるかどうか・・・見抜かれたんですね。

 今もよい教訓です 

金属アレルギーについて

2007-05-29 23:15:14 | 歯と全身疾患
 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiです。



 金属アレルギー。アレルギーの種類としては遅延型といって金属に接してから
すぐに症状がでるわけではありません。歯科では多くの金属をお口の中に使うこと
はご存じだと思います。ただ、この金属が口の中でイオン化して溶け出し、その
結果アレルギーへとつながようです。

 症状は口内炎、口角炎、舌炎、全身性接触皮膚炎、掌蹠膿疱症(しょうせき
のうほうしょう)と様々で、内科、歯科、皮膚科と、いろんな角度から検査や
治療を受ける必要があると思います。

 私が歯科に携わっていて金属アレルギーの方にあったのは勤務医時代に
1名だけでしたが、実際はもっと多いのかも知れません。その方は、お口の
中の金属を除去し、すべてセラミックにかえることで解決しましたが、
症状の程度の差により長期にわたり皮膚科、歯科、と連携をとって行かな
ければいけないこともあると思います。

長幼の序

2007-05-29 07:46:42 | 日常
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiです。



 長幼の序とは「年長者と年少者の間にある一定の秩序」のこと。


 人間関係の不全

 大学に入っても、先輩は尊敬すべき存在でしたし、社会にでて勤務した盛岡の
歯科医院では私より年下でしたが、社会人として先に働いていたスタッフは尊敬
すべき存在でしたねぇ。
 
 尊敬するのに年上、年下といった年齢は特に重要ではありませんが、年上の
方を敬うという気持ちを持つことは、当然必要ですよね。

 
 いまの時代、関係を築くことが難しくなってきているんですねぇ。
 
 

 

すべては自分か・・・

2007-05-28 21:14:22 | 日常
 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiです。

  
 自分自身が、「患者さんのためにいい治療をしたい」
スタッフにも、「患者さんにいい応対をしてもらいたい」
 そして、実際に頑張ってくれることにありがとうという気持ちをもっています。
 

 そう思い、日々診療に取り組んでいて自分を見失うことがあります。

自分が変わらなきゃ。何も変わらない。

優しくされたかったら優しくする。

いやなことされたくなかったらいやなことしない。

感謝して欲しかったら周囲に感謝する。

 自分がスタッフにいってきたことですが、難しい・・・

 とても難しい・・・

 スタッフに変わって欲しいからアレコレと口すっぱく言ってきたことです。

 しかし、自分はできていると思ったが、できていないのは自分だったとは。

自分が変われば周りが変わる。

 すべては自分が原因。すべては自分か・・・

 
 

コンクリート流し込み

2007-05-28 21:13:47 | 医院ができるまで
 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiです。


 
   

 コンクリートを流し込んでいるようです。

 固まるまでにどのくらいかかるのかな?平らになるようにヘラ?でなめらかに
しているみたいですねぇ

 作業しているうちに固まってしまうということはないんでしょうが、生コンクリ
が注ぎ込まれている中で、足をとられることもあるのかな・・・
  

体育会系

2007-05-26 07:03:00 | スポーツ
 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiです。



 最近「ホームページみたよ」のあと、「おもしろいよね」と言われるのですが
求人の覧の「体育会系の部活で一生懸命取り組んでいた方」の一文が目を
惹きつけるとのこと。 



 高校ではグランドホッケー、大学ではアイスホッケーをしていた私。
とにかく、一生懸命でした。(勉強は?と聞かれると困りますが・・・

この部活動を通して得た物はかなり、大きかったなぁと思います。勝つために
という共通の目的のもとで、練習が苦しくても、互いを励ましたり、互いの欠点
をいいあって改善したり、誰かの足りないところを仲間が補ってくれていたり・・・
と、互いに磨きあい、助け合うそういう環境に身を置くことができていてよかった
なぁと思うのです。

 もし、そういう環境ではなく、なあなあの仲良しクラブであれば、勝っても
本気で喜べず、負けても悔しい・・・という思いはこみ上げず、へらへら笑っ
ていたかもしれません。本気で、全員で取り組んだからこそ勝ったときに心から
うれしいですし、負ければ心から悔しい!と泣くこともできるんだと思うんですねぇ。

 少し前の、いや、かなり前の話しですが、冬の高校サッカー選手権で、勝利して
喜べるのはそれまでに、努力してきたからなんです。負けて悔しくて涙するのは
頑張ってきたからなんです。これからは高校野球も始まりますが、選手が輝くのは
一生懸命だからなんです。観ている人が応援したくなるのは一生懸命だからなんで
す。なにも、運動部にかぎったことじゃありません。合唱部、吹奏楽部、といった
文化部だって同じ事です。ようは気持ちが体育会系ということでしょうか。チーム
のために、自分自身の向上のために、一生懸命に目の前のことに取り組めることは
すばらしいことだと思うんです

仕事だって同じです。目の前のことに一生懸命になれる心をもつことって大事なんです。


そう思いませんか?