直島探訪も、いよいよ最終回です。
ベネッセハウスより、車で10分余りで、本村地区に着きます。
そこで「家プロジェクト」が展開されています。
「家プロジェクト」とは、本村地区に残る民家を修復、保存しそこで
現代美術作家が、作品を制作 展示することで、
古い民家の空間を現代に甦らせようというものです。
そこには、角屋・石橋・はいしゃ・ピンポンギャラリー・
旧床屋・などと名付けられた民家があり、それぞれに作家が表現をしています。
私は、今回楽しみにしていた千住 博さんの絵がどんな空間の中に
展示・表現しているのか興味深深でした。
和室の中や掛け軸になって飾られていました。
大変カラフルで綺麗ですが、和の空間とモダンに溶け込んで
身近には見たことのない演出でした。
中でも一番良かったのは、蔵の壁一面に滝の絵が描かれていて、
自然光だけの光の中に薄ぼんやりと写し出された滝が、真っ黒の床に
反射して写る様子が幻想的でした。
眺めながら直島を後にしました。
こうして、日帰り旅行は終わったのでした。
40うん歳のおばさん達はちょとした刺激を頂き、また明日への活力にしたのです。
40半ばにもなれば、子供達もそこそこ手もかからなくなり、
老後に向けての人生設計も少し考え始めます。
主人と仲良く遊ぶことも良し・・・でも私だけでも遊べる術も今から考えておかなくては・・
遊んでくれる友は大切に・・・
又一緒に遊びに行ってね。
お福さん