さしこうスタッフブログ

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土曜の一曲23

2007年02月10日 | 音楽

世はデジタル全盛の時代ですね。音楽を聴くのは『CD』が常識ですが

ずい分前ですが、私達の青春時代は『レコード』でした。

回るレコードの上にそーっと針を落とし、ぱりぱりという小さな雑音の中、

音が聴こえるまでの緊張感は、今の便利なデジタルの世界ではあじわえない

懐かしいアナログの魅力というものでしょうか・・・。 本当に良いものです。

でも、レコードは、素晴らしいリスニングルームであるマイカーの中では

悔しいかな聴くことができません。

先週のある日、でもどうしても、車の中で聴きたくて聴きたくて、

『レコード』を持っているのに勇気を出し、3000円で買った『CD』がありました。

 

それが今日紹介するこの曲、 ブルース・スプリングス・ティーン

               『 明日なき暴走(Born To Run) 』1975年 です。

 

11_2  この曲を聴くとその当時の情景が思い出されるのです。

 なんとく、無性に聴きたくなりました。 

 あまりにも、このアルバムでブレイクしたので、

 デビューアルバムかと思いきや

 三枚目のアルバムだったのですね。

ブルースの事をいまさら紹介するまでもないと思いますが

彼のこと無しでロックは決して語れません。

大友康平・佐野元春・尾崎豊・を足した様なものです。

矢沢栄吉・長渕剛でさえあこがれていたというブルース。

ボス』と呼ばれている彼、男から見ても、かっこよすぎです。

 

明日なき暴走(Born To Run)』ですが、

本人が「僕はあのアルバムで、ディランのような詩を書き、

スペクターのようなサウンドを作り、デュアン・エディのようなギターを弾き、

そして何よりもオービソンのように歌おうと努力した」と語ったように

ロックン・ロールの歴史が詰め込まれた大傑作である。

 

2_18 とにかくアルバムすべての曲が、

 涙が出るくらい素晴らしいのである

 とくに「明日なき暴走」は無茶苦茶かっこいいナンバーです。

 少し汗臭い感じはしますが、エネルギッシュな息遣いと叫び声は

 同姓ながら惚れ惚れします。

ウィ・アー・ザ・ワールドの収録の時も風邪をひいて熱があるにもかかわらず、

参加し、2パートを情熱的に歌いあげた映像は今でも脳裏から消えません。

とにかく、私は彼が世界一のロックン・ローラーだと思っています。

素晴らしき兄貴、永遠なれ・・・。

                              アップルくん

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