ウォールナットはオーク、マホガニー、アッシュと並ぶ
ヨーロッパ家具の四大銘木のひとつ。
1660年頃ヨーロッパの家具市場でイギリスデザインや
ウォールナット種の製品が圧倒的な人気を独占していたため、
家具の歴史の中では「ウォールナット時代」とも呼ばれていた。
厳しい寒さのもと時間をかけてゆっくりと成長するため、
硬く粘りのある材質を持つ反面、
軽量で扱いやすく、加工性や塗装性にも優れている。
また、加工後の狂いが少ないため、かつては飛行機の
プロペラに使われたことがあるほか、米国大統領の指揮台や、
米国最高裁判所のベンチ、現在でも
ライフルの銃床や楽器(ピアノなど)にはこの木が使われている。
「家具材のロールスロイス」とも呼ばれ、
テーブルやキャビネットなどの家具や高級な外国車の
ウッドパネルなどに使われる最高級材として、
世界中から最も高い評価を得ている。
その柔らかな色みと風合いは、無機質な素材で囲まれた空間さえも、
やさしい印象に変えてしまう力がある。
とても美しい木材である。
当社に現在展示してあるウォールナット材の家具達。
ダイニングボード
ぜひご覧下さい。
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