生活

とりとめもなく

鬼畜

2015年08月05日 23時12分52秒 | 読書
最近まで読んでた本

誉田哲也の「ケモノの城
これ面白かったなー
北九州で2002年にあった信じられないくらい残虐な監禁殺人事件が元ネタになってるのでホントにホントにひどい読むのが嫌~になるような話だと思ってたから、なかなか手を付けられずにいたが、読み始めたら面白くてすぐ読み終わった。北九州の監禁事件というのはあまりに酷過ぎて当時報道規制されたらしいのでよく知らなかったが、5年くらい前に別の事件(福岡内妻一家4人殺人事件)を調べてたらたまたまこっちがひっかかって、うわー知れば知るほど酷いな…と思ってたんだ。なんていうか…どんな悪人でも最低限はあるだろうみたいな心すらまるでないというような犯人なので…
この小説のなかでもじゅうぶん酷いことが起きてるが、実際の事件はもっと酷いから、なんていうか…気分が悪くなるみたいなこともなかった。現実に比べたらソフトかも…なんて思っちゃう。比較の問題だが。
でもホントに面白かった…一見関係ないようなカップルの話をからめてくるんだけどそこがいちばん面白いんだね~
ストロベリーナイト程度でもダメだ!と云う人はやめたほうが良いです。
そしてもう1冊

小路幸也「ビタースイートワルツ
千住の喫茶店のマスター弓島ダイのシリーズだね。コーヒーブルースから7年後くらいの設定?前の事件で助けたあゆみちゃんと云う子が大学生になり、ダイ(40手前)にぞっこんという。まあ「モーニング」では結婚することになってるから、この二人どうなるのっ!みたいなハラハラは無いっす。
なんかね…起きてるかどうかもわからない事件を憶測に憶測を重ねて解決するとゆーなんか、漠然とした話だった。素人探偵カン良すぎ…
コメント
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