生活

とりとめもなく

夢破れて空飛ぶタイヤ

2018年06月15日 21時06分29秒 | 映画
ゆうべからむーちゃんが実家に泊まっていて(今日は学校お休み)今日はふたりでお台場のほうに遊びに行こうと思って楽しみにしてたのに、朝起きたら耳が変だと言って泣くので急遽帰ることになり、おまめ邸までおくって行って一緒に耳鼻科に行ったら中耳炎だって。
かわいそうに…
私も小学校低学年の頃までずっと中耳炎を患っていて、水泳の授業とか運動会とか何度も欠席した記憶があるので小さい子というのはそういうもんなんかなあと思うが、昔は常に黄色い脱脂綿を耳に突っ込んでいた私だが、丈夫に成長いたしました。
今の時代は黄色い脱脂綿は姿を消し、飲み薬で対応するみたいだ。

むーちゃんは静養しないといけないから私は帰り、市川コルトンプラザのTOHOシネマズで映画観ることにした。金犬くんで前売り券買おうかと思ってたが、映画館に行ってみたら今日から1週間マイレージ会員は毎日1100円で観られるそうで、あぶねー、前売り券買う前に気がついてよかった!たまにこのマイレージ会員特別週間みたいのやるんだけど、あまり大々的にアナウンスせずひっそりとやってるんだよねー
というわけで今日は「空飛ぶタイヤ」という映画観ました。

池井戸潤さん原作の社会派小説。私はこの作家さんの作品「ルーズヴェルト・ゲーム」しか読んだことないんだけどそれとっても面白かったので、きっと他の小説も面白いんだろうなあ、それを原作にした映もきっと面白いんだろうなあという気持ちで観ました。
そういえば今日公開初日だよ。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますmoviewalkerから引用させていただきます↓

「半沢直樹」や「下町ロケット」など数々のテレビドラマ化作品で知られる人気作家・池井戸潤の同名小説を初めて映画化した、長瀬智也主演の人間ドラマ。トレーラーの脱輪事故で整備不良を疑われた運送会社社長が、独自の調査を開始し、衝撃の事実を突き止める。ディーンフジオカや高橋一生ら注目の俳優たちが脇を固める。
よく晴れた日の午後。1台のトラックが起こした事故によって主婦が死亡。事故を起こした運送会社社長の赤松徳郎(長瀬智也)は、走行中のトラックから突然タイヤが外れたことによる事故だと警察から聞かされる。整備不良を疑われ、世間やマスコミからバッシングを受ける日々のなか、赤松はトラックの構造そのものに欠陥があるのではないかと気づき、製造元のホープ自動車販売部カスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)へ再調査を要求する。同じ頃、ホープ銀行本店営業本部・井崎一亮(高橋一生)は、グループ会社であるホープ自動車の経営計画に疑問を抱き、独自の調査を開始していた。遅々として進まない状況に苛立ち、赤松は自らの足で調査を始めるが、やがて、大企業のリコール隠しがあったことを突き止める。赤松は親から引き継いだ会社や社員、そして家族を守るため、何よりも自らの正義のために巨大企業に戦いを挑むのだが……。

これはあれだ、三菱ふそうのリコール隠し事件をモデルにした小説で、大企業を相手にいち運送会社の社長が独自にがんばって調査して、自動車会社(映画ではホープ自動車という会社になってる)の内部告発もあってリコール隠しや不正な報告があきらかになり事故の原因は運送会社の整備不良であるという疑いが晴れ、一応めでたしめでたしという話なのだ。
それにしてもここまでの不正を行っていて人死にも出ているというのにいまだその会社がつぶれてないっていうのがすごいな、大企業ってそういうもんなのだろうか。
小説は文庫本にして上下編にわかれてたからたぶんこの2時間の映画ではかなり削られ駆け足になっているんだろうと思うし、絶対に小説のほうが面白いと思うから読んでみないとな。だってルーズヴェルトゲームめちゃくちゃ面白かったんだもん。遅々として進まないもどかしさがたまらなく面白かったんだもん。
コメント
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