のほほんとしててもいいですか

ソプラノ歌手 佐藤容子のブログです。よろしくお願いいたします!

記事はこういう感じでした。

2006-08-07 | 『毎日のこと』
昨日掲載された記事のご報告をします。
「追憶の一品を持ってきてください。」と、言われました。

わたしはあまり物を大事にとっておいたり、集めたりする習慣がない、というより、あるときからぱたりとしなくなっていましたので、何かあったかしら・・・、と思いました。

そこで、ただ一つ、小さいときに携帯していたレコードはまだあるかな、と探しました。

このレコードはソニーからでていたもので、1972年頃の品物です。
童謡が22曲入っています。
お誕生日に親戚の音楽の先生をしていたお姉さんにもらいました。
よく聞き込んでいた記憶があります。

かわいい絵の描いてある歌詞のページが付いていて、今見ると気に入っている歌にマジックで印をつけたりしていたようでした。

特に好きな曲は、花嫁人形、かもめの水兵さん、赤い靴、十五夜お月さん。
どれもかわいい曲で、挙げればきりがない感じです。

なかでも、花嫁人形という童謡が好きでした。
千代紙で出来た花嫁人形の悲しい歌です。
大正12年の歌です。

歌詞が好きでした。
1番は、

きんらんどんすの帯締めながら
花嫁御寮は なぜ泣くのだろう

そのあと4番の歌詞は、

泣けば鹿の子のたもとが切れる
涙で鹿の子の赤い紅にじむ

と続き、だから泣くに泣けないんだよ、という内容になっています。


わたしのつたない話を、事細かに記事にしてくださった渋沢記者さんに感謝します。
内容は詳細だったので少し気恥ずかしい感じがしました。





コメント
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