のほほんとしててもいいですか

ソプラノ歌手 佐藤容子のブログです。よろしくお願いいたします!

創作:スカボロフェア‐第2話‐

2011-07-01 | 『創作・短いお話』






第2話≪ミント≫






ここはスカボロー




商人が行きかう街






あの青いスタンドで少年が売っているのはミント









この水辺一面に広がるみずみずしく青々とした草たち…






記憶のどこかに残る、風に乗って香る香り





ミントの香り







誘ったわたしが悪かったのでしょうか…







ただの遊びよ…




ただの遊び







冥界の神の心はかんたんにこぼれ落ちてきました







怒った妃はわたしを草に変えてしまいました










でも、お妃さま






わたしは美しい妖精メンタ…









たとえ水辺の草に変えられても、その爽やかな香りで猛者の心をつかみつづけますわ









だって、わたしは妖精メンタ…


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1日おはようございます

2011-07-01 | 『毎日のこと』




今日から7月ですね。


夏だあー。


わ~い。


今朝はミントのオイル。


すっきりすっきり、きもちい~。



ミントの名前って、メンテーから来たこと、ご存知でしたか?



メンテー(Menthe, Μένθη)とは、ギリシア神話に登場するコキュートス川のニュンペー。

ミンター(Mintha, Μίνθα)ともいう。

長母音を省略してメンテ、ミンタとも表記される。

数少ないハーデースの浮気相手。

冥王ハーデースはコキュートス川のニュンペー、メンテの美しさに魅了されてしまい、それに気付き嫉妬に狂ったペルセポネーは「お前などくだらない雑草になってしまえ」とメンテを踏みつけて恐ろしい呪いをかけ、メンテーは草に変えられてしまった。

以来この草はミントと呼ばれ、ミントはハーデースの傍、神殿の庭で、 愛らしい存在感を保ったまま咲き誇り続けた。

地上でも今も陽光を浴びる度に芳香を放ち、人々に自分の居場所を知らせるのだという。

もしくは、地上を見回っていた冥府の王ハーデースに目を付けられ、攫われようとしていた。

しかし自らも攫われて妻となったペルセポネーがそれに気付き、彼女を一時的に香りの良い小さな草に変えて茂みへ隠し、ハーデースの目から隠してやったともいわれる。

なお、ペルセポネーは単にメンテーを雑草に変えただけで、それを芳香を放つミントへと変えたのは彼女を憐れんだハデスだという説もある。


(Wiki貼り付け)



ミントのお話、書いたことあるなあ。


あとで、ご紹介しますね。


では、きょうも、がんばりましょうね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする