のほほんとしててもいいですか

ソプラノ歌手 佐藤容子のブログです。よろしくお願いいたします!

仕組みと方法

2017-09-09 | 『思ったこと』


子どもたちとこども図鑑を見ていて、けっこうおもしろいことを思いついた。


動物たちは種類によって睡眠時間や生活スタイルに違いがある。


それはどうも各種の資質やパワー、また敵との相関性に起因しているようだ。


これを人間に当てはめると、各自のスタイルや戦法が相違しているのは当然のことで、バラエティーに富んだ選択が存在することだと思う。


それは案外楽しく、また気楽だ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恐れ

2017-09-09 | 『思ったこと』


自分に限って話をすれば、「失敗」があった時、その原因のひとつに「恐怖」があると反省できる。


最近、その「恐怖」を回避する案を少し思いついた。


しかし、恐れを抱くことは非常に貴重と思う。


恐れの中には、さまざまな気づきが含まれており、新しい発見につながる。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呼吸法の話、その後

2017-09-07 | 『音楽のはなし』
苦しくなってしまった呼吸法の話、続きがあります。


苦しくなってしまったのは、筋肉の使い方を意識し過ぎて固くしてしまったからでした。


呼吸法は正しく習得すれば、ものすごく変わります。


声は小川を流れる小舟のようなものです。

水の流れのように息が淀みなくながれ、その上に声が乗って流れます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『声』という人の化身

2017-09-07 | 『音楽のはなし』


声のことを考えることが好きです。


声は本当に興味深いです。


声は特別な事情がない限り、全ての人に与えられ、使い方を教わらないうちに使い始めます。


一度、不思議なことがありました。


呼吸法が重要だ、ということで、十代の時に呼吸法を習いに行きました。

すると、かえってお腹、胸の自然な動かし方がわからなくなり、苦しくなりました。


そこで思いました。
赤ちゃんから誰にも習わず息をしているのに、その方が自然で苦しくなかったんだなあ、と。



声は声帯の形と厚み、身体の筋肉の使い方、その部位や使用の強度、全身的なバランス、身長や肉付きにも左右され、構成しているエレメンツが多岐に渡ります。


加えて、加齢によるホルモンの影響、精神的な健康具合、自分の声を捉える感覚の鋭さ、など、身体事情以外にも関与する事項があります。


声を専門的に使用する人でも、使用しない人でも、一生のあいだにいろいろな声の変化が生じているでしょう。


私は、最近、声は「その人、そのもの」を表しているように思います。


皆さんの声はどのような変化をたどっているでしょうか。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

限られた可能なる時

2017-09-07 | 『思ったこと』
30代前半、同じ年頃でオペラを勉強しにイタリアへ行かれた男性の知人がいた。


ほとんど話したこともなかったが、一時帰国された折に話す機会を得て、現地での生活、声楽のレッスン、学校の話など、興味深い話を伺った。


話も終わりにさしかかった頃、私が質問した。


「留学して、一番勉強になったことは何ですか?」


すると彼は答えた。


「う~ん、『肉は熱いうちに食え』ってこと」


それを聞いて、おもしろくて、思わず笑ってしまいました。


でも、それから10年近く経った今、『肉は熱いうちに食え』は重要だ、と、感じています。


彼がその後、どのような歩みをたどっているか、まったく知りませんが、当時すでにその事を知っていた彼は、きっと成功を収めているでしょう。


そう思います。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする