いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

麻布七福神めぐり②

2009年01月15日 | 七福神めぐり


 毎年の七福神めぐりです。ちょっと視点を変えたいと思いながらも毎年のごとくで、これは“歩かなくては面白くないのでは?”“やっぱり散歩しなくてはね!”と、感じながらも昨年のようにアップロードしています。
  
 東京タワーが間近に見える地点の交差点で、青信号待ちの皆さん。
 右は下見時の風景。立体駐車場?上は首都高速だったか?暮れに下見をしました。
    
 洋菓子老舗の泉屋関係のビル群。ホテルなどずらりと…。そのビルの合間に豪勢な日本家屋が陽を浴びてゆったりと。中ではどのような生活が繰り広げられているのでしょうか?想像だにつかない私たちです。ビルを見上げ、冷たいビル風に、髪を乱されながら、次の地点に移動します。
          
 「祓え給い清め給え 神(かむ)ながら守り給い幸(さきわ)え給え」と唱えながら、神に祈ります。
 「え?、さきわえ?」「ほら、今や卒業式に歌わなくなったところも多いけれど、“蛍の光”の歌詞にあるわよ。」「え?」「♪さきくとばかり~…とあるわよね。」「なるほど!さきわえ・さきく…」「詳しい用法は、かっちり説明できるほどは解らないわ」

 また、久国神社の額の字は勝海舟の筆に依る物と言われているそうです。

        参照:「蛍の光」
 蛍のひかり 窓の雪 書(ふみ)読む月日 重ねつつ
 いつしか年も すぎの戸を 開けてぞ今朝は別れゆく

 止まるも行くも限りとて かたみに思う ちよろずの
 心のはしを一言に さきくとばかり歌うなり

             稲垣千頴作詞 スコットランド民謡


麻布七福神めぐり①

2009年01月14日 | 七福神めぐり
 平成21年の初詣で、七福神めぐりは「これぞ、日本の首都・東京」という匂いぷんぷんの場所で、微かな江戸庶民の風を感じて歩いた一日だった。
        
  
  東京タワーを間近に見る、赤羽橋駅から始まった今年の七福神。前日は東京でも初雪が認められたという一日中冷たい雨が降って、家で縮こまっているような日だった。
 「いつも二千和会はお天気に恵まれるね」とは、伊藤会長の弁。確かに、確かに!!…前の日に比べると陽射しが柔らかで暖かであった。けれど予報通りに風は冷たい。防寒を考えて用意すべきとテレビでは言っていた。
      
 これは下見の際に弁才天を祀る宝珠院の屋根越しにタワーを捉えたが、空はとても澄んでいた。
      
 こちらは七福神めぐりの当日の空。真冬の重みが感じられる。
  
  山田先生と昔歩いたことがある、この隣の増上寺から見た東京タワーは、立派なお寺と真後ろに見えたタワーがどうもしっくり来なくて、あの赤く白いまだらのタワーの色は何とかならないのかと、哀しく眺めたものだったが、こちら側からの風景はむしろ赤と白のタワーの色合いは元気にさせてくれるようなタワーの風情だ。
 これは何故なのか?単に気の持ちようとは違う。こちら側は、はるかに風景に馴染んでいると、評価するのは私だけだろうか?
 今回は七福神に加えて、宝船を祀る十番稲荷神社で八つをめぐるわけで、最初は弁財天の宝珠院、その次が恵比寿の熊野神社である。


恒例七福神めぐり

2009年01月05日 | 七福神めぐり

 二千和会の恒例行事は七福神めぐりで始まる。今年は麻布七福神めぐりだ。

*このページを訪問された方、まだ参加の返事を出していない方は、たとえ会員外でもゲスト参加したいという方を今回は受け付けます。
 事前申し込みの先着3人くらいは可能ですので、ここのページの左欄を繰って行きますと「メッセージメッセージを送る」の項目がありますので、ここをクリックなさって申し込みしてみてください。

   日時:1月10日(土) 時間は? メッセージの方にお知らせします。
   集合:JR西船橋 改札口付近
   当日会費:300円
   モットー: 明るく楽しく&美しく

 
 
  
  
  
  
 
  
  
 過去の会報を紐解いて、この七福神めぐりのあたりを読めば良いのですが、これらの写真は全くのアットランダムに載せていまして、順序は正しくありません。
 文学散歩として集まったグループのため、文学的匂いがすると蜂が蜜を嗅ぎわけるように皆が一致してそちら方面に寄って行く傾向があります。

 さて、麻布七福神めぐりのコースには、何か文学の薫り高い蜜のようなものがあるのでしょうか?
 「あ~、これが東京だ!」という匂いは、間違いなく満喫できます。

追記:カテゴリで「七福神めぐり」を、クリックしてみたら、昨年の七福神めぐりの写真と多数ダブって載せてしまいました。申し訳ありませんが、ここのダブっているものなどの写真を縮小したり変形させてページを小さく致し、ちょっと振り返る材料としましたので、御了承ください。

   


新春恒例の七福神めぐり②

2008年01月10日 | 七福神めぐり

 一通り七福神めぐりの様子をお伝えしたが、ちょっと視点を変えてもう一味のアップロード!
    
 神妙に祈る会員の姿。お正月の声とともに家々には神様がお出でになるという。
 昔は(今でも?)お正月様といい、家々にはしめ縄を飾り、お日様は勿論神様が宿っていると奉り、水も火も神様が宿っている神聖な場所として井戸やかまどにしめ縄飾りが施された。お正月は他の季節のお参りとは違う、何か一層厳かな気分となって祈る。
 余談だが伊勢地方は神様の国。神様の住まわれているお国柄で、どんな季節にもお正月のような飾りをしているのが目に留まる。どの家の玄関頭上に「笑門」の太い文字飾りと、しめ縄が施されていて「松の内」もなく、ず~っとお正月のような感じなんだと納得した記憶がある。
 ちなみに「笑門」とは、後に「蘇民将来子孫家門」を縮めた「将門」で、さらにこれが平将門に通じるのを嫌って「笑門」になったと言われている。
 「その昔、この地を訪れたスサノオノミコトに、貧しいながらも慈悲深い蘇民将来が一夜の宿を貸した。ミコトは旅立つ時、今後は門符を門口にかけておけば、子孫代々疫病から免れると言い残した」という伝説があるからである。蘇民の子孫である証拠として門符を掲げ、無病息災を願うようになったそうだ。つまり、家内安全の祈りを込めた「厄除け」の門符である。
     ※更に調べてみたくなりました。
  伊勢神宮: 内宮:天照大神(アマテラスオオミカミ):天皇家の祖先。日本人の総氏神。
        外宮:豊受大御神(トヨウケノオオミカミ)
  熱田神宮: 草薙の剣 天皇家の三種の神器の一つ。この草薙の剣は国津神の素戔嗚尊
        が八岐大蛇の退治した時に大蛇の尻尾から出てきたもので,何故か日本武
        尊命がこれを携えて東征をした後に熱田神宮に納められたという経過があ
        るが、本当にあるのか誰も確認はしていないとか…。
  出雲大社:  大国主命(オオクニノヌシノミコト)天孫族に国譲りをした国津神の代表的な神様。
        国津神が祭神ですので,神宮が名乗れず「大社」の呼び方になる。
        大国主命を祭る神社は金比羅宮,大神神社等,全国各地に。


        
 福禄寿様に記念撮影の一員に入って頂き、さらに福を添えてくださいませ…なんてちょっと虫がいい話でしょうか? どうぞそう思われないで、お願いします。
    
 大きなわらじに、それぞれの願いをこめて小さなわらじをぶらさげてささやかに願いをこめる。足が丈夫でありますようにということなのだろうか?(深川のお不動さんで)
 おみくじを神社の樹の枝などに結びつける風景が一般的だったが、おみくじ専用の結びつけるしめ縄を用意されたもの。他ではあまり見たことはないが名案です(富岡八幡宮で)。
 
 不動尊の看板の両脇に象徴するように龍の彫刻がある。
     
 神輿会館。 その道すがら冬桜がちらほら…。これは日陰にあったのだが、布袋尊の近くにあった冬桜は見事に満開。花をいっぱいに付けていたので誰もが「桜?梅?」などと注目して通りすぎていたが、この冬桜はほんのわずかしか花を付けていないので、気づかずに通って行った方が多かった。しかし二千和会の方々は黙って通りすぎることはなかった。優しさを感じて嬉しかった。
     
 ガラス越しに神輿を撮影。立派な神輿でそれを支える紐の太さ・・さぞかし担ぐ時の若衆たちは肩が赤く腫れてしまうことだろうかと想像される。
     
 歴代横綱の名前が彫りこんである力士碑。朝青龍、白鵬の新しい横綱の名前も既にきちんと彫ってあった。
 伊能忠敬は颯爽と日本中の地図を作るための旅支度で。午後の翳りのなかで、実際に見るよりも険しい表情に撮れる。もっと柔和なお顔であるのに…すみません。
   
 午後の日差しを受けてこの七福神めぐりも無事に詣でることができた。参加できなかった会員の方々にもどうぞこの一年のご加護を授けられますようにとの思いで一杯の今回参加されたみなさんの表情でした。



新春恒例の七福神めぐり①

2008年01月07日 | 七福神めぐり


第38回二千和会の平成20年度の活動事始は、七福神めぐり。今年は深川界隈をめぐる。皆さんの「福が舞い降りたような笑顔」にお会いして、もうそれだけで満足な気持ちになるから不思議だ。諸々の事情ありで、このたびの参加者はいつになく12人と少なめだが、それなりに楽しくにぎやかで、昼食もこの参拝者で混雑しているなか、以前入ったことのある「六衛門」という店で一堂に名物「あさり飯」や「深川丼」を揃って食べることが出来てよかったと感じた。
 
 深川神明宮では寿老人にお参りして「深川七福神」のガイドマップを手に入れる。右の写真は付近にある芭蕉記念館に向かう皆さん。芭蕉が愛でていたという石像の蛙がその付近で見つかったことを記念に記念館を建てたという。館内を見学した。
 
 芭蕉庵史跡展望庭園にて、みんな揃って記念写真。隅田川と小名木川を眺める位置に芭蕉翁の像がある。右の写真の右中央の弧を描く浮島に見えるところが芭蕉翁の芭蕉記念館分館となっている。
 
  「ふる池や蛙飛び込む水の音」あまりにも有名な、池にポチャンと音が聞こえるほど森閑とする情景と佇む人の心模様が誰しも浮かんでくるような芭蕉の名句にちなんで、歩道の敷石までも蛙のデザインになっている。芭蕉の「愛され度」がわかるなぁと一人頷いた。
 右は神妙に祈る会員の姿。一年の平穏無事を祈っておられる厳かな清清しさ。
  
 布袋尊の深川稲荷神社で。町内の方から温かいお茶の振る舞いがあり、身も心も温かくなりました。円珠院ではにこやかなお顔が見事で愛らしい大黒天が待ち受けてくれる。思わず触れてみたくなるような親しみあるお姿でした。
 右は言わずと知れた閻魔様。このお口から諭されるのです。七福神めぐりの仲間ではないけれど、話題のハイテクお寺の閻魔堂。お願いの壷(ぼけ封じ、浮気封じ、癌封じ…など20種くらいの壷が用意されている。)にお賽銭を入れると閻魔様からその心得とも諭されているとも受け取れる言葉を授けられる。話の種に少し震え(寒さも感じる冬のお参りがなお良いと思う)驚かされながら有難く聞かせてもらうことを体験なさったら?
    

  
 福禄寿の心行寺で。通りすがりの小父様が、お願いしなくても気を利かせて撮ってあげましょうと…。きっと良いことがあると思うわ、小父様!
 右は富岡八幡宮。富岡八幡宮では恵比寿神に、2礼2拍手1礼して厳かに気分良く無事巡ることができた。その裏側に横綱力士碑がある。 
 
 下は深川不動堂は大勢の人の波。お参りするのに長く長くならんだ。


                おまけの画像です!
           
 清澄庭園のそばにあったお店の看板。なんと!!
「変えるなら奥さんよりも壁の色」きっとペンキ屋かインテリアの業者ね。でも、上手いこと言うよね。「女房と畳は新しいほうが良い」なんて看板には書けないもの!そんなこと言おうものなら、世の現代女性は総スカンですよ。
 壁なら女房を新しくするよりお金がかからないものね。(^!^)