いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

インドの料理です。

2007年03月30日 | YG-World


インディアン料理のご紹介

今日はスリランカ女性にランチの招待を受けました
左からチキンカレー・サラダ・ブリンジョイ・ブリアーニー・フライドチキン

 料理好きのRさんには何回か本場の料理をもらっていますが、お家に伺ったのは
 初めてです。
 メンバーはフィリピーナのママさん3人とその子供たち、そして私を含め日本人2人
 味はスパイシーですが、それほどエスニックという訳ではなくなかなか美味です。

 ブリンジョイは茄子・ピーマン・玉ねぎ・トマトをスパイス入りのドレッシングで合えた
 物。さっぱり味です。ブリアーニーはドライカレーのようなものです。

 アップにしてみました。
本場では手で食べるとの事。



手で食すにトライ
  左、本場流・右、日本人流..
手で食べるなんて、か~んた・ん(^_-)-☆
何て思ったら大間違い。
日本の米と違い、長さ1センチはあろうかと言ういわゆる外米。
 粘りがないので、ぼろぼろと口に運ぶ間にこぼれてしまいます。
皆の失笑をかいました。

            イスラム教徒の彼女、3時はお祈りの時間です。
このマットの上で、1日に5回お祈りします。磁石を持っていて、どちらかの方向に向かってするのだといっていましたが、忘れました。
豚肉を食べないのはまだしも、お酒は飲んではいけないし、一ヶ月も断食をしなければいけないし、朝5時に起きてお祈りすると言うし、イスラムは大変。
「イスラムでなくてよかったわ」と日々思う、いい加減に生きる私です。

 

 


桜鑑賞してしまいました!

2007年03月29日 | SO-Color

 
 
 先日の横浜では桜の開花準備期間で、ほんのチラ…、ホラ…と咲いている桜花を見つけるように歩きました。

 ようやく春の陽気になり、小仲台の桜はところによっては満開です。たまたま、午後の翳りの中で撮りましたので、桜の色は本当のものより白く見えます。

 こうして街を走ると今までの風景とガラリと変わって、これも桜だった!あれも桜の花ね、と桜の樹があちこちにあることが分かります。日本の春はやはり桜がよく似合う、素晴らしい日本、誇りだな~といつに無く日本の良さに気づいて、一人納得してしまいました。

 

 


Y先生の東京文学散歩のお誘い

2007年03月27日 | 雑記自由帳

          

 お誘いがありましたので、ご紹介いたします。
日時 19.4.28(土)  9:50
集合場所:上図参照…四谷見附交差点 南西の角(高千穂交易ビル前。
          道路向かいには「アトレ」が見えます)のあたり

〔四谷エリア〕 西念寺(服部半蔵墓所)→……→於岩稲荷(四谷怪談の主舞台跡?)→斉藤茂吉終焉の地…他

〔市ヶ谷エリア〕 小泉八雲旧居跡→…→東京監獄(白秋も収監された監獄)市ヶ谷監獄跡→永井荷風旧居跡(「断腸亭」なる旧居跡)→坪内逍遥旧居跡(抱月・須磨子もかかわる「文芸協会」跡)…他

参加ご希望の方は、会長、または副会長(会報編集者)宛に
          メールまたは電話を4月18日までにお願いします。

※このページをご覧になった方は、どうぞコメントまたはメールをお願いします。
 申し訳ありませんが何方がこの記事をご承知いただけたか、参加を考慮しているか、まだ分からないが参加したいのか、ただ見ただけ、参加は考えていないけれど見ました、とか何らかの反応をお寄せ頂きたいと思います。
 また会員以外の方はコメントを書くこと躊躇されるかも知れませんが、構いません。二千和会会員以外と明記してくださればと…お願いできますでしょうか?
 どうぞよろしくご配慮の程お願いします。


銚子探訪(下見会)2

2007年03月25日 | 会報お役立ち

       夢二の詩碑の前で記念撮影
 これを撮影してくださったのはM.Aさん。みんな疲れていたのにいい顔をして写っている。改めて見てみると、これはカメラマンM.Aさんのお人柄がここに移っているのだなぁと感ずる。
 (フォトショップで彼をこの画像に貼り付けて一枚の写真に加工したほうがいいかな?と迷ったが、折角の写真が壊れてしまう心配があって…と言いながら皆さんのお顔はぼかし加工している…お許しください。)

 犬吠埼には句碑、歌碑、詩碑がそれぞれ近くに建っているが、気にかけて見てくれないと見落とされそうだと思えた。しかし、この虚子句碑はメイン道路に面していたので、誰にも目に留まる“句碑の幸せ”と感じた。

     犬吠の 今宵の朧 待つとせん 虚子

 文字も石の風情も趣きがある。
 誰方の筆跡か?虚子ご自身なのだろうか?今回は特に調べていない。何方か教えてください。

 


春の夜とワイン

2007年03月23日 | YG-World

       春が来た(^_^)/~  
                      

それより何よりワイン来る       
 毎月フランスワインが3本届きます。      
 今月はなかなかやってきません。      
 以前遅かったときは業者から詫び状が来ました。      
 フランスで港湾労働者のストがあり、荷が届きませんとのこと。
 そういえば、フランスでは移民の問題で大規模なストライキになっていると
連日、テレビで報道していました。      
 フランスの出来事が我が家の食卓にまで影響及ぼしているのかと
感心したものです。      
 「今回も又、ストライキかいな?」と思っていたところでした。

                (送料・振込料込み2816円也)

                                        
本日のワインはこれ                     
レ・ヴィニュロン・ド・サン・イレール        
 いろいろ能書きが書いてありますが、飲み人3人何もわかりません。
各自の舌でひたすら味わう。

  

 中国のお菓子・山檀餅(サンザシ)とちょっと珍しい緑色のほしぶどう
 中国の人からの頂き物です。

        

本日の話題・ホリエモンストーリー

  ホリエモン → キラワレモン → トラワレモン → ゼンカモン → ムイチモン → ドザエモン

ちょっと残酷で品のない話題ですが、ワイン片手に春の夜は更けてゆきます


三年前の銚子探訪(下見だけで終わった…)1

2007年03月23日 | 会報お役立ち

   

 これは3年前(H16)の9月に、運営委員会で銚子方面に下見に行ったときのものです。あの話題になった銚子電鉄に乗り、「弧回り切符」を求めて乗り降り自由の良さを愉しもうとしたのですが、思うようには行きませんでした。文学碑を探し求めて行ったのはいいのですが、離れた位置にあったり辺りは草深く人に尋ねても分からないと首を傾げられ、隠れているような所だったり…途中タクシーを使うことにもなり広範囲にわたっていました。

 とうとう実施には漕ぎ着けず残念でしたが、一応このブログを開いたのでその一部分を写真で紹介しようと思います。 

     

犬吠埼には灯台(左)と記念碑(右)
                                         「海おわり 空始まる 犬吠埼
   碑は犬吠埼とロカ岬(ポルトガル)の
                 記念碑  
風と光と土と水

                        引き継ぐものは美しい」

                                         

            竹久夢二の詩碑 

 「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな」

 

 夢二の詩碑を見つけるため尋ね歩いて、ようやく見つけ当てたことを思い出します。この碑のレリーフ「夢二像」は、ずっと長い間個人的に思い描いていたイメージとは異なって、その辺りにも居そうな“平凡なおじさま”の(ちょっとがっかり!…本音でごめんなさい。)感じでした。


日本語教室

2007年03月21日 | YG-World

      ようこそ 日本語教室へ             

近くの公民館で外国人の方のためのボランティアの日本語教室をしています。        作文集が出来上がりました。    

 毎年、学習者の皆さんに日本語の作文を作ってもらいます。
(もちろん私たちも)

   

  去年は「なっとはきらいです」(納豆は嫌いです)と10行の作文だったマンチェスター出身のNさん。今年は2ページ書いてきました。

残留日本人のTさんは達筆です。最初、戦後の中国で見た日本兵の残酷な姿を書いてきました。あまりにも生々しく、本人が書き直してきました。

この教室には残留日本人の方が2人います。

1人の女性の方は体が弱く、泣く泣く中国人に預けられたとの事、又、食事も満足にもらえず、市場に売りに出されそうになった事など涙無しには語れないような話も聞きました。充分に日本語で伝えられないジレンマも感じられます。

 

フィリピーナは陽気です。大きな声でしゃべります。大きな声で笑います。

ちょっとシャイなRさん。毎回遅刻でも気にしない・気にしない‥‥。

みんな違って、みんないい。そんな教室です。

 

 


お彼岸

2007年03月21日 | SO-Color
H公園・芝生墓地
    3月21日の月は2日月

千の風になって
           日本語詞・作曲:新井 満
                 唄:新井 満 他

    私のお墓の前で 泣かないでください
    そこに私はいません 眠ってなんかいません
    千の風に 千の風になって
    あの大きな空を 吹きわたっています

    秋には光になって 畑にふりそそぐ
    冬はダイヤのように きらめく雪になる
    朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
    夜は星になって あなたを見守る

    私のお墓の前で 泣かないでください
    そこに私はいません 死んでなんかいません
    千の風に 千の風になって
    あの大きな空を 吹きわたっています

    千の風に 千の風になって
    あの大きな空を 吹きわたっています

    あの大きな空を 吹きわたっています

墓参客がちらほら
墓参りは午前がいいと母が言う

 お墓の前で手を合わせながら「千の風になって」の歌詞を思い浮かべてしまいました。
 歌詞ではここには居ませんと言っていますが…、でもやっぱりお墓の前では「ここに居ます」と感じていました。しかし帰りの渋滞の中では「風」になって自由にどこにでも居てくださる、守ってくださると感じましたよ、お父様!



季節はずれの海

2007年03月20日 | SO-Color
      
  

 春のお彼岸の時期に、秋のお彼岸のころ(9月20日ごろ)の写真で申し訳ありません。
 ここは高村光太郎と智惠子の思い出の海、砂浜の長く続く九十九里浜です。
 岸辺には光太郎の「千鳥と遊ぶ智惠子」詩碑が建っています。その面影を求めて静かな海を期待して行ったのですけれど…。

「ちい、ちい、ちい・・・」と啼く千鳥も勿論見当たらない…。
 
  
    (上の写真はインターネットから引用)
 この碑の背景が海。昭和9年、智恵子が精神を病み(統合失調症)、発病後この海岸付近に保養していた縁で、ここ東金の地に詩碑が建っています。光太郎の詩「千鳥と遊ぶ智恵子」の全文が光太郎自筆拡大で刻まれています。碑陰記は草野心平。
 かつては完全に海岸の砂丘に建てられていましたが、その後、碑と海の間に自動車道が造られてしまい、そのころの雰囲気が伺われるかと思ったのでしたが、自動車道で海との一体感が壊れ、光太郎夫婦の面影を追いにくくなっていたのが残念でした。
 
 この日は、パラグライダーや波乗りサーフィンなどで遊ぶ親子連れや若者たちでにぎやかでした。
  

       ●あどけない話(高村光太郎)

       智恵子は東京に空が無いといふ。
       ほんとの空が見たいといふ。
       私は驚いて空を見る。
       桜若葉の間(あいだ)に在るのは、
       切っても切れない
       むかしなじみのきれいな空だ。
       どんよりけむる地平のぼかしは
       うすもも色の朝のしめりだ。
       智恵子は遠くを見ながら言ふ。
       阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
       毎日出ている青い空が
       智恵子のほんとうの空だといふ。
       あどけない空の話である。



   

いちよう第1号

2007年03月18日 | 会報お役立ち
      

「昔話を始めることは気持ちが老いた証拠です。未来を見据えましょう…」と文科系の師は言われた。それはご自身への戒めとも取れたが、心に留め置く言葉である。
 
 歴史的?にも特記すべきかと「いちよう」第1号を取り出してみた。(いよいよ私の心も若くはないね。)
 記念すべき会報第1号は、平成13年5月発行、4ページ仕立て、B5版。ワープロで文字を打ち写真はコピー機を通したものが貼り付けられている。
 会員の中にもこれを初めて見る途中入会の方もおられるので、○藤○宏会長の巻頭の言葉をここに転記しておこう。

      

   『二千和会』発足にあたって    会長 ○藤○宏
 平成12年度文学歴史散歩の会から同好会『二千和会』への立ち上げで、発展的に輪を広げようと意気あがる35名のメンバーは、いずれも文学愛好の方々であり、また人一倍旺盛な好奇心は尽きることない食欲とならぶ凄さを持たれています。
 当会の今後の運営もそれだけに最大の効果とご満足をいただくよう鋭意努めて参りたく考えます。われらが二千和会のめざす、明治・大正・昭和にいたる近代日本文学の残影は、次第にその存在を薄れさせております。わずかな時代の痕跡に文豪作家たちが往時の生きざまを辿り、あるいは作中の主人公の言葉にそっと耳を傾け、今日と変わることない男と女の喜びや哀しみの葛藤を推理していくところに『文学□年探偵団』たる面目躍如というべきでありましょうか。
 しかも『文学□年探偵団』には、かの名探偵〔明智小五郎〕に比肩されるべき〔○田○雄先生、ここにありき〕です。先生の文学への深い造詣、探究心と推理・分析力には尽きない楽しさがあるといえます。
 最後になりましたが、当会を下支えされる運営委員のメンバーについて言及させていただきますと、まず二人のサブリーダー役にS.O(会報担当を兼務),K.Sさん。委員(アシスタント)にS.O,T.O,Y.O,C.S(会計担当を兼務),T.H,E.Fさんの総勢8名に加えて相談役(オブザーバー)M.Mさんとまさにやる気と強気十分の布陣といえます。
 会員皆様のご支援をいただきながらさらに実りある同好会となればと願っています。