いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

酔芙蓉

2009年09月30日 | SO-Color

 今酔芙蓉が美しく咲き揃っている。

 
秋明菊も、この時期の花!
 
  
花は良いよね!季節になれば綺麗に咲いてくれる。
私もこの時期を旬にしたいのだけれど、花と違ってにんげんは
この時期、あの時期、旬はとりどりだね。
私に背かないで、裏切らないで…と言っても、いつもいつも旬ではないから…。
     
どんな時期でも咲いている人は咲くが、果たして私は酔芙蓉や他の花のように
時期を裏切らないで咲いていてくれるのだろうか?
 期待しない方がいい。
人間はだんだん年を取っていくからね。
いやいや、
先日のトークショウで気に入った言葉を借りれば
「歳を重ねて素敵になる!」…だね。
現実は無理だけれど、気持ちだけは「そのこと」を忘れないで生きたいね。
 
新宿 TAKANOの特別ケーキで、誕生日を娘たちが祝ってくれた私の記念日…でした。
ありがとう! ますます、元気に行くわね。


トークショー in 立川

2009年09月27日 | SO-Color

 「石田純一のトークショーの招待券が来ましたよ。18時から始まる関係で翌朝に響くから私は出られないわ…お母さん出かけられますか?」 娘からの案内でした。
 二つ返事で「OK」のメールを出しました。誘ってくれた東京に近い娘の家まで車で行き、其処から電車で行けば、帰路の時間に幅が生まれるし、翌日の母の介護も何とか都合がつくし…と。
 また、もう一人の娘は東京も会場周辺に住んでいるし、お勤め先から駆けつければ何とか出られるというので、二人で参加しました。
 本音は、すみませんがトークよりも豪華な食事付きというところが魅力でした。
    
        
 知名度が高い“石田純一”です。会場では写真は撮らないでと禁止されましたので、インターネットから写真を拝借しました。
 マイクを持っているカットと頬杖をつく写真が、この日の服装や指輪、そしてDVDの表紙にあるエナメル靴などがよく似ているので、この写真を選んだのです。

 「おしゃれは“やせ我慢”の部分がある」と、トレードマークにもなっている「今日も靴下は履いていませんよ」と、ズボンの裾をあげてのサービスでした。
 ごく普通に見える白いワイシャツには絹のような光沢の刺繍が施されていました。その豪華なシャツを首の辺りのボタンを外して大振りな動作をされては、さりげなく胸の刺繍(前打ち合わせの両脇に7センチ幅程の刺繍)が見え隠れさせて、何ともおしゃれで恰好良さが光っていました。
 
 ここは立川駅周辺。会場へ行くまでのケヤキの並木が、ある種の雰囲気を見せていました。 
  
 立川駅北口の風景と立川グランドホテル。今日は4Fの「カルロ」で。受付で、前列真ん中の「Bテーブル」と案内があり、食事券と何やら抽選券の番号札を戴きました。
 
  
 女性は多かったのですが、男性も2割くらい参加。100余名は集まっています。
  
 マイクに凄く良く乗る声の持ち主は司会の女性。テレビのスポーツ番組、●?のレギュラー…などを4,5本を受け持っているとのこと。このスポットは、はじまったところで、まだ石田純一は登場していない時のもの。
 会場ではカメラ撮影は禁止だと司会が告げていましたので、致し方なく愛用のデジカメはバッグにしまいました。

  
      トーク会場から、3Fの食事会場へ移るひとときに。

 トークが終わりまして、サイン色紙やポジティブに生きると題したDVD、赤ワインなどの賞品の抽選をした後、テーブルごとに石田純一が回って来て記念撮影がありました。
 石田純一のトークは、内容が濃くて面白かったと言えます。かいつまんで列記してみます。

*男性は笑顔がいいと出世する。女性の笑顔は幸せになる。笑顔が「良い人生」に導いてくれる。
*健康は命よりも重い。これはマスコミに叩かれた言葉だが、命があっても健康でなくてはつまらないということである。
*年を重ねることは素敵なことで魅力が増している。年齢を重ね経験を生かし、過去をケアして積み重ね生きる。17歳よりも34歳の方が色気を感じる。年なりの可愛らしさが私は好きである。西田幾多郎(哲学者。京都大学名誉教授)は、70歳の時「今の自分が好きだ」と言った。言いきれることは恰好が良いし、言いきる素晴らしさ!を思う。
*悲観は単なる気持ちにすぎないが、楽観はその人の意志(考え方)がある。その意志をもって楽観的に生きること、生き方の方向を示すという、意思が見える。
*意気軒昂⇔意気消沈…気は熱意、心、エネルギーを感じる「気」の持ち方、若さ…力が漲る。意気軒昂でありたいと思って生きている。
*目標を絞り込むようにすれば目標に近くなれる。
*魅力とは、見た目ではない。優しそうな笑顔、いきいきした生き方や、自分の世界を持っている人で、美醜・見た感じではない。綺麗だけでは魅力的とは言わないしまた感じない。
*汗を出しきっていること…肌が輝いて若々しくて美しい。
*ストレスを解消して生きる。美味しいものを食べることはストレスがなくなると言える。
*食品では、食品添加物で装ったものは弱いと言えるが、有機野菜など自然の光りの中で育った食品に力がある。アミノ酸を意識して食べる。

 これらは、あとで賞品にされた「人生をポジティブに生きる25の方法」というDVDに詰め込んであるらしい。DVDを纏めたあとだから、このような話ができるのだろうナ…と思いました。浮気性で軽い人かと思っていましたが、このようなことを発表する石田純一を見直したくなっていました。

  
       強さを感じるご馳走でした。

~他にも話されたことで気になったこと。男性と女性の付き合い方の知恵みたいなもの~

◎男性はどうしても女性の前で良いところを見せたくなるから、自慢話をしたがるが、それは過去の話題。
 聞いている女性は「それが私にとっては何なの?」「それがどうしたの?」と受け取られる傾向にある。だから、「これからどうしたいのだ」という、方向性・目標を示すような話題をすれば女性の関心を惹き寄せ魅力ある男性(存在感)になるのだと思う。
◎女性の男性に対する魅力的な態度と言葉。
  サ…さすがぁ~!
  シ…知らなかった
  ス…凄い!(スゴォイ)
  セ…折角ですが…(言い方、ニュアンスに注意すべきだが。)
  ソ…そうなんだぁ(肯定した相槌)

◎女の人でスケジュールが混んでいる人は、要注意(ヤバイ)。
 特定な男性(自分)と付き合うばかりではなく、他の多くの男性と付き合っているのでは?と思える(疑いをもつ)女性だとの判断される。
◎一人で過ごせる女の人は素敵だと思う。
 男に頼るばかりではなく、男を束縛しない女の人のこと。確かにうなづけるけれど石田純一の場合は、特に男性側から見た、自由さを求めていると感じられ、やや勝手な言い分がチラリと見えた気がしましたが、いかがでしょうか?
 


シルバー・ウィーク

2009年09月26日 | SO-Color
 
 ゴールデン・ウィークに対して、敬老の日も含む休暇週間を、シルバー・ウィークと、呼びたいという社会のもくろみもあったようですね。
 しかし、毎年この時期に連休となるウィークにはならないようです。休日の指定が変わらない限りは何年か待たねば、このような連休にはならないからシルバー・ウィークという呼び名は今のところ定着はしないかも?と、あるテレビ放送で言っていました。

 今年は土曜日も入れれば、5日間の連休です。母を囲んで今までのように、孫たちは集まりたいとの気持ちがありました。
 しかし母をあまり移動させたくはありません。体力が落ちていて喜びもつかの間、疲れてしまうのではないかと心配でした。
 今の老人介護施設の昼食がすんだところで、母を囲むというプログラムにしました。4階のミーティングルームに孫や曾孫、そして私たち娘が集まって、母を感謝と尊敬の心を表すことにしました。

  

 アレンジメント花籠のメッセージカードには、“いつも大切に思っています。おばあちゃんありがとう 孫一同”と書かれています。
 母のお部屋にマッチするような花籠の大きさで注文しています。

 そして若い私たち世代の「おばあちゃん」には、それぞれ、“いつまでも元気で長生きしてください ●○ ◎●(孫の名前)”

 う~ん!やっぱり元気で健康で長生き出来るのが一番ね。だんだん元気でなくなったり、自分が自分らしく生きられないような事態になるのは、子供からみても哀しく寂しいことです。
 今の状態がなるべく長くあれと、思ったことでした。

 この後、みんなでレストランで会食をして、今日はお彼岸の入りでもあるしと、気が揃う私たちは、みんなで愛すべき亡き父親のお墓参りをすることにして、ここから40分の道のりですが車を連ねて行って参りました。
 そして集まる後の恒例は、母の応接間に腰を落ち着かせて、和みのひとときを過ごすことです。
 お天気も良いし、一族は素敵な一日を過しました。

 残念なことはこの部屋に母は帰って居なかったことです。その頃は施設でゆったりと体を休めて、自分の世界を悠々自適、心のなかで遊んでいたのかもしれません。前向きに考え、なるべく楽観的に捉える知恵がいつの間にか身に着いてきていると、思っています。

国内よりも 飛ぼうか!

2009年09月20日 | SO-Color
 “ 姦しい”の二倍に余る我々仲間は、前回 6月11日に「今年の旅」について纏めるつもりで集まった。でも気持ちが熟していなかったようで、他の話題にそれたまま、お別れとなってしまい纏まらなかった。

 昨年はこのグループで北海道旅行だったから、今年もどこかへ…ね!~という訳だったが。そこで、この度 9月14日の集まりは具体案をもって集まろうという、例の NAKAYAMA SAMITTO であった。

 
 
 あ、ごめん! まだ勢ぞろいも出来てないのにセルフタイマーの時間が短くて、操作が始まってしまった…! その上、柔らかいソファ座面に備えたカメラの三脚が倒れそうになってしまったり、で…大慌て!
 たまにはこんな表情も面白かったね。
 しかし、まだ Taekoちゃんは余裕…Masakoさんは、Taekoちゃんは、お嬢様だからね、ゆったりしているのよ、ネ!と。

 今日は、おはぎのご馳走。天婦羅もお酢の物も箸休めまでも全部 Taekoちゃんの心づくし。持参のお手製、数点を戴く。
 Ayaちゃんは胡桃と、カボチャの二種のケーキ。もちろんMasakoさんは…食べきれないほどのご馳走を用意されて下さった。遠く駆けつけるChiekoちゃんは、駅で待っておられるのでピックアップするお役目を買ってでている私は、料理する時間を惜しんで、出来あいの茶わん蒸しを持参…それぞれ持ち寄りで、半日たっぷり楽しんだ。


 
 みんなとても良い笑顔。それもそのはず!
 今年の旅行は中国へ行こうと、旅行会社へ電話で申し込んだところである。最高の笑顔が揃った。

 JTBで格安の旅行に眼がとまり、それに決まったのである。旅費は格安でも、他に20,000円以上はかかることになる。

  

 その日の週末、JTBから案内と手続きの書類が届いた。
 遠の昔に切れてしまったパスポート取得に時間と費用がかかるし、具体的には…空港使用料もある。成田と中国でそれぞれ必要となる。
 そして保険もかけるし、私は本籍地が近くではないし戸籍抄本を取り寄せ、住民票を送ってもらわなくてはパスポート申請も出来ない!
  
 Kinueちゃんは海外旅行はあまり気乗りがしない。息子さんの結婚式はハワイで挙行されたのだが、その際、挙式の合間にあちこち一人で移動して見聞してこられた。日本語が割に通じるハワイの地でも外国は外国。
 「言葉が通じないのは、面白さが半減するから…」と不自由で、つまらないという体験からの理由だ。
 Masakoさんは、この夏に親孝行の息子さん(海外の勤務地が多い)が、ビジネスクラスの待遇で招かれて行ってきたばかりのアメリカ。ニューヨーク州、マンハッタンの傍のコネチカ島へ行って来られた。
 息子さんの家での滞在で、Ozawa hall(指揮者・小沢征二ゆかりの。)やアメリカンドリームを果たした人たちのオープンハウスを訪れたという。その滞在時の感想は、子供が守られ過ぎて(そうしないと物騒だからだが。)、日本国内の子供たちより子供っぽいという。いつも親が付き添い一人では行動できない(させない。)…というばかりだけではなく、州の法律で親が保護しない子供には万が一何か有ったとしても、親が罰を受けることになるからだ。
 遊び、買い物、留守番、なども子供はひとりだけではさせないので、どちらかと言うと幼稚だと感じたという。いつも傍らで親が見守っているのだ。
 Masakoさんは海外旅行をこの5,6年何度も往来していて、もう軽々と海外に対してもその辺へ行くような気持ちとなっておられるようだ。この旅行推進の旗頭でもあって、頼もしい。
 また、Taekoさんのお母様は80歳過ぎたころまで、ひとりで海外旅行にも出かけ旅を楽しんでいたという。私たちも目標にしたいものだ。

 中国行きは11月を予定。もちろん、二千和会の7日は出席できます。

グロリアーレ

2009年09月18日 | YG-World

友人の息子さんが結婚することになりました。
こだわりの結婚式で9月にやりますと言う事でした。
もう終わった頃かなと思っていたらメールが入りました。
『親バカですが、見ていただけたら嬉しいです・・・・』
メールの指示に従ってみました。

  ネットで『グロリアーレ』のページを開きます


   メールにパスワードが書いてありました。    ここに入力

 ○○家・○○家 結婚披露パーティー が出てきました。


     挙式披露宴パーティー1・2 をクリック


『おっつ~~~と』出てきました。
プロカメラマン撮影の写真です。
その数ナント330枚!!



同じ海でも千葉と横浜の海ではどうしてこうも違うのでしょう。


シャイな彼がお母さんと腕を組んでいます。
うれし・はずかし・・・ でも、うれし。 



これだけの写真を見れば出席しなくてもその場の雰囲気がよくわかります。
さすがにプロカメラマンの撮影です。
写りの良さもさることながら、自然な良い表情をとらえています。
このページで写真の注文もできます。
でも、L版 315円・ 2L版 525円 と超高値です。

横浜での『ハウス・ウエディング』です。
ひとつとして同じ物はないという自分たちだけのこだわりの結婚式をしたかったそうです。
当然、費用も高~~~い(そのほとんどが親がかりだそうで(;一_一)
式の5日前に請求書が来て、彼女はびっくりしていました。

支払いの心配がなければ当人たちはいくらでもこだわっていけるわね・・・
(なんて彼女のつぶやきが聞こえました)

何はともあれおめでとうございます
さすがネット時代です。こんなサービスがあるなんて 


おや~ 珍種の三種

2009年09月16日 | SO-Color

 駐車場でバックしていました。ミラーに映った白い花…随分豪華な感じで、思わず確かめてみなければとカメラを持って降りました。
 

 葉っぱは高砂百合です。珍種かしら?
 花びらをそっと確かめたら、双子ですよ!
 ドクちゃんとベト(?名前はおぼろですが…)ちゃんみたいに、どこか、あるところでくっついているようでした。どうしたのでしょう…本当に…!!??

 
 普通の高砂百合ならこうですもの!
 横から見てみましょう。角度を変えてもう一枚。そして普通の姿も横からの映像です。

 
  

  花びらが落ちて雌蕊がはっきり姿を現しました。ちょうど5日後の9月10日です。
 一本だけの雌蕊のはずが二本も、そして子房が二つ太くなっているのが見えます。
 


 真横から見てみました。
 念入りと言えるかも知れないけれど、しつこいかしら?
 すみません

 

 

 植物の中ではよくこんなことがあります。例えば大根の姿が色っぽい女の人の足を想像させるような物も見た記憶があります。三叉になっていたり、それ以上に分かれたような大根も、しばしば見かけることがあります。
 そういう珍種は、農家の方ならお稲荷さんとか馬頭観世音さまにお供えして、豊年を祈ったようですね。

 裏をかえして言えば、少し気味悪さもあるのだと、思えます。
 食用にはしませんもの!勿体ないですが、神様に (あら!神様、失礼ですよね。お許しください。)お供えして、その気味悪さも何とか解消させているのではないでしょうか?
 間違っている見方かもしれませんが…???

 昨日(15日)の読売新聞にも、茄子の珍種の写真が載っていましたよ!読者投稿ページですが。
 茄子のヘタ近くに突起が二本でていました。珍しいですよね。


       
  友達の写真ですが、保田の水仙ロードを訪れた時に、その友達が感心して見ていたら、地元の方が「よかったら持って行きなさいよ。」と下さった珍しい形の大根。
 これは、作ろうとしても二度と出来ないでしょうね。
 自然が作った妙に色っぽい大根でした。
 

 3年前の2月ごろのことです。パソコンに保存していた中から、探し出しました。
   (撮影者はOchiaiさんです。)


100まで生きたらいいだろな…

2009年09月14日 | SO-Color

 保育園でお世話になっている孫のひとりから、ご招待を受けた。
「敬老会」なのだ。娘はいつも傍でお世話になっているお姑さんKesayoさんに毎年出席をお願いしていたが、「今回は保育園での最後の機会だから遠いけれどお母さん、出られますか」と尋ねて来た。「ではお願い! 行きますよ」と返事を出した。
       
 前日の晩から孫の家に出向いた。小学校3年生のお兄ちゃんMiraiくんが熱を出してその10日は学校から早退していて、大きなマスクで迎えられた。
 ここの小学校では、6年生の1学級で、2人の新型インフルエンザ・ウイルスが検出され、学級閉鎖をしているという。
 3年生 Mirai くんも風邪気味で、37.7℃あったので、学校を早退していたのだ。
 
 今年は最後の「敬老会」と、私も呼んでくれた年下の孫Karenちゃんはピンシャンしていた。
 お兄ちゃんも結構元気で、頭が痛いとは言っていたが、翌日の午後は36.6℃で平熱となって、ホッとした。

 さて、保育園で催してくれる敬老会、当日の11日だ。

 
 講堂(普段はお昼寝室にもなる)には、敬老席と園児席、舞台も用意されていた。
 
 最初は園長先生のお話。そして年長さんが敬老会のメインの歌を披露してくれた。

♪ 100まで生きたら良いのだろうな

   大きなケーキにロウソクを

   100本立てて食べるんだ

   どんどん大きくなるからね

   そのうち必ず追いつくよ

   おじいちゃんもおばあちゃんも

   元気で待っていてね ♪

  
 0歳児から1歳児のクラス。あどけない表情で、司会の保母さんは「キラキラと手のひらを歌に合わせて動かせるようになった…」と、まだ哺乳瓶を離せない子もいる幼児たちに眼をやりながら話した。
 かわいい……。みんなこんな時代の子たちを育ててきた、お祖父さんお祖母さんは、思わず頬笑みを持って一様に慈愛の目をむけた。
 
  
  ピアノが鳴っても、キョトンとしている子がいたり、それなりに振りをつけて踊ったり、自分のシャツの裾を口に持っていってお腹を見せてしまったり…。 
 何をしても可愛い。保母さんもここまでするのに苦労が多かったろうと思ったりしてしまう。可愛いからなんでもしてあげてしまうことも判るなぁ~。
  
 年老いた私の母は子どもが大好きだ。子どもが見舞いに来ると、それだけでご機嫌になる母だが、私の気持ちもだんだん年老いてきているなぁ~。
 子どもを見れば元気な若いころの「お母さん時代」に簡単に帰ってしまえる自分を発見して嬉しかった。

   
       
 合唱(斉唱)があり、打楽器を持って歌い、それに合わせて手拍子もして、お祭り姿の踊りを見させてもらった…このひととき。
 年長になれば、来年は小学校というわけで、もう立派になんでもできるようになったと、子の成長を見ては拍手を送る。
 Karenは、「パパとママの両方のお祖母ちゃんがくるのよ」と、友達に話しては楽しみに今日の日を待っていてくれたという。

       
 子どもたちの可愛い演技を見せてもらったお礼に、お祖父さん、お祖母さんが隠し芸のご披露。
 お一人は腹話術で、お一人は“孫”という曲で踊りを見せてくださった。
 「昨年は盆踊りのように、多数の方が舞台に上がってぶっつけ本番で踊ったのよ」と、Kesayoさんが教えて下さる。
 Kesayoさんも、なんでもなさるが、「大正琴など出し物としては良かったわね…」と、その準備をして来なかったのが、ちょっぴり心残りのようだった。

 「そう言えばね、Karenのママは、昨年の春(謝恩会かな?)に保母さんの誰もがピアノの弾き手にお願いできず、ピアノを弾いたのよ」と、Kesayoさんが自慢するような感じで教えてくださった。


 

 園児と同じ献立のお弁当を戴く。保育園の調理師さんが、老人にも合うものをと、腕を奮って下さった。

 屏風折りの箸置き、色紙の張り付け箸袋、折り紙のコースター、版押しの名札立て、そしてお魚の目を描いたランチョンマットなど、みんな園児の手作りで、これら作品はお持ち帰り下さいとの案内があった。

 格別に美味しいお弁当だった。

 


片岡鶴太郎展 ’09

2009年09月12日 | YG-World

今日から『千葉三越』で『片岡鶴太郎展』が行われています。
チケットを頂いたので、早速出かけてみました。
入り口から人だかり。
何と当人・鶴太郎さんがいました。ラッキ~~
千葉テレビの取材です。
テレビで見るまんまです。
インタビュアーの女性の方が背が高く小柄です。



携帯のカメラでパッチッとしていた人はスタッフから厳重注意。
カメラ禁止です。
よって画像がないので、PCからの画を載せてみました。



色彩がとても柔らかくて、ほっと心安らかになる絵です。


    こちらはパンフレットから
初めて鶴太郎氏の絵を見ました。
芸術の世界はよくわかりません。
ネットで検索してみたら、芸能人としての知名度でここまできているだけという辛口の意見もあります。
見る人の好みの違いもあるでしょう。
私はこの味わいのある『文字』がなかなかだと思いました。
左手で筆を持っているので「アレッ」と思ったら、本当は右利きなのだけれど絵を描くときは左で描くそうです。

ちなみに千葉テレビの放送は明日(13日)だそうです。


ちょっと上野まで

2009年09月10日 | SO-Color

 
 第94回の院展が始まった。早速観賞に行った。
 院展は日本画の、特に絵を、大学で学んだ方々の展示会だと、私の知る限りで受け取っている。中にはそうでない方も居るかもしれないのだが、多くは画家と呼ばれながらも大学で教鞭をとられている方が「同人」と称し、この流れを動かして居られる。

 
 
 東京芸大の学長を務められた平山郁夫の『文明の十字路を往く』と題した作品と、向こうは福王寺一彦の作品。父親の法林(同人)に師事されている。(第2室)

  

 月曜日の午前中から午後2時ごろまで、ゆっくり、とっぷりと日本画に浸かることができて、満足である。
 
 …と、言ってもお腹が空いた。
  都美術館に行く道筋で、大体目星をつけておいた「音 音 (おとおと)」で、お昼ご飯を摂った。

 

 
 上野バンブーガーデン店。 
 「3時でお昼のオーダーを閉めますが…」とのことを、承知して「ひとり…」でと言うと、外を眺められる特等席に案内された。私のお気に入りになりそうな…。
 香潤鶏の親子丼に、食後コーヒーか紅茶が付いている。カウンター席に新書版の読みかけ、岸田秀の「不惑の雑考」を置いて、外を眺めながら遅昼飯を摂った。 

 日本画観賞で満足の上、お腹も満腹となり、とても良い時間を娘からプレゼントされ帰路についた。あ~、満足(腹)よゥ~!


 


無いこと不思議? (カーナビ)

2009年09月08日 | SO-Color

 私はこの地に久しぶりに住むことになって久しい。しかし道路も昔とは変わり、自分で運転もしてなかったし走ろうとする道路を殆ど知らない。
 それでも、ナビゲーションは無いが、昔の友達を訪ねたり、母のショートステイ先を選択するため市内のあちらこちらの施設を探したりした。それこそ前の晩、地図帳とにらめっこして、信号を幾つ超えれば右に…さらに左に…と、ポイントを書いておいて、その予習に従って動いていた。パソコンにも親しんでは居なかった少し前のことであったのだが。
 母が何度か入院したのだが、ここから結構遠い市外の病院の場合もあった。毎日、今日は東からとか、西から行ってみようかとか、探検や冒険や発見を狙って動いては、母の見舞いをした。
 「ナビ」が無いため、目的地には間違って遠くに進んでしまっても、結構時間がかかりながらも、何とか行くことは出来たものだ。
 
 それが、今回は、いつもご厄介になっているNissan-アプリーテのダイレクトメールによると、一番簡単な物で3万円足らずのところでナビが手に入りそう…。
 いいチャンスだからお願いすることにした。ポータブル製品で取り付けも自分ですれば出来るだろうけれど、ディーラーさんにお願いすることにして、1時間の待機が必要となった。そこで、持参の本や週刊誌を読み、テレビに眼をやって、コーヒーをセルフサービスで飲みながら、待つことにした。

 

 下に示すように、チャッチイ、おもちゃみたいなナビゲーション。もう少し資金を掛けるべきだったか?…なんて、チラッと思いはしたものの、知ってる道を走るのが殆どのことなので、「これでいいのだ!」と思いなおした。
 次女の配偶者も「おかあさん、これが結構人気があるんですよ。」と勧めてもくれたんだし、自信を持たなくてはね、と。 

 

  
 いつも親切に対応してくれるOhdateさんに、写真を撮っていいかと許可をもらったので、このブログのアドレスをそっとお教えした。
 Ohdateさんや、女性の事務の方も、とても親切な方で安心して寄りかかってもいるし、いつも、お世話になっていて少々の無理も聞いてもらったりしている。

  さあ、これからはおゆみ野の旧友を訪ねて行く「お芋掘り」にも、余計なところに迷い込まなくて行けるに違いない。また別の友達の家には、よく迷ってしまい何とか辿り着くが、迷うところは過去にも迷っているところである。“ここは迷うよ”とインプットしてしまうと、不思議なことに、大抵次の機会にも迷う。
 こんな記憶を大概の皆さんも経験しているらしいのである。 だから非科学的なことが通っていた昔は、“狐に化かされた”なんて言うのであった。