いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

歳末

2007年12月30日 | SO-Color

 今年も残すところあと一日です。松飾りも一夜飾りはいけないと、28日に飾りました。今日は寒い日で風もあり尚更寒さを感じます。松飾りも風を受けて静かにはしておられません。


 寒いですから、ちょっとだけ中へお入りください。

  
靴を脱いですぐ階段、その上り口においてあるスリッパラックと鏡。
ラックの上方はフクロウのマクラメ、パンフラワーの菫、ピエロ、アネモネの造花。
みんな、優しい我が友達の作品群。
片付いておりませんが、リビングルームへどうぞ!


 誇り高き?花たちは、辛抱強く出窓に飾られっぱなしで○十年、そのまま壊れも枯れ(ドライフラワーにしたものを飾ることにしたので、それ以上は枯れたりしませんね。)もせず、頑張ってくれています。出窓の外はキウイーの棚、あまり実をつけないまま30年の歳月を刻み木は太くなっています。

    
  左(2点)はT.O.さんの手作りの魔女。62cmもあるものです。
 右は私の日本画作品「りんどう」 F11号。ずっと前のことですが、これは一応東区民展へ2回目の出品で、佳作の受賞。その前年、初めて出品した絵は中日新聞社賞・奨励賞をいただいたこともありましたっけ!マリーローランサンを髣髴とさせると評を頂いた「帽子」。今は押入れの隅かどこかにしまい忘れられたままです。カビが生えているかも?あ~可哀そうです…。飾ってやらないと泣き出してしまうかも?
 日本画は年齢を経て描くとまた良い味が出てくるものだよと、指導してくださった画家は励まして下さったけれど、子育てなどで中断?されたまま、今に至っております。

 いろいろありました平成19年でしたが、温かく見守ってくださってありがとうございました。来たる年もどうぞよろしくご協力のほど、お願いいたします。


この忙しい時期に②

2007年12月29日 | SO-Color

  中央高速道路を走り、諏訪湖サービスエリアで休憩する。
 八ヶ岳あたりから冠雪の山々が姿を現して、目を楽しませてくれる。この日は天気もよく寒さを感じさせない陽気で助かる。しかし、前夜年賀状の準備で完全徹夜をまたやってしまったが、それが祟って眠くて仕方がない。娘婿の運転にただ気持ちよく眠っているばかり。

  
 諏訪湖のサービスエリアは素晴らしい。疲れを取りたい方には温泉も入れる施設が備わっているし、眺めが第一に好いと思う。ゆったりとしたなかで休憩をとった。
  
八ヶ岳をはるかに見て大好きなママに抱きつく4歳のkancyan   このときのkancyanは何か気に入らないらしい。
愛らしく笑ってかわいいよ。                     思わず笑ってしまうほど変な顔している。
                                                            お兄ちゃんはさすが!だって1年生だもの。                                     

 右の写真は何度見ても吹き出して、思わず笑ってしまうほど、おかしな顔して写っている孫娘kancyan。そう言えばママが子供の頃、友達と旅行しての帰りに別れるのが辛くて、変な顔しかしないで写されたことがあったね。教えたわけでもないのに、こんなところが伝わっている?…はずもないけれど、気持ちの持ちようは似るのか?
            
 八ヶ岳方面を望む。他の山々の名前もサービスエリアの壁に説明板があったので見ているのに、今頭をよぎる山の名は八ヶ岳だけ。友達が八ヶ岳に別荘を建てているのでいつかお邪魔したいと思っている。だから今は八ヶ岳だけが興味対象ということなのだろう。幼児と気持ちが通じ合える、言わなくても目の動きで分かると喜んでいたが、私の思考が幼児的になっているからなのだろうか。
 ウ~ン~かも?


この忙しい時期に①

2007年12月29日 | SO-Color

 なんと忙しく日々を送っているのだろうと、振り返っている。

 まず300キロ離れた地から千葉に戻った翌日、級友たちと「忘年もんじゃ焼きパーティー」。彼女たちとは小学生時代からの長~い仲良しグループ“あすなろ会”。
 賢くて工夫している生活ネタをいろいろ披露し合ったり、手作りのご馳走や害のない化粧品作りなども出てもろもろを知ったり、日ごろ思うことなど話して5,6時間は会場提供の彼女M.T.さんの家でおしゃべり。多くの収穫を感じて今日はこれでお別れに。
             
 その翌日は娘に協力したいという用事があり、実は孫ともじゃれ合える楽しいお仕事。
 そして、その後は会報作りに。どうも今回は気が乗らない
 あすなろ会には「二千和会」のメンバーもいるので気安く彼女にぼやく。すると、早速原稿がK.M.さんから届いた 。ノートの切れ端に走り書き…「悩んでしまうと出したくなくなるから即送ります…」と。そしてA.K.さんも「Kさんにうまくおだてられて…」なんて言いながら気持ちよく協力してくださる
 不思議なことにそれから立て続けに3通の原稿が、メールに添付されて届いた。なんて有難いことだろう。救いの神は友達なのだ。ぼやいたことがアホらしく「浮き立つ心」のスペア取替えとなった。
 ウレシイこと 勢いづいて2,3回は夜も明ける頃まで粘って、会報編集に精をだしていた。
 
  そして、クリスマスパーティーを身内だけで。1歳から10歳の孫世代と久しぶりに帰国した姪夫婦などを交えて総勢17名。1品持ち寄りのにぎやかな食卓。妹は七面鳥ならぬ鶏のターキーを作った。ケーキはパンプキンパイでアメリカからパンプキンを運んだというので、丸ごとかぼちゃを思い浮かべて驚きがあったが、よく聞けば缶詰のパンプキンだと分かった。おいしかったよ
  
  この忙しい25日10:30から例のシャノアールで“20年度第1回目運営委員会”を開いた。当然その時間に集まれない委員の方もあるのだが…。忙しい時期ということで申し訳ない気持ちと、例年より遅れている「いちよう」発行日を何とか取り戻したいため、年内に完成したいと思った。
 29号をお正月に読んでもらいたい。会員が喜んで会報を見て読んでくれるようなお顔をつい思い浮かべては義務感をも感じながらの孤独な作業。
 本当は作り手ほど関心もないだろうし、読み手はマンネリの気持ちもあろうかと…。こんな苦労を伴って組んでいるとは思わないだろうし、それほどは喜んでくれる訳もないことは分かってはいるつもりだ。それを分かってくれなんて思ったこともない。取り組むと夢中になってしまうだけのこと。どこまでも私は“気のいい家鴨”らしい。
 運営委員も忙しさを押して必死で集まってくれているのだ。叩き台を私が作ったうえでないと始まらないから作るだけ。編集にはみんなで意見を出し合い、校正をする…出来た!
 その翌日は印刷のためにハーモニープラザに14:00集合。
 いつもよりもページ数が多い(16P)だけあって、読みでがあると委員仲間での批評を受けた。頑張った甲斐もあったが、何よりにも増して会員の原稿を寄せてくださるお気持ちから、重厚な価値もおのずから出てくるというものだと思った。

     いちよう29号(平成20年1月1日発行)      いちよう28号(平成19年9月1日発行)
   


Happy Christmas !

2007年12月25日 | YG-World


今年は何故か、家の中をクリスマスモードにしてみました。我が家の玄関です。
庭から万両を取ってきました。

『イスラム』の人と接していたら日本人にとっての『宗教』とは何だろうと考えさせられれます。そういえば、モンゴルの人が先月『ダライ・ラマ』が日本に来ているので横浜まで会いに行ってきたと話していました。
クリスマスをひとつのイベントと捉える日本人の柔軟さが私は好きです。 


子供が小さい頃は大きなクリスマスツリーを出して『ピッカ・ピカ』させていたのですが、ここ何年もなん~~にもしません。
クリスマス用のテーブルクロスを『二千和会総会&懇親会』に出しました。
続いて『日本語会話』の茶話会に。その勢いで我が家のテーブルにも登場です。

 
テーブルクロスをクリスマスにしたら、どんどん広がっていきました。

今日、まさにクリスマスの日にハンガリーからクリスマスプレゼントが届きました。
 
チョコレート                 手作りのカード

 早速、開けてみました。お味は? まあ、それぞれの好みだからねぇ・・・



可愛らしい手作りのカードには家族4人の名前と『 Merry Christmas!』日本語で『あけましておめでとうございます』と書いてあります。
もう、2・3日ここに置いておく事にしました。 


茶話会

2007年12月24日 | YG-World

いつもお借りしている公民館の会議室
    
 この日は茶道体験の後、茶話会をするので部屋の雰囲気を盛り上げています。
 どこかで見たようなテーブルクロス??
 そうです。「二千和会」の総会&懇親会で使ったものです。
 再度の出番です。

中国時間・インディアン時間というのがありまして『時差』とも言っているのですが
10時始まりといっても、まず全員が揃うことはありません。
とりあえず、時間までに集まった人たちと。

  Eさんのお姑さんが『お赤飯』を作ってきてくれました。
  Aさんが『十円饅頭』持ってきたので、ここにも並んでいます。
  本場インドカレーもあります。
  1階の調理室で電子レンジを借りたのですが、料理サークルの方たちも興味しん
  しんで少しおすそ分けしてきました。  
  本当はお茶とお茶菓子程度の飲食しか許可されないのですが、この辺は内緒で(^_-)-☆

 
             
               韓国人ファミリー
           今日は奥様の付き添いと子守のためにご主人もやって来ました。
このお父さんに質問されました。
「なぜ畳の『ヘリ』は踏んではいけないのですか?」 
一瞬言葉に詰まりました。適当にごまかしてしまったのですが・・反省(ー_ー)!!
なぜなのでしょう?これは私の冬休みの宿題としましょう。


茶道体験 その②

2007年12月23日 | YG-World

  
        まずは自分で立ててみます。(御自服というものです)
       立て方で味が違います。
  

   今日はインド人のPさんが袱紗捌きから挑戦しました。
   教える方も教えられる方も緊張です。

最初は皆さん、きちんと正座していたのですがこの頃になるとそうもいかず(ー_ー)!!映っていませんが左側の方には立派な『あぐら姿』の女性陣が並んでいます。

   全員揃っての記念撮影
この和室は『和裁サークル』の方が使う日なのですが、半分だけお借りしました。
快く承諾してくれた事に感謝するとともに、多くの人たちに支えられていることを実感しました。皆さま、本当にありがとうございます。 

  


茶道体験

2007年12月21日 | YG-World

今日は『日本語会話サークル』の今学期最終日なので授業はありません。
『茶道体験』をしました。
 『喫茶去』
    『お茶でも飲んでいきませんか』と言う意味
    左では『香』を焚いています。

     
  いつもは略式の椅子&テーブルの立礼なのですが、今年は和室を借りることが出来ました。
 お茶席は何度か経験がありますがこんなに裏側を見たことはありません。
  これは水屋・ 「へぇ~・こうなってるんだ・・」

  お道具が大変です。前日の夕方、道具だけ運んできました。
  更に、畳の雑巾がけまでしました。

 
まさに『日本の美』

 こちらお茶の先生方。
 交通費も出せないのですが、皆さん快く協力してくださります。
 本当にありがたい事です

貧乏所帯なので普通のお茶席のように、季節の和菓子は用意できません。
『十円饅頭』に『金平糖』を組み合わせました。今日は京都土産の『黒大豆』の差し入れがありました。
何とも可愛らしいお茶菓子です。

  お菓子が運ばれました。
  皆、神妙に正座をしています。(取り合えずといったところですが)
   
  これからお茶を立てて頂くのですが、まずは和やかな雰囲気
  Mさんの子供が小さく正座して、みんなの笑顔を誘っています。
  『正座は大丈夫ですか』と言ったら皆、『大丈夫・OK』と答えました。
  このようにきちんと座ることが出来たはこれまで(-_-;)


旧交を温め おまけの翌日

2007年12月16日 | SO-Color


 栄の交差点はもうすっかり師走。我ら母親たちは、我が子が幼稚園に通いだしてからず~っと共通の、心通ずる友達付き合い。遠くの親戚より近くの他人…という諺どおりかな? お互い助け合ったり楽しんだり相談したり愚痴ったり…良い付き合いをさせてもらっている。
   
 「今日は忘年会だね」と、まずはビールで乾杯です。2,3ヶ月に1回は会っているのに、顔を合わせると話は尽きない。自分の趣味の話、仕事のこと、子供や家族のことなど、女はとりあえず話すと気持ちが収まる。そして自分の生き方に並行するような、主義に通じたり意見を述べ合ったり拝聴したり、3人寄れば文殊の知恵であるかも知れないが、前向きに明日を思える気分になったりする。有難い友達関係だ。

テレビ塔/講演会 

  さらにその晩、明日都合が出来て券が無駄になってしまうからと、チケットを頂いた。澤地久枝さんの講演会―ワァ~興味ある!!

 

  それは、哲学セミナー・学習講演会「ひとりからはじまる」―新しい棄民時代の戦い―と題して澤地久枝さんのお話。連れ合いとともに出かけ、2枚のティケットは有効に使わせて頂いた。Nobueさん、ありがとう!

 澤地は1930年生まれ。プロフィール紹介には五味川純平の資料助手で『戦争と人間』の執筆を助け、1972年に『妻たちの2.26事件』を出版し、本格的な出版活動に入った、と。
 戦後まもない昭和24年には、鉄道事故など大事件が次々に起こった。何者かの意図をもって、それがレッドパージとなったというところから、話が始まった。
  
 一人ひとりは小さな存在、けれどその小さな人間から始めなければ、何も始まらない…と小田実は言ったと…。小田の言葉や姿勢が今日の講演での、澤地の心の琴線を大きく響かせている。
 “ひとりからはじまる”という演目。私は何のために生きているか、ということを自覚した市民になること。独立した個人になること、志ある人間として生きていかねばと思います…ときっぱり! 喜寿を迎えたお年には見えない若々しさ。心も姿もお声もとても澄んでいる。
 私は「橇が走り出すと止まらない」ように話が乗ってきて、だんだん早口になってしまうと…。
 14:30~16:50間に15分の休憩があったけれど、澤地さんはずっと舞台の上から降りずに、休憩のお茶と干菓子(両口屋の「二人静」)を頂きながら、五味川純平が「“二人静”だなんて二人でいれば静かであろうはずがない」と言った、とかの話まで雑談披露して我々にサービスされた。
 質疑応答で「語り継ぐ戦争…若者は戦争の悲惨さなど他人事で関係ないとしか受け取れない。実際の出来事を語るだけではなく、体験したその人の心の中を聞き出し、それを話せば戦争を知らない人々にも、疑似体験したように分かったり、興味深く聞けると思う。是非、戦争被害者・加害者の気持ち・心の面を若者に伝えて切実感を持たせて欲しい。その点をよろしく!」と連れ合い。

 東別院ホールの会場は450人満席の集まりだった。講演が終わった頃には、ホールの隣の東別院の門は閉まっていたがライトアップの門を写してみた。そして澤地さんの余韻に浸りながら、地下鉄の階段を下りた。 


晩秋の街に透けていく…

2007年12月14日 | 紅葉昂揚

 12月の声を聞いたばかりなのに、もう14日目。逃げるように時が過ぎて行く。届いた喪中はがきには、今年はとくに身につまされるような人が…。
 彼女のご主人が…。あんなに一生懸命介護されていたのにお父様やお母様が…。
 何より切実なのは同級生の急逝。あ~、限りある命と頭では分かっていても、現実感が無くて自分にはまだまだ遠いことかも…なんて思っていた。今は「命というものは儚いものよ」、なんてわかったような顔をして澄ましてはいられない。

 「葉っぱのフレディー」ではないけれど、少し元気をもらいに街路樹を仰いだ。
    
 ここは歩道と自転車道と車道に分かれているところが多い。黄色いのは銀杏、赤みを帯びているのはプラタナス。鈴掛けともいう。例年なら茶色に変化してすぐカシャカシャという音をたてて道端で人に踏まれているのに、今年の葉っぱはきれいに紅葉していてほっとする。

 
裸木とビルの間が歩道、銀杏の木の前の葉っぱで散り敷かれたままの道が自転車道 
           右の車道は向かいのビルで日陰に…いかにも寒そうな感じです。
  地下鉄駅に降りる階段

 紅葉の華やかさも良いと感じているけれど、実は裸木も良いと思っている。その立ち姿が好き!
 木枯らしに吹き曝されて気の毒な、寒そうな、気はするけれど、その寒さに立ち向かっているごとく凛としていて、それでいてその状況下で春の準備を着々と進めているんだから、参っちゃう…!!
 人間の私はあまりに寒いと地下鉄、地下街と地の中を移動するのがベスト。風はないし、エアコンディションで守られていて快適! すべて良い加減で、これは我侭という代物なんだけれど、自然に逆らえるのは、人間の叡智なんだと考えてもいる。 
 しかし、しかし…、この前の「いちよう」~後記・蝸牛の欄にも書いた「人間よ、驕るなかれ!」という天声人語の記事を取り上げたことがふっと浮かんだ。


総会・懇親会写真集 その2

2007年12月13日 | 総会爽快

                                     YGのカメラより
          総会前のリラックスした皆様  
                     和やかに良いお顔です。
          

            こちらは一転して真剣な表情です
   総会終了後の懇親会。ちょっとした『日本語』のゲームなのですが・・・
   
    
      部屋中に緊張感が漂い、一瞬シィ-んとなりました。そんなに悩まなくても大丈夫ですよ。

 

 
 これがネタ本。      こちらは豪華景品・某所のバザーで調達しました。 
                   さらに会長からも提供して頂きました。

 
 
 全問正解者のTKさん          何にしようかな・・・これは悩むところです。


『グー・チョキ・パー』じゃんけんなんて何年ぶり
『レディ・ファースト』なぁんて声もありましたが、景品選びはじゃんけんで。