いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

創作人形(2)

2009年04月28日 | SO-Color

 
芳名録に記入する。人形はかくのごとく出来ている。当然だがみんな手作り。
そしてAkasakiさんの全て創作で、どなたの師事も受けずに独学で制作する。
 
スリッパの裏側のミシン針の跡。靴下も何かのリサイクルの活用している。
 
緑茶ブレイク。その時の器はこれです。参りますね。シャッポを脱がざるを得ません。
 
テーブルの上には過去の展示の模様が記録されているアルバム。
製作者の説明やその作品にまつわる逸話もかなり興味深いものがあります。 
 
 
もうすぐお姉さんになるのよ。お腹に耳を当てれば、
ほ~ら、妹か弟の眠っている鼾が聞こえてくるでしょう?
 
Akasakiさんの自筆で、彼女の言葉がそこにあった。
―よろこび―
そっと見つめていたい人がいるという幸せ…
自分をそっと見つめてくれる人がいるという幸せ…
生きるよろこび、って
そんなお互いの存在感の中にあったりするのかも
しれません    
Toyoko
  
  
ここでギャラリーを開いたのは4年前。その当時からの記録アルバム。
人形制作に関わっての25年の月日は、やはり人を夢中にさせる“深さ”があると思った。
嫁ぐ前日の母娘の語らう様子を示す人形。
衣桁には白無垢と、打ちかけが掛けられて障子の明かるさの温くもりの場面。
本格的に着物など縫う機会はなかったとのことですのに、
美容院から借りてきて見様見真似で作られたという着物の数々。
綿を入れたふき、比翼仕立ての難しい仕立ての着物。
大変なものだと知っている。仕立ては少し気になる個所も(ごめんね)見えたのだが、
仕立ての玄人でもあまり作らないだろう打ち掛けなどに挑戦する心が、素晴らしい。
私は少し習った程度だが、自分の訪問着を縫いあげたり、子供の七五三の着物を縫ったり、
娘のウェディングドレス…まっ白いレースとサテンの生地を扱い長いチュールをつけて
花嫁衣装を仕立てて、娘に着せ結婚式をさせた経験がある。

彼女は習ったこともない着物の仕立てを、縮尺寸法で小さいとは言え、
これまた見事に出来上がっていることに、またまた驚いた。
下の写真は、おひな祭りのお重に、ちらしずしと桜餅にどら焼き。
本物に見えるが、ちいさな重箱においしそうに…しかしこれも粘土や布きれで作った小道具。
そして自転車。アメリカからのお土産に下さったというもの。ぺタル、ブレーキなど本物のように動く。
小人なら乗って行かれるに違いない精巧な本物志向。参ったね!
  
 
カウンターバーで気持ちよく酔っている客二人。一人はマスターを相手にかなり酔っている風情。
 
隣の部屋には、趣味の焼き物、ビーズ手芸、はがき、便箋、一筆箋などを展示販売していた。
ピエロの奥、左の書棚には彼女のたった一冊だけの本としては、娘さんの写真と母の心を綴ったもの、
彼女の大事な出来事などを綴った本があった。
そして自費出版のご本は、初めて書いた小説…という言葉が添えてあった。
ご主人が静かに見守っている暖かな明るい日差しの和室で、
午後の素敵なひとときを戴いた。


創作人形ギャラりー「風」

2009年04月28日 | SO-Color

 個性的な創作人形のギャラリーを訪れた。
 
 ご自宅を一部開放してギャラリーとしてお使いになって、ようこそ!とお出迎え。
 お花も一杯、外に置く瀬戸様焼き物人形・鋳物人形も、アプローチから歓迎される。
  
 
 ご姉妹で家庭画報大賞を受賞なさったことや、テレビドラマに彼女の人形が出演する機会があって、その番組のアクターとともに、記念に写した写真も壁にあったが、どなたが俳優でどなたが素人なのか分からないくらい、美しく堂々と場馴れなさった様子の、人形作家・Akasaki Toyokoさん(姉)、Wada Sumikoさん(妹)。
 他にも、新聞など数々マスコミに取り上げられていると聞いている。お二人の制作による人形が展示されているギャラリ―にお邪魔した。
 
  まず最初に出迎えてくれた人形は「ちょっと足あげて」。
 老夫婦のさりげない日常の一コマ。新聞をよんでいる夫がひょいと足をあげて掃除機をかける妻の様子を人形で表現されている。一体の背丈が約40センチ。
 その体に合わせての、小物を作ったり、売っているのを探したり、だれかが見つけて知らせてくれる出会いもあったり、親切に金槌やカンナを使って幌馬車など大きなものを手作りされる協力者もあったり…何か小さいものやちょっとしたものを見ると、欲しかった物に変身させたり…探している対象が、ひょっこりと現れる…と言われたが、アイディア一杯の物凄い空間であった。
 こうした物は、いつも頭から離れないで、工夫の気持ちの線上にあるからで、漠然と街を歩いているだけではなかなか見つかるものではないと感じた。
 この写真が捉えた小道具たち~新聞、掃除機、置時計、スリッパ、立派なソファー…みんな彼女の工夫や物色する心がここに結集されている。
 一部見えている子供の風景にもランドセルや机、地球儀、スタンド、厚表紙の本、遊んでいるトランプなどなど、全てミニチュアで人形に合った寸法のもので、風景の均整を保っている。ただ舌を巻いて感嘆の声を発するだけであった。
 
 ここは出窓を広くした特別な舞台。テーブルを囲んで4人のご婦人たちがおしゃべりしながら、パッチワークにいそしむ風景。外には桜が咲いている。椅子もテーブルも老眼鏡も…。状況や場面設定を2カ月ずつ換えているそうである。それは季節にあった設定や、ドラマ設定にして人形たちに演じてもらっている。また季節とそのシーンに合わせたりドラマが浮かんだりして換えるそうである。またそれらが変わったあたりで再び訪れてみたいと思った。

 
 
 人形作家のAkasakiさんは右に座られている方、また、下の写真では後列に立っていらっしゃる方。
 下の方の写真はみんな揃って同級生である。ただし学校・生活する地域は違っているのだが、それぞれ不思議な糸で結ばれていたようす…過去の出会いも、話しているうちに分かって驚きの中で共通した場があったりしたのである。
 どこか出会ったとか、小学校が一緒だったとかは普通のことだが、小学校は違うが先生の転勤から転勤先の小学校の同級生を引き合わせてくれたために出会ったとか、同級生と結婚していたから今回の出会いのきっかけが出来たとか、高校が一緒になったとか…。
 それぞれが「あれ~?!」「一度は別々になったのに、高校で再会できたのよね!」「50余年の再会ですね~」
 驚いたり感激したり、なぜ?と不思議に思ったり…の関わり方。
 改めて写真のなかの皆さんの笑顔を見て、なんと幸福そうな、満足度が高い、良い表情をしているのだろうと…思って見た。
 Akasakiさんは、人形制作のみならず万能の才能の持ち主である。本を上梓なさったり、絵を描かれたり…存分にその才能が発揮されて人形演出のプロデューサーだ。そして、はがきや一筆箋などにも彼女の個性がきらめいたものを購売されるコーナーもあった。
 あ~、こんなに一生懸命に生きて、自分を活かしている時間を持っていられたのかと。積極的に、自分の個性がきらめくための対象(人形制作)を見つけて生きてこられたのね~と、ただ感服。その生きざまを垣間見て眺めさせて戴いて、今、なんと充実した時間、中身の濃い一日を共有できたことかと喜びと感激、ときめく時間を戴いた。
 そして帰路にはあまりに感心したこと、感激したことに対して、なぜなのだろうか? 大変疲れてしまった自分を見つめ、寡黙な傾向に……そんな意外な無の空間を発見。車を出してくれた友人と二人になったので、そのあと2時間近くをコーヒーとケーキセットで、日常的な会話で埋めた。そして平らな生活にスリップしていく時間をしばらく持ってから、友人Chiekoさんと別れた。


疲れが尾を引いて

2009年04月26日 | SO-Color

今咲いているのはつつじ?またはサツキ?
 
緑の葉が覆われてしまうように、華やかな彩りを見せている。
今、大変に目を楽しませてくれている。
母が元気に散歩しているころ、私も付き合って近所のスポーツセンターや
草野水路の遊歩道を往復していたことがふと目に浮かぶ。

母は体調改善のために入院した。
幸せなことに、今までの介護老人健康施設に近い病院だから
大変気軽な感じで、病院に移れた。
病院に入ると、流石その効果は目に見えるように良い感じになるのは嬉しい。

 

ここの入院仲間で、私が今までに出会ったことのなかったような人に出会った。

そのお婆ちゃんは、いつも他に非難の矛先を当てている。

私はこんな処に来たくなかったのに、入れられてしまった。
今までは自分の足で歩けたのに、ここじゃ歩けないじゃないか。
こんなお食事じゃ食べられないよ。これじゃ鳥のえさだよ。
菜っ葉が無いじゃないか。何を食べさせられるんだか分らない。
何よ!こんなカーテンぶら下げて邪魔じゃないか。
仏様も神様もここに無いよ。捨てられちゃったらしいね。
お父さん(亡夫)が出てきて早くこんな処、出てしまった方が良いと言っていた。
ここに居たら殺されちゃうよ。
あなた達、肩書きでものを言って、私に押し付けてくるね。
私が文句を言うと無視するし、居なくなっちゃうじゃないか。
横合いから口を挟むんじゃないよ。
60年も前に今の家を買ったんだ。あの家へ行かせてくれよ。


ウルサイ~ッ!!

 ベッドの名札には86歳とある。看護士さんもヘルパーさんも実に優しい言葉で対応しているのに、自分勝手な言い分を繰り返しながら通そうとしている。
 考えて見ればある意味では“唯我独尊”…周りにいる者を皆撥ね退けて、言いたいように、やりたいようにやってきて86年過ごして来られたようである。
 周りは皆信用できない人ばかり。息子でさえもこの母の言い分には黙って従っているしかなかったようで、見舞いにきても声もあまり聞こえず、ただ母親の恨み節を静かに聞いている。おとなしそうな良い感じの人のように見えるのに、嫁もとらず(この母が居て迎えられないのか?)に、結構な年なのに…しかし未だ独り者と、そのお母さんの恨み節の中にも、そのことが混ざっていた。



 この方にもこの方なりの“太陽”をもって生きられていると思う。
さて、私が85歳以上も生きていられるなら、どんなおばあさんになっているのだろうか?
 介護しながらも、未来の自分の在り方を描きつつ、今を過ごしているのである。

 
私は食事介助をしながら言った。

お母さんは素晴らしい!
私たち子供に食べ物の好き嫌いの躾をしてきたから、
なんでも食べられて、介助も遣り甲斐があるわ。
お母さん、食べてくれてありがとう!!

隣の恨み節がす~っと消えた。



栃木・足利学校へ 速報

2009年04月24日 | 会報お役立ち

ただ今、参加のお返事を戴いた人数 13名

二千和会の次回散歩のご案内
(足利学校を中心とした周辺の地図) 


中型バスをチャーターするという企画を立てましたので、
まずは会員に限定してのご案内をしています。

いつもは、会員のみということはなく、会員のお友達・ゲスト参加もありますが
今回は参加希望がどのような状況になるか皆目見当がつきませんので、
取り敢えず28人を会員に限るとしての参加人数把握に致しました。
やきもきしながら、毎日ポストを確かめ、期待の心で皆さんの
お返事の葉書を待っている状況です。
正直、まだ13人の参加希望者なんですかぁ?
と、感じているところです。


一応来週末の締め切りを目途に
バスあるいは電車の利用を決定できる見込みです。
そのころから、お誘いできるお友達にもお尋ねください。
参加されるようでしたら、返信受付を担当のY.K.さんにその旨ご報告ください。
その場合も先着順となる予定ですので、お含みおきください。

返信の回収率は低いのですが、まだ返事が出来ないで居られる方は、
日程調節が難しく、悩んでいらっしゃるのかも知れませんネ。

 
近くでは八重桜が綺麗に咲き誇り、そろそろ散りだしています。
八重桜の花びらのように、参加者がたくさん集まってくれると良いのですが…。
せめて28人までに満たされますように…!

今、足利学校の近くの“あしかがフラワーパーク”では
藤の花が多分満開というころだと思います。
樹齢約140年の見事な藤の花は
枝の広がりが500畳分に及ぶものさえあるとのことです。
しかし、私たちの実施計画の時期は残念ですが…、
大人気の藤の花の時期ではありません。
もしかして、入園料はお値打ちな時期にあたるのかも知れません(?)。

この画像はインターネットからのコピーです。

バスツアー計画の頃の花ごよみを見てみますと、バラ、クレマチス、
花菖蒲、あじさい、熱帯性スイレン、和スイレン、ランタナ…などとあります。

もしも二次募集ということになってからは会員以外の方にもお誘いできますが、
さて、会員だけで笑顔満面ということになるでしょうか?
ご希望の方は少し無理をしてでもご参加くださると嬉しいのですが、
その辺は皆さんのお気持ちにゆだねるしかないのですよねぇ?!?
“早く来い来い…参加のは・が・き~”


プラタナス

2009年04月23日 | 雑記自由帳

 
これなぁに?
タイトルが先に出ているのだからプラタナスの実!
高い木の上に見えている実です。これはもうじき朽ちてしまうのでしょうか?
 
可愛い実でしょう?
確か、Sabuちゃんがこの実を見つけて「あれ、取ってよぉ」って
お母さんにせがんだというプラタナスの実です。
20数年前、同じ文芸グループのメンバーのJunkoさんの作品にありました。
5、6歳の男の子時代のSabuちゃんを連れてJunkoさんが
参加されていました。子供の心をテーマに作品を発表したのを思い出したのです。
私も彼より2、3歳小さいFumiクンを伴って勉強会に参加していました。
5、7、5とひねっていた懐かしい時代…この実を見てふと思い出したのです。
 
樹ばかり、実ばかり見てカメラを据えたので、脇に見えている塔が斜めに…。
見難い画像でごめんなさい。
あの樹の枝にぶら下がっている実を鈴に見立てて“鈴懸けの木”とも呼ぶのです。
樹皮が剥けて斑の模様の幹も風情があるけれど、
背が高い樹にしては可愛い感じ、実を手に取って欲しくなる気持ちが分かります。
  
まだ青い実は今年のものですが、土の上に落ちて柔らかい毛で種が守られています。
種は風に乗って飛び立って行きたいのでしょうね。
でも、やがて綺麗に片づけられてしまうのでしょう。
こんな整ったところでなければお掃除されることもなく
自然のままに飛び立っていくのでしょうに。


栃木・足利学校へ

2009年04月22日 | 会報お役立ち

 会員の皆さんにご案内が届きましたでしょうか? 
次回・第45回二千和会の活動は、足利学校史跡散歩です。
そして、初めてのバスツアーが実施出来るか、またはバス利用の計画がポシャンになるか?
 
 
 
この藤はスポーツセンターで咲いているものです。
今ごろ足利フラワーパークでは見事に咲き乱れているかも知れません。
長く垂れ下がった藤の花房がため息をつかせるほどに見られるに
違いありません。
今回の栃木・足利行きは藤満開の時期は外れていますけれど
その時期の花たちが我々の期待に応えて笑顔で迎えてくれるだろうと思います。

 
 
時が流れる。全てが動いている。
その進み方が緩いか早いかは、一概に言えない。
それぞれの生き物の宇宙の中で全うする、すべきだ。
鳥などの小動物、犬猫、我々人間…みんな成長して老いていく。
そのサイクルの長さをみれば皆違うと思うかも知れないけれど
誕生から死に至るまでのプロセスは結局は同じだと気づかされた1昨年。
脈打つ回数によって早く成長したり遅く大人になったり…。
草や樹木、植物だって、または不動と見える石の様なものだって
全てが時の流れに従って変化していく。
 
 

       
急に我々の活動とは関係のない話になってしまったように思うかもしれないけれど、
“今”が“今”では無いことを改めて思ったことから発想したことなんです。
今を今として取り返しのつかない“その時”を意識して
毎日を送りたいなぁと思っています。

頑張れ、自分! 頑張れ、みんな!

だからこそバスツアーが実現するといいですね。
バスツアーでなければ電車を使って出かける予定ではありますけれど。
電車でもいいとは思います。
けれど回るところ、訪れるところはメインの足利学校だけで帰路に着くかも知れません。
中型バス28人乗りがチャーターできれば、皆さんお値打ちで
時間のロスも余り感ぜず、多分電車で行くよりもたくさんの見学ができると思います。
リミット28人。多すぎても少なすぎても…?
執行部は気持ちのバランスを崩すのではないかと心配しつつ、
新境地の活動の在り方を模索中なのです。


2009年04月20日 | SO-Color
 
  
 今日は私の休日。妹たちが分担で、昼と夕食時に母の介護を担当する日です。
 私の休日の月曜日はあいにく公けの施設はお休みのところが多いのです。でも折角の休日…ちょっと骨休めに近くへ出かけましょう。

 ここは幕張副都心。大きなビルが建ち並んでいますが、この辺は静か。見浜園とその周辺です。ちょうど「母の庭」の手入れも済んだことだし、本格的な日本庭園をちょっと見て行きましょう。
 広さも大きいし、手が行き届いて見浜園のデザイン―回遊式でぶらり散歩も楽しめます。下の写真は我が家の庭。座敷に座って眺めるにはちょうど良い広さですが、手入れもこの日にようやく終わりました。いや、まだ私の仕事は残っています。残してもらったのですが、草をとってあと、渡り跳び石でも置こうかと思っています。
  
 この庭面は芝生を敷き詰めてあったのですが、2、3年前に飛び込みの人に庭を任せたのが失敗でした。手早く終わるという言葉が魅力でした。任せて驚きでした!! ローリングの刃がついた電動の草刈り機をブンブン鳴らして、芝も草も、庭木の伸びたのも全部刈ってしまったのです。土は出るは、樹は伐られてしまうは、植木は大して刈りこまれないは…でがっかりしてしまい、その後はいつもの庭師さんには見せたくはなかったので、放っておきました。そんなわけで、実はその間手入れらしいことをしていませんでした。
 放置された庭も、これでようやく一段落恰好がついたというところです。自分の事情はこの辺にして…マンハッタンホテルの庭や見浜園を観賞しましょう。
  
  
   
 
 もうそろそろ2年前となるわけですが、実はここで、母の米寿のお祝いを致しました。娘たち夫婦から孫、曾孫まで27人の集合で、抱えきれないほどの真っ赤なバラの花束を前に嬉しそうな母を囲んだのでした。その後どうやらこうやら過ごして参りまして、もうすぐ卆寿です。お祝いをどのようにしたら、今の母に良いのか思案の渦の中…。
                         
 
 下見などというものではないけれど、ここでゆっくり致しました。母はここではおしゃれもしなくてはならないし、姿勢もあまり崩せないし辛いだろうな? 鯱鉾ばってお祝いは無理ですねぇ…。
 
 
 
 余談ですが……と型どおり言ってみても、ブログにアップするものは殆どの部分が余談、いや、余談ばかりで埋まってしまいます。
 日記のように、個人的な記録を公開しているばかりではありますが、そんな中にも何か役立つようなヒントみたいなものがあるのかも知れないと思いながら、子供時代の「夏休み―宿題絵日記」様の大人版くらいに気楽にアップしています。
 何しろ“二千和会は健在なり”というところで続けられていると考えています。役員さんにブログアップを呼びかけても、お若いYGさんの魅力的内容が時々アップされるのみ。他にもまだ役員さんのメンバーは居られるんですよ。I.T.さん、今度世界一周のクルージング余談など、載せてくださらないかなぁ?! このような記事もあったら良いだろうなぁと期待しています。

藤の花

2009年04月19日 | SO-Color

 
藤の花の季節がやってきました。急に庭が賑やかになりました。
なぜ?
花が咲けば花の香り、そして花の蜜…、その蜜を戴きに蜂がやってきます。
ブンブンと大きな羽音を立てて……。
花で賑わい、虫もたくさん訪れることになります。
私はアシナガバチには怖いと思っています。足長蜂に刺された体験がありますから。
人並みでは無い“チクチクヒリヒリ…”とっても痛い! ヒリヒリ…あぁ!!
でも、この蜂はあまり怖がらないでいいとひとり判断しています。本当は、コワイ?
 
 
大きな蜂です。お尻が丸くて黒い色をしています。
いつも藤の花が咲くとどこからともなくやってきます。
花が無ければ、当然この庭にはやって来ません。頭を低くして写真を撮りました。
  
 
思わず、音楽の授業で習った歌を口ずさみます。
この歌ではバラの花の蜜に惹き寄せられたハチたちなんですね。
花が咲いてなければ、ハチは訪れては来ないようですね。

ぶんぶんぶん はちが とぶ
お池の まわりに
野ばらが さいたよ
ぶんぶんぶん はちが とぶ

ぶんぶんぶん はちが とぶ
あさつゆ きらきら
野ばらが ゆれるよ
ぶんぶんぶん はちが とぶ
村野四郎作詞・ボヘミア民謡

 
花の形、自然の造形…本当に感心します。
なぜこんなに美しいのだろう。花はどの花も!
小さなハコベの花でさえ、愛しさが滲み出るような可憐さと精一杯の生命。
本当にどの花も美しい。
でも
その花を美しい、素敵だと思わなかったら
残念ながらその良さは見いだせないのかもと思ったりします。
やはり、こころ…が大切。
ハートを生き生きと働かせて、万象を見て行きたいと思います。


今ごろの椿

2009年04月16日 | SO-Color

「いちよう」34号のために寄せられたカットです。もちろんKeikoさんの作品です。


去る4月11日、草野水路の水際に咲いた花大根をキャッチ。
薄紫の群衆…。小さな花ほど、かたまって咲くいている。
それはそれの美しさ…素敵な春!
水路の流れには桜の花びらでいっぱいに埋まっていて
花びらの動くじゅうたん! 

  突然のメールでのお誘いがあった。「抽選でS席が当たったの!」と、Ciekoさんからのご招待。それは「都はるみコンサート2009」というもの。二千和会のメンバー名を、ご親切にも書いて下さって応募して下さったという。そしてなんと2組(4名)も当たったのだと。
 6時に文化会館の前庭に待ち合わせて、Yさん手作りのサンドイッチを頬張ってから入場。ここは5年くらい前に同級の友達が山田流箏曲の発表をされたのを聞きに来て以来だった。
      
 今回、照明が私にとっては興味を引いたこと。演台には客席に向かってのライトが設えてあり、時に天井、時に脇の壁をスクリーンにして影絵の様になった光りの束を投げかけて賑やかな効果を出していた。
 オープニングの都はるみの衣装は奇抜な若緑色に赤い数字の模様の振袖であった。“都”は数字に置き換えると3,8,5(み・や・こ)となるからと、本人都はるみの説明。数字とアルファベットの模様が着物のデザインだった。昭和23年生まれだからちょうど60歳の彼女は、意外にも可愛い女のままでワンマンショー。

 2場目には客席中央の通路に現れた。歌いながらファンに握手のサービスをして、舞台へと向かう。生い立ちなどのショートストーリーの間に衣装を替えて、座席近くの通路に現れた。
 舞台では大きく見えた“はるみ”を遠めから、オペラグラスを使い彼女の表情をみようとしたが、はっきりはしなかった。満足には分からなかった部分、背中の横幅や背格好など小ぢんまりとしてスマート! 若い時はどちらかと言えば、失礼ながら美人と表現しかねたのに、こうして歳を重ねた彼女は近目で見ると美しかった。綺麗だった。 テレビで見る時よりず~っと。
 当然ながら歌もなかなか…! 当たり前ですと笑われそうだが!!…聞かせてくれた。
 「黄昏の橋」「東京セレナーデ」「小樽運河」「幸せ岬」「夕陽坂」・・・・・これら前半から中ほどの曲は、あまり馴染みの無いものであった。しかし直に聞かせてもらうと、良さが伝わってくる。これを上手いと言うのだね!
 小さな体ながら、バックグラウンドの大きな奏者に軽々と冗談を言っての、サービスの振る舞いなど、約2時間観客を楽しませてくれた。
 後半は、巷でもよく流れて私でも知っているヒット曲の数々…「涙の連絡船」「北の宿」「大阪しぐれ」を歌った。5月20日にリリースされる新曲「小さな春」も。いいかも知れない!?「千年の古都」も良いな!
 後半の振袖姿は、濃い緑のバックに赤紫の牡丹を振袖の下の方に、身頃の裾から後ろにかけて配した色は地味目だったが、この年齢では派手目な大柄の振袖衣装。

 またここで、輝いた人生を送ったのであろう人を拝見した。あぁ継続は力なり。
 「さよ~なら、さようなら… 好きになった人~…」 歌謡ショーの余韻を楽しみながら、4人は離れがたい気分にもなったが、「さようなら、さようなら」と歌いながら……。 


誕生日

2009年04月15日 | YG-World

  HAPPY BIRTHDAY!!  一歳のお誕生日です。
   ママ手作りのバースデー・ケーキ
     スポンジで『1』と作っています。色彩がいかにも日本ではないという感じ。
   タミール語?たぶん?? 一番下は彼の名前             
  
   神妙な面持ちの本日の主役   
 
    去年の今頃はこんなでした。
本当に1年なんて早いものです。
       もう歩いています。



 お馴染みのスリランカ料理とデザート(ゼリー)

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     ここまでは問題なし。
『めでたい・めでたい』で帰宅した我が家の夕食時、突然の電話。
「HELP ME !!!!」 「子供が頭を打って血が出ている。すぐに来て!!」
ちょうど一年前、出産前に泣きながら電話してきたことを思い出しました。
すぐに駆けつけてみると・・・・
    
                         これは大騒動の翌日(ー_ー)!!
おでこに大きなコブが出来て、1センチぐらい切れて血が出ていました。
とりあえず 稲毛病院(パパと合流) →  海浜病院 →  消防署 →  川鉄病院
  結局タクシーで川鉄病院へ。

時間が経つにつれ、コブの山が低くなっていくようですし、子供の様子も大したこと無いようなので大丈夫じゃないかと思ったのですが、若いパパ&ママにするとドクターの診断を受けなければ安心できないようです。

やんちゃ息子ここにあり。
『大丈夫です、少し様子をみてください』で傷口を消毒しただけで帰ってきました。
過ぎてしまった事ですから忘れてしまいましたが、子供を育て上げるのは大変な事です。
ましてや、異国では言葉も通じず、初めての体験ばかりで不安一杯でしょう。
翌日、様子を見に行くと彼は相変わらず動く・動く・・・少しもじっとしていません。
元気・元気は何よりですが目を離せません。
結論です。
『お母さんはエライ
最近具合の悪くなった母と向き合う機会が増えました。
娘としては胸を痛めること多々あります。
でも、この母がいるから今の私がいるわけです。
幾つになっても親は親・子供は子供。
『お母さん・ありがとう そして、お母さん・頑張って