名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
みなさんの棋力向上のための記事を毎日投稿しています。

10月の予定

2023-08-08 | 名将会

10月の予定が決まりました。  

第244回

壱8月19日(土)R1800点以上

弐8月26日(土)R1800点以下 

第245回

壱9月9日(土)R1800点以上

弐9月23日(土)R1800点以下 

第246回

壱9月30日(土)R1800点以上

弐10月28日(土)R1800点以下  

 

9月に壱を1回分先行していたので、10月は弐だけです。

プラスマイナス100点までは参加してよいです。つまり壱は1700点以上、弐は1900点以下です。
100点は超えないように、R区分は守ってください。
皆様の参加をお待ちしています。

 

なお名南研究会は8月休み、次回は9月3日(日)、次々回は9月18日(月)に予定しています。

どなたでも参加できますが、レーティング3局、表彰はありません。棋譜を残して反省し、棋力向上することを主眼にしています。

 

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SS1-13 角道オープン四間飛車(4)

2023-08-08 | 基本定跡の研究

後手が工夫する番ですが、

82玉の前に44歩を突けば、46歩には45歩同歩同飛と動けます。タイミングをずらしたとしても、88玉82玉46歩72銀47銀45歩同歩同飛で良いでしょう。先手は47銀型をあきらめて、36歩82玉25歩72銀96歩94歩88玉52金左78金と待ちます。後手は22飛

45歩を突いてもたいしたことはないので、向い飛車に転じるのが常套手段ですね。今度は44銀~35歩とはできないので、68金右24歩同歩同銀

これは「逆棒銀」と呼ばれる攻め方です。居飛車の受け方は37桂ですが54角

右翼に手をかけてこなかったので、嫌な感じです。従来は55角43金46歩

ここは36角ではなくて65角がしゃれた手で、23歩同飛66銀27歩

65銀28歩成32角22飛打

23角成同飛と進んだ局面で

評価値は-221の後手もちです。でもAIは先手の間違いを指摘してくれます。

66銀ではなくて66歩が正しく、27歩23歩同飛65歩

28歩成32角22飛打23角成同飛

67歩65銀の形よりも、77銀65歩のほうが玉が堅いというわけなのでした。31飛38と32飛成には14角くらい。

47銀54金23竜同角22飛

12角24飛成55金38銀

これくらいが相場で、評価値は+95、何とか先手の利を保っています。でもちょっと不満ですね。

もっと戻って後手の54角には55角ではなくて

56角のほうが良いと指摘します。23歩同飛34角のねらいですから、25歩(か43金)と受けるわけですが、46歩と突けば65角がないので36角

45歩33桂

47銀にも45桂が利くので、29飛45桂同桂同角同角同歩

角桂をさばき合いました。王手飛車の筋がちらつきますが、39飛33銀とした方が得(74桂を打っても、後で38角が両取りになる)で、それから74桂を打ちます。

取れば55角が王手銀取り。ゆえに92玉95歩74歩94歩

まだ82玉とは逃げられません。44角93歩成同桂94歩85桂93歩成81玉92歩

この図の評価値は+413の先手有利です。

まだまだ後手有利に持っていくのは難しいです。序盤で1手損しているし、向い飛車にして2手損ですからね。

 

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