先手の駒組にもう少し工夫が必要だということはわかりました。
この図で68金右とすると失敗でしたね。49飛とするか(47飛は45歩から動かれる)、36歩84歩を入れてから68金右とすれば解決します。
65銀には同銀同桂66角59銀49飛68銀成同金54歩35歩
35同歩に34銀15角45歩
55金16歩26角27銀
あまり筋は良くないですが、駒得になるので先手有利です。評価値では+404
やっと65銀の仕掛けに対応できました。でもこればかりではなくて
85桂もあるのです。66角65歩は角が死んでいますから86角ですが、24角16歩14歩47飛
これは角を引くための準備です。35歩25歩13角15歩
36歩14歩35角78金右26角38歩
どうにか後手のさばきを抑えました。95歩同歩83銀68角72金
86歩97歩同桂同桂成同香35桂
後手の85桂をただ取りにはできません。桂を交換されて打つ場所ができていました。49飛27桂成の図で一段落ですが
評価値は+42の互角です。喜んで迎えたい局面ではないでしょう。
先手はまだ駒組の工夫を求められるようです。