名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
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SS1-13 角道オープン四間飛車(10)

2023-08-14 | 基本定跡の研究

プロが好きそうな形というのはなんとなくわかりましたが、アマチュアならどうするか。私は玉を固めるのは好みではないので

この図からは33角成同桂88銀22飛46歩42銀36歩54歩47銀

左美濃にせずに、47銀型を作っておきます。(58金右としていなかったら38金とするのも考えます。) 53銀77銀21飛66歩42金67角

後手は33桂と跳ねている形なので、自陣角を打って34歩を取ることができます。この場合は37桂を跳ねないで角を打つ方が良いようです。44銀34角45桂

角を殺す筋はあるのですが、45同歩33銀35歩

この図の評価値は+271あります。角を取られても銀桂歩との3枚替えなので駒得ですね。64角には46桂と受けておけば良いでしょう。ということで後手が角を取りに来なければ、

ここから44銀34角84歩67角

食い逃げしておく方が無難です。ねらい筋としては、24歩同歩23歩~24飛、16歩~15歩~14歩同歩12歩同香24歩同歩12角成もあるのですが、74歩35歩同銀34歩

桂を取りに行く方がわかりやすいです。(この時のために37桂と跳ねなかった。) ここからは25桂同飛44銀37桂・・・か、44銀33歩成同銀45角・・・か、いずれにせよ評価値では+200前後の中盤が続きます。

 

 

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