名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
みなさんの棋力向上のための記事を毎日投稿しています。

SS1-13 角道オープン四間飛車(32)

2023-09-05 | 基本定跡の研究

昨日の指し方では先手に不満があったので、

26歩型でも22飛には77角を打つのが本手です。後手は33角の他に12飛もあるのですが、25歩に32金

あるいは32銀と受けます(24歩同歩同飛に33桂)。本には24歩同歩同飛23歩28飛から駒組に移行して、

22飛と戻されて24歩~25歩・・・という変化が書いてあります。2筋を逆襲されるのはちょっと不満ですね。

AIに聞いてみると、やはり2筋の歩を交換しません。

58金右42銀96歩94歩36歩33銀46歩

先に右の銀桂を使えるようにします。37桂~45桂が見えるので後手の駒組も難しくて、44歩37桂43金45歩

4筋を手厚くされても45歩から仕掛けます。45同歩同桂~24歩と攻めれば十分なので、22飛44歩同銀47銀

角筋を生かして攻めることができそう。なので後手も64角を打って、46歩と受けさせて駒組に戻ります。

こんな図でしょうか。先手玉が堅くて攻め味もあるので作戦勝ちでしょう。29飛83銀49飛54金56銀

後手に離れ駒ができたタイミングで4筋攻めを見せます。42飛に24歩同歩29飛と揺さぶって

22飛には45銀、46角には47金84角24飛、ということでうまく仕掛けられました。

最初の77角に12飛と受けさせれば先手が十分です。

 

 

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