名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
みなさんの棋力向上のための記事を毎日投稿しています。

SS1-13 角道オープン四間飛車(55)

2023-09-28 | 基本定跡の研究

最後の変化が56歩です。黒沢先生の本では最有力とあります。(その前に66歩と止めるのが書いてありますが、疑問手なので省略します。)

35歩に24歩と強気に応戦するのがねらいです。

24同歩同飛に、AIの最善手は88角成同銀22歩です。

22歩で22飛は23歩12飛35歩として先手有利でした。この図からは35歩同飛77銀36飛

評価値は+227の先手ペースですが、互いに何が良い手かはっきりしないです。

戻って、本手順として書いてあるのは角を交換しないで

24同歩同飛36歩55歩

56歩を突いていた意味はこれでした。42銀23飛成31金

龍を作れば先手有利に見えますが、後手は最善手順で耐えています。28竜44角46歩35飛58金右33桂を難解だとされているのですが、AIに聞いてみると38竜

この図の評価値は+375の先手有利。25飛には34歩で良いでしょう。後手から動く手が見えません。先手からは47金~36金がわかりやすいです。

 

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