今日からはまた別のテーマで
角交換四間飛車のほうが穴熊を選択したらどうか。ここからは駒組の構想ですが、
後手に端を受けられると評価値は+280(ほぼ先手有利)から+240くらいに下がります。
またこの36歩も評価値は+240から+160くらいに下がります。つまりAIは、端の位を取り、玉を固めて待つほうが良いというのです。本に出ているのは
この図の44銀と出る形。(AIは45桂~29飛と待つ方を勧めます。) 45歩55銀65歩73角
55銀は簡単には死ななくて、本には56歩に66銀の変化を書いているのですが、56歩には同銀同銀37角成18飛62金寄47金73馬
この図の評価値は+102の互角です。桂歩と銀の交換で馬を作られているのは駒損、指し手も難しいです。
本に書いてある変化をなぞると、56歩には66銀のほうで
66同銀37角成
ここは55角同馬同銀54歩、それに54同銀62桂66角・・・か、46銀引66桂77角・・・か、もあります。ここで29飛とは指しにくいですが、47馬同金38銀55角・・・もあります。18飛はそれに比べて劣る指し手で、24歩28角
27馬55角33桂打28飛同馬同角と進んで先手有利になるのですが、ここはAIによるとあっさり28同馬同飛25歩
評価値は-135の後手ペースです。
新しい形で、指し方も手探りの時代に書かれた定跡書には間違いが多いです。疑ってかかれば棋力向上につながると思って読みましょう。私が子供のころは(田舎で対局相手に恵まれなかったので)、そういう訓練をしていました。