11月3日(火)
朝から、石臼を家庭用のウォータージェットで水洗い。
今まで、下臼に取っ手が無かったので、サンダーで下臼の側面に切れ込みを2か所入れました。
これが、かなり重くて、運ぶだけで一苦労です。
その間、別の手で脱穀したソバを水洗いします。
綺麗に見えても、水洗いすると、茶色い泥水と細かいゴミ(枯葉、茎等)が出ます。
木枠の網戸みたいなのに広げて、表面を乾燥させます。
日の当たるとこに干して、表面が乾いたらOK
湿度14~15%!?なんて 気にしません。 (大丈夫なのか)
夕暮れ前に、取り込んで、計量したら、3.64kgでした。
3kgは、1kg毎に分けて製粉します。
0.64kgは来年の種にします。
外の冷蔵庫に入れて終了。
ソバが乾くまでの間に、北海道産の新そば粉 を2-8で1.25kg打ちました。
夕飯前に、先日いただいた、鮎の甘露煮を肴に一杯
ニシン蕎麦ならぬ、アユ蕎麦なんてのを夢想しつつ・・・
ブランク、2か月の手打ちの割には、まあまあの出来。
最近、発売された、缶入りの「原酒」 を飲み比べました。
精米歩合が50%(大吟醸)の綺麗な感じのお酒と
70%のコクのあるお酒の2種類です。
両方とも、割り水はしていないらしいけど、醸造アルコールが添加されています
「原酒」と聞くと、斗びん取りとか、中搾りとか頭に浮かびますが・・・・まあ、井月庵にとってはどうでもいいことかも。
食後は、酔いも醒める製粉作業の始まりです。
飯台の下に開いた穴から、玄蕎麦のまま、石臼で。
テレビを見ながらなんて優雅なことをしていると、3kgは挽けません。
でも、8時から11時近くまでかかりました。
一回目の歩留りは67% (2kg)
製粉歩合75%だとすると250g足りない。
この後、甘皮を振るって挽くかどうかの思案をしています。田舎蕎麦なのでインパクト重視もありかと・・・
すごい、肉体労働でした。
昨年は、年老いた母が、製粉していた訳ですが、改めて食欲の成せる技の威力を知りました。
(そういう感想でいいのか?)
周辺にこぼれたり、飛び散った粉は廃棄なのですが集めると30~50g位・・・
2kgを60目で振るうと更に製粉することになりますが・・・・また目減りする。