先だっての、半生蕎麦をおいしくいただくために、朝食に納豆そばでいただくこととした。
前の晩から、かみさんに「朝食にするから茹でてね」とお願いしていたわけであるが、かみさんが素直に聞いてくれたのには
訳がある。
冷蔵庫の中に入れておいた納豆が、2日前に賞味期限が切れていたのだ。
だから、「納豆そばにして食べる」と言ったことで、朝の忙しい時にもかかわらず、一人だけ別メニューとなった次第である。
また、昨日の裏の畑の大根が半分残っていたので、これをおろして、薬味とした。
つゆをかける前に、写真に収めたので、いつもより見た目が好いような気もする。
さて、お味なのだが、面白がってすりおろした大根がことのほか辛く、また多量に投入していたことから、せっかくの
半生蕎麦の味も、納豆の味もぼやけてしまった。
もはや、薬味は納豆と蕎麦なのではないかと思えてくる。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
でも、台風まえの連日の猛暑であり、朝から、サッパリ、ピッリとして元気の出る朝食は誠に贅沢である。
そば打ち趣味と言っているが、どうも、井月庵は「蕎麦道楽」なのかもしれない。
趣味にしては、道具や、本や、食べ歩きにいささか、入れ込んでいる。
世の中には色々な道楽があるが、蕎麦道楽とは比較的罪のない部類なのではないか?
「蕎麦の世界(道)を楽しむ」そう考えれば、キリキリと蕎麦道に励まなくてもいいのである。
趣味を卒業して、やっと楽しくなって来た。
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