バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

名剣温泉旅館@名剣温泉

2019-10-17 01:14:01 | 温泉(富山県)

宇奈月から黒部峡谷鉄道のトロッコに揺られること1時間20分。終点の欅平駅を降り、黒部川の支流に沿って15分ほど歩いたところにある渓谷の一軒宿です。


日本秘湯を守る会の提灯が揺れているこの旅館は、黒部峡谷温泉郷を代表する名湯です。日本秘湯を守る会の会員旅館には「どこが秘湯やねん」っとツッコミたくなるような街中の旅館もあるが、ここは掛け値なし。紛れもない秘湯です。


帳場で荷物を預かってもらい、早速お風呂へ。ここでも山肌にへばり付いた、建築足場みたいな通路を通って待望の秘湯へ。葦簾に囲われているのがこの旅館の露天風呂です。


硫黄の臭いが実に芳しい露天風呂では、やや白濁したお湯が掛け流されています。源泉は上流の祖母谷温泉からの引湯で、ここに至るまでに湯温は約80℃まで下がっているものの、それでも熱いので加水は致し方ないところ。


お湯の色や匂い、横を流れる清流など、十津川の湯泉地温泉を想起する極上の温泉です。ここには宿泊者専用の内湯もあるとのこと。ぜひ宿泊してこの極上湯にふやける程に浸ってみたいと思いました。

・場所:黒部峡谷鉄道・欅平駅
・泉質:単純硫黄泉 98℃
・訪問日:2007年9月15日



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