花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~アトランティスの石~

2010年07月15日 | 天然石標本
今回ご紹介する石は『アトランティサイト』と呼ばれる
オーストラリア・タスマニア島で発見された新種の天然石です。


出逢ったのは、先の『Rose do France』を手に入れた
今年6月の通称『新宿ショー』と呼ばれるミネラルマーケットでした。
名前に惹かれ手に取り、お店の方からも親切に色々と教えていただきました。
あいにくとタンブル(=樽磨き)を先に入手してしまい
後で、未研磨のものと遭遇しましたが
こちらは買わずじまいで終わりました。
よくよく考えてみれば、そんなに高いものではなかったので
未研磨のものも購入しておけば良かったかなと。
やはり石は一期一会ですね、機会を逃すと後々悔やんだりします。


ちなみに値段は、タンブル、未研磨とも500円程度と、新種にしてはかなりの低価格。
珍しくはありますが、見栄えの点からは若干地味な印象を受けるので
そのせいかもしれません。


このアトランティサイト
実は黄緑のサーペンチン(蛇紋石)と
紫のスティヒタイト(紫色のサーペンチンに付けられた名称)との混合石です。
幻の大陸アトランティスとは無関係だそうですが
名前の由来は、有名な外国のヒーラーの方が付けられたとか。



黄緑色のサーペンチンの中に
斑点のように紫色のスティヒタイトが点在しています。



上記画像は一番大きなスティヒタイト部分です。
光の反射で紫色が黒っぽく映ってしまいました。



天然石の独特の色合いを撮影で出すのは
とても難しいものですね。
プロの写真家の方でさえかなりご苦労されるそうです。

コメント
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