花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~お菓子みたいな水晶たち~

2022年05月31日 | 天然石標本
今年も水晶の種類は圧倒的です。
二日目の戦利品標本はお菓子みたいに可愛らしい
様々な水晶たちをご紹介したいと思います。

最初はこちら

美麗結晶で、見つけた自分を褒めてあげたいぐらいです!(笑)

『ヘマタイト(赤鉄鉱)・イン・クォーツ・クラスター(群晶)』
 中国産



ヘマタイトのインクルージョンというよりは
ヘマタイト結晶の上を水晶が覆ってるような感じでしょうか?
こういったタイプの石をレッド・ファントムとも呼ぶみたいですね。
水晶とヘマタイトの層がくっきりと分かれていて
非常に綺麗です。



拡大したのがこちら
この石を見ていると、
夏祭りのすももの水飴を思い出します。

机下の隅っこに追いやられていたのですが
一瞬で目を奪われました!
しかもお値段も良心的。
海外からの流通が難しくなったせいか
コロナ禍から石の値段が高騰する中
本当にお手頃で財布に優しい価格でした。

二つ目はこちら






金平糖のようなコロコロした見た目が超可愛いです。
ピクチャーOKだったので
産地のラベルをしっかり撮影させていただきました。
初老の上品な男性オーナー(?)さんが
日本語が全くダメだったみたいで(汗)
他の購入された方々が「ピクチャーOK?」と
聞いていたので、私も便乗して撮影させていただきました。

ちなみにネットで拾った情報は以下の通り

モロッコ産のジオード(geode・晶洞)の中に
入っている球状の水晶結晶。
(この記事で紹介しているお店では
金平糖に似ていることから
「金平糖水晶」と呼んでいるみたいです。やっぱり!)
他にも一般的には、
クリスタルボール(Crystal ball)や
毬藻(マリモ)水晶とも呼ばれている。
全てのジオードの中に入っているわけではないので、
この形状になっている結晶が見つけれたら「幸運」といえるとか。


最後はこちら

『グリーン・アメジスト』

そもそもアメジストは紫色の水晶を指す名称なので
グリーン・アメジストとはこれいかに?

ネット等による詳細は以下の通り

グリーンアメジストは、紫色のアメジストが加熱されることで
色調がライトグリーンに変化した石。
マスカットドロップのような
可愛らしさと大人びた魅力を兼ね備えた人気の石。
通常、アメジストを加熱すると黄色に変化(=シトリン)に変化するが、
1953年にブラジル・バイヤ州にある鉱山のアメジストを
偶然650度で加熱したところ、
今までにない美しいミントグリーンに変化した。
一部の鉱山で産出されたものしかグリーンアメジストに変化しないため、
大変希少な石とされている。
また、現在ではごく限られた地域でのみ、
天然のグリーンアメジストも産出されている。
ちなみにグリーンアメジストは、
「プラジオライト」とも呼ばれており、
ギリシャ語の「Prasios (明るい緑)」に由来。




マスカットドロップ
まさにピッタリなネーミング
味まで想像できてしまいそう

アメリカ人らしき(?)金髪美女二人組のお店。
日本語通じるかしら?と不安に思いつつ
しっかり日本語で対応していただけました。
(有り難い)

加熱処理でこんな可愛らしい色に変化するんですね
これまた仰天

明日は今回目玉の新作の石をご紹介したいと思います。
お楽しみに!


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