花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~ヒマラヤ・マニハール産水晶~

2017年12月08日 | 天然石標本
三回目にご紹介するのはこちらの水晶


今回最大のヒットだったヒマラヤ・マニハール産水晶です。


とびきりの水晶であることは一目瞭然ですね!
これほど透明度の高い水晶はハーキマー以外では初めてかも。





クローライトが透明な水晶に鏡のように映り込んでいて
全体的にグリーンに見え、大変美しい逸品です。


その部分を拡大するとこんな感じに




水晶下部のクローライトが透けて見えるのがわかります。




更にクラック効果で虹色部分も。




お店から頂いたラベルです。


第二会場で購入したのですが
ここのお店は今回初出店で
しかも店主の男性が自らヒマラヤまで出向いて
とびきり美しい水晶を仕入れてきたのだとか。
業者らしき方と次々にお店に卸す契約をしていました。
すごいなぁ。


そしてこちらもやはり初出店
変わり種水晶です。


『貫通水晶』
 チベット産




水晶がもう一方の水晶を貫通しています。
どちらも結晶形が美しく
サイズは2、3ミリと小粒ですが
とても端正な結晶。





こちらは角度を変えて


最後はピンク・アメシストになります。





ピンクと言っても、チェリーピンクに近いでしょうか?
何となくストロベリー・クォーツを彷彿とさせます。
こちらは第一会場でゲットしましたが
第二会場でも同じ石を見かけました。
今回は結構出回っていたのかも!?
恐らく新種っぽい水晶です。


角度を変えて2パターン撮影してみました。








中央部分がキラキラしていてとても綺麗です。
根本部分に水晶特有の種となる
円形の石英母岩が幾つか見えますね。
赤い筋は鉄でしょうか?


ちなみにピンク・アメシストの見極めは大変難しいらしく
ピンク色が強すぎるとローズ・クォーツになってしまうこともあるとか。
淡いピンク色から赤紫まで、色の変化があるそうです。
今回のタイプは赤紫が一番近いのでしょうか。




お店からいただいたラベルはこちら


過去にも何回かレンゲ色のアメシストや
それこそ初期の頃には
ローズ・ド・フランス(淡いライラック色のアメシスト)なども
ご紹介しましたが(過去ブログ参照)
今回のはまた独特かもしれませんね。


次回は来週、最後の戦利品になります。
様々な色合いと形のとても可愛らしいトルマリンやカルサイト、メノウです。

お楽しみに~!

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