花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~蛍石のゼリー&いちごみるくのトルマリン~

2011年12月14日 | 天然石標本
昨日に引き続き、今日は戦利品第二弾を
ご紹介したいと思います。


一つ目は、過去に何度も登場した
フローライト――蛍石です。
最近、中国で産出され始めた
非常に透明度の高いペールグリーンのものです。


『Fluorite』
 中国産





もはや石とは思えないぷるるんとした感じ♪
お皿にのせて出されたら
間違って口にしてしまいそうです(笑)





ズームアップするとこんな感じに。
しっかりと蛍石の特徴である
立方体結晶がわかります。






こちらも同じ中国産ですが
若干、透明度は低いです。
かわりに色がとても綺麗。





ズームアップした画像です。
購入した先のおじさんも
ゼリーみたいでしょ?と
紹介してくれました♪
やっぱりお菓子みたいに見えるんですね~!


二つ目にご紹介するのは
初登場、いちごみるく色のトルマリンです。


『tourmaline』
 産出地不明


和名は電気石。結晶を熱すると電気を帯びるため
こう呼ばれているのだとか。
書籍による説明は以下のとおり。


トルマリンは結晶の両端それぞれが+と-に帯電する。
複雑な科学組成を多く持ち、現在は10種類。(13種類という説も)
色により固有の宝石名を持つ。
緑色(バーデライト)赤色(ルベライト)
赤紫色(シベライト)青色(インゴライト)
黒色(ショール)無色(アクロアイト)。
他『クロム・トルマリン』(エメラルドの鮮やかさ)など。
特に銅を発色しているトルマリンはブラジルパライバ州から発見され
『パライバ・トルマリン』と名付けられ、
その鮮やかさから「ネオン・カラー」とも呼ばれる。
トルマリンの電気的性質に気づいたのはアムステルダムの宝石商人。
この石を刻みタバコの灰を吸い取るのに使い、
アッシェントレッカー(灰を吸い付けるもの)と呼んだ。
宝石名としてはセイロン島のシンハラ語からトルマリ『Turmali』に。
ちなみに10月の誕生石でもある。





学術的説明はともかく
色といい形といいメチャメチャ可愛いです♪
ほんと美味しそう~!





横から見るとこんな感じに。
ピンク色の原因はマンガンを含むため。
淡いピンクタイプをピンク・トルマリン
赤から濃いピンクをルベライト(rubellite)
赤から赤紫をシベライト(siberite)と呼ぶとか。





反対側から見るとこんな感じです。
白い母岩は不透明な石英でしょうか。
産出地は不明ですが
恐らくブラジル産じゃないかなぁ?と想像しています(笑)


このピンクトルマリンは昨日紹介した
スターマイカと同じお店で購入しました。


それでは明日は変り種のトムソン沸石を
ご紹介したいと思います。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天然石標本~水晶キャンドル... | トップ | 天然石標本~トムソン沸石~ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

天然石標本」カテゴリの最新記事