今週最後にご紹介する天然石は
オパール――蛋白石です。
しかもその中で今回は特に
貝オパールと呼ばれる
少し特殊なタイプ。
天然石書籍関連の説明による
オパールの定義は
「水中で微小な珪酸球が沈殿し
岩石の透き間などに密に堆積したもの。
遊色効果と呼ぶ光学効果で、
石を動かしたり反対に石を見る目の位置を変えると、
いろいろな色のきらめきが見える。
これが“プレシャス・オパール(=貴蛋白石)”
(あるいは“ノーブル・オパール”とも)。
オパールの実体は、天然ゼリー(コロイドという)。
光が虹の色に分解して反射するが、
虹色にきらめかないオパールは、
構造が乱れているもので、
これを“コモン・オパール(=普通蛋白石)”。
また、オパール本体の地色を“ポッチ・カラー”という。
ホワイト、ブラック、ウォーター、ファイアの
4つに分類される。」
とのことです。
つまり10月の誕生石ともなっている
虹色オパールはプレシャス・オパールを指すんですね。
名が示す通り、プレシャス・オパールは
コモン・オパールに比べ高価なものになります。
天然石としてはもちろんですが
堆積岩等に埋没した貝殻や樹木、
あるいは化石などが
珪酸分と交代することで生成されたりするので
(これをオパライズド=オパール化と言います)
今回ご紹介するような貝オパールなどが
存在するわけです。
『Shell opal』
Cooper Pedy,South Australia産
プレシャス・オパール(虹色)タイプと
コモン・オパール(濃紺色)タイプの
二種類の貝オパールを載せてみました。
コモン・オパールの地色(=ポッチ・カラー)が
濃紺色というわけです。
虹色の貝オパール側から撮影しました。
こちらは濃紺の貝オパールから。
この貝オパール、購入したのは
新宿ミネラルショー。
サイズは小ぶりでしたが
どちらもそこそこ良いお値段でした(苦笑)。
子供の頃に読んだ宮沢賢治の『貝の火』という
短編童話に登場する宝珠がまさにこのオパール。
そんな思い入れがあるので
どうしても入手したかったものの一つです。
今週は先週のお休み分を含め
多めに更新させていただきましたが
来週からは通常日程に戻りたいと思います。
それでは次回更新は来週火曜日
今週に引き続き、オパールを予定しております。
オパール――蛋白石です。
しかもその中で今回は特に
貝オパールと呼ばれる
少し特殊なタイプ。
天然石書籍関連の説明による
オパールの定義は
「水中で微小な珪酸球が沈殿し
岩石の透き間などに密に堆積したもの。
遊色効果と呼ぶ光学効果で、
石を動かしたり反対に石を見る目の位置を変えると、
いろいろな色のきらめきが見える。
これが“プレシャス・オパール(=貴蛋白石)”
(あるいは“ノーブル・オパール”とも)。
オパールの実体は、天然ゼリー(コロイドという)。
光が虹の色に分解して反射するが、
虹色にきらめかないオパールは、
構造が乱れているもので、
これを“コモン・オパール(=普通蛋白石)”。
また、オパール本体の地色を“ポッチ・カラー”という。
ホワイト、ブラック、ウォーター、ファイアの
4つに分類される。」
とのことです。
つまり10月の誕生石ともなっている
虹色オパールはプレシャス・オパールを指すんですね。
名が示す通り、プレシャス・オパールは
コモン・オパールに比べ高価なものになります。
天然石としてはもちろんですが
堆積岩等に埋没した貝殻や樹木、
あるいは化石などが
珪酸分と交代することで生成されたりするので
(これをオパライズド=オパール化と言います)
今回ご紹介するような貝オパールなどが
存在するわけです。
『Shell opal』
Cooper Pedy,South Australia産
プレシャス・オパール(虹色)タイプと
コモン・オパール(濃紺色)タイプの
二種類の貝オパールを載せてみました。
コモン・オパールの地色(=ポッチ・カラー)が
濃紺色というわけです。
虹色の貝オパール側から撮影しました。
こちらは濃紺の貝オパールから。
この貝オパール、購入したのは
新宿ミネラルショー。
サイズは小ぶりでしたが
どちらもそこそこ良いお値段でした(苦笑)。
子供の頃に読んだ宮沢賢治の『貝の火』という
短編童話に登場する宝珠がまさにこのオパール。
そんな思い入れがあるので
どうしても入手したかったものの一つです。
今週は先週のお休み分を含め
多めに更新させていただきましたが
来週からは通常日程に戻りたいと思います。
それでは次回更新は来週火曜日
今週に引き続き、オパールを予定しております。
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