花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~薄紅色の魚眼石~

2015年06月10日 | 天然石標本
昨日に引き続き、二つ目の戦利品をご紹介したいと思います。


非常に珍しい薄紅色の魚眼石です。
魚眼石は透明感のある爽やかな
ミントグリーンタイプが有名ですが
(他に水晶のように透明なものもあります)
ピンクタイプは初めての購入かもしれません。


『ピンク・アポフィライト(和名:魚眼石)』
 インド・サク産


結晶内部に酸化した鉄分を含み、
通常のアポフィライトとは違った
サーモンピンクの輝きが特徴的。
(他アポフィライトの詳細については
過去ブログをご参照下さい)








淡く透明感のあるピンク色が
とても可愛らしい石です。
パッと目にはローズクォーツのクラスター(群晶)に
似ているかも?


お店の方の説明によると
つい最近発見されたばかりで
インド国内でもまだ珍しいのだとか。
埋蔵量も少なく、今後入手するのは
難しくなる可能性があるとのことでした。


ちなみに購入したのは
入場料が必要な1階会場ではなく
無料の2階会場でした(笑)。
ここ数年の新宿ショーでは
私的にはあまり好みの石と出逢えず
不思議と帰りがけに寄った
2階会場でこれは!と思う石と
巡り会う機会が多いようです(笑)。
石との出逢いは一期一会なので
本当に運任せなんですよ。


こちらは店のご主人がおまけにくれた石です。
花の形に結晶した色鮮やかなコバルト色のカバンサイト(カバシン石)


『cavansite(和名:カバシン石』
 インド産


ネット等による詳細は下記の通り


バナジウムに起因する鮮やかなブルーが特徴。
主成分であるカルシウム(Calcium)、
バナジウム(Vanadium)、シリコン(Silicon)の
頭文字をつなげたのが名前の由来。
斜方晶系に属し、針のような結晶一つ一つが
放射状となることで全体を形成している。
1973年にアメリカで発見されて以来、
長い間「幻の鉱物」とされてきた。
20世紀の終わりにインドのプーナで晶洞が発見され、
再び世に出回るように。
ペンタゴナイト(ペンタゴン石)とは同質異像の関係にあり、
結晶の形が花のように広がっているものをカバンサイトと言う。







実はこちらも購入しようか迷っていたのですが
おまけで頂けてラッキーでした♪


明日は今回の最大目玉
ブルーガーデンクォーツ
=デュモルチェライト・イン・クォーツを
ご紹介したいと思います。
もしかすると初の拡大鏡にての
撮影になるかも?(笑)

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