こんな所にも磨崖仏が・・・
丹生の千体地蔵磨崖仏から北へ行き、邑地町に入った辺り。
非常に分かり難い所に、磐座とも思われる巨岩が聳え
その壁面に地蔵菩薩が二基刻まれています。
奈良市邑地町
古道が残ってはいますが、寸断され斜面を攀じ登らないと古道を辿る事が出来ません。
古道にさえ上がる事が出来れば、道なりに磨崖仏へと辿り着けます。
左側の大きい方の岩に刻まれている地蔵菩薩。
江戸時代前期寛永七年銘が確認出来ます。
右側の岩に刻まれている地蔵菩薩。
像の左枠内に江戸時代前期延宝?九年銘が刻まれています。
左の地蔵から少し離れた所に
江戸時代後期文政二年福岡□□姓と刻まれており
嘗てはこの磨崖仏の前に福岡氏が居を構えていたと云う事です。
そこに在るって分かっているのに進入口が分からない事って時々あります。
石仏風景に出会うためなら少々の無茶もしてしまいますね。
この磨崖仏への進入路は丘の北側から南へ入る(上がる)のですか?
また丘の西側から東へ上がるのですか?
古道はどのあたりに?
教えてください。
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