石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

桜井市 下り尾の阿弥陀石仏(弥勒堂)

2015年10月26日 | 石仏

 

 清滝不動磨崖仏の在る桜井市下り尾。

集落内の弥勒堂と呼ばれる堂内に阿弥陀石仏が祀られています。

以前石友さんが行ったのですが撮影困難との事でしたので

近場でもあり、この度照明撮影してきました。

 

奈良県桜井市下り尾

蓮華座に坐す像高四拾七糎の定印阿弥陀如来。室町後期

小堂に射し込む光だけではどうも上手く撮影できません。

 

かと言って照明撮影しても南向きで明るいため

上半身に上手く影が出来ません・・・

 

鼻先が欠けて居るのが一寸残念ですね。 

 

 以前は半身埋もれていたのか

上半身に比べて風化の度合いが少ないように見受けられます。

 

 

 


三重県 上野市 予野墓地の一石八体地蔵

2015年10月05日 | 石仏

 

 此方方面には磨崖仏が無い?のであまり馴染みの無い予野。

その予野集落墓地に立ち寄った時・・・

墓地入口で目に飛び込んできた一石六地蔵・・・ん?

一二三四五・・あれ?八体あるぞ!

何と一石八体地蔵ではありませんか。

 

三重県上野市大字予野字西出

一風変わった型の山型石に長方形枠取りの中

 月ヶ瀬村桃香野の千体地蔵様の小地蔵が

ほぼ同じ型で八体並んでいます。

八体地蔵の上部には月輪内に地蔵菩薩の種子「カ」が刻まれています。

 

六地蔵に加えて供養者夫婦を刻み八体地蔵としているのか・・・

 

七体地蔵は偶に見掛けますが

八体地蔵は初めての出会いです。