島ヶ原村に向かう途中、目に付いた路傍のお地蔵さんです。
三重県上野市西高倉寺辻
このお地蔵さんも道路工事で移動されたのかな?
自然石に彫られた可愛いお地蔵さん。
元は小さな磨崖仏だったかの様です・・・
宝珠を持つ手が堪らなく可愛いです・・・
道行く人の幾人が、このお地蔵さんに気付いてくれるでしょうか・・・・・
島ヶ原村に向かう途中、目に付いた路傍のお地蔵さんです。
三重県上野市西高倉寺辻
このお地蔵さんも道路工事で移動されたのかな?
自然石に彫られた可愛いお地蔵さん。
元は小さな磨崖仏だったかの様です・・・
宝珠を持つ手が堪らなく可愛いです・・・
道行く人の幾人が、このお地蔵さんに気付いてくれるでしょうか・・・・・
昨日の地蔵堂に向かう途中、五輪塔が目に付いたので
見てみると、藤棚の下に三体磨崖仏が在りました。
三重県上野市寺田
此処も地蔵堂と同じく供花が枯れてはおらず
地域の人に大切にされているのが解ります。
風化が激しく像容も定かではありません・・・・・
中尊が特に判り難いです。たぶん・・・阿弥陀さん?
向かって右は宝珠を持ったお地蔵さんでしょうか・・・
向かって左は宝剣が見えますのでお不動さんでしょうか?
風化が激しくても、磨崖仏を見つけると嬉しくなります・・・
毘沙門寺北向き地蔵の在る寺田集落の、地蔵堂内に在る地蔵坐像石仏です。
三重県上野市寺田
意匠は北向き地蔵と殆んど同じで、同一作者と思われます。
恐らく撫で擦られたで在ろうお顔以外は、摩耗も少なく良く保存されています。
北向き地蔵と何処が違うのかと聞かれても、直ぐには答えられませんが・・・・・
良く見ると蓮華座の連弁の彫り方と、錫杖の形が違うようです。
伊賀の地蔵の特徴である立派な錫杖を持ち、衣文の流れも美しいです。
集落内に在る為か、供花も枯れてはおらず、線香の香りが漂っていました・・・・・
三軒屋の集落に、長田のお紋地蔵とよく似た地蔵石仏が在ります。
三重県上野市三軒屋
何処でも同じですが、良い石仏が在ると
その石仏を真似たものが造られる様です・・・
しかしまあ、よく似ています・・・
このお地蔵さんは、光背等に彩色が残っています。
右目の上に石の班が在り、まるで片目をい目を瞑っている様に見えます。
昔は後ろの稲田がよても良く似合う地蔵さんでしたが
今は立派な覆屋が建てられ、野の仏の風情は無くなってしまいました・・・
岩谷山仙禅寺の観音堂、階段下の巨岩に三尊形式の磨崖仏が彫られています。
滋賀県設楽郡信楽町上朝宮字南岩谷
薄暗い為判り難いですが、中央に薬師如来座と、脇に二体が彫られているそうですが・・・
風化も甚だしく判然としません・・・・・
これ以上を求めるならば、照明を当てるしかないようです。
横から見てもこんな程度・・・・・
下から見上げると更に判り難いです・・・・・
観音堂
阿山から信楽街道を行くと、農家の傍らに小堂が在り
阿山町に古くから伝わる民話にある
よきとぎ地蔵と呼ばれる磨崖仏が在ります。
三重県阿山郡阿山町千貝
磨崖仏の前に花頭窓(書院窓)を設けている為か
堂内に納められた石仏の様に見えます。
良い感じです・・・
蓮華座に立つ地蔵菩薩と阿弥陀如来の双仏です。
信楽街道の峠越えの道中安全の為に彫られた様ですが・・・・・
色んな言い伝えが残っています。
お地蔵さん阿弥陀さん共に、とても良いお顔をなさっています・・・
春には桜が・・・・・
石立寺参道脇の大岩に、六地蔵はじめ十五体の磨崖仏が彫られています。
三重県阿山郡阿山町
磨崖仏ですが覆屋が掛けられています。
六地蔵を中心に追刻されていったのか、配置がバラバラです。
六地蔵はそれぞれしっかりと彫られたものです。
磨崖の六地蔵良いですね~
左端に素朴な三体
観音さんの様ですが・・・
右端にも・・・
とても良い雰囲気です・・・
久安寺集落の小堂内に、薬師如来石仏が祀られています。
生駒郡平群町久安寺北垣内
右手は施無畏印、左手に薬壷を持っています。
薬師如来の石仏は比較的数少なく、珍しいものです。
昔の写真では、蓮華座が見えていましたが、お堂が改修された折
板の下に隠れて見えなくなってしまいました・・・
形式化の進んだ衲衣衣文の表現。
とても親しみ易いお顔です。
施無畏印と言うよりも、ヨッ!と挨拶しているようですね。
昔は、河内に抜ける立石越え道に当たり、人の往来も多くあった事でしょう。
そうした人々に拝まれていた薬師さんだったんでしょうね・・・・・
大宇陀の徳源寺に、丹波佐吉の見事な布袋石像が在ります。
宇陀郡大宇陀町岩室
何と柔らかな彫りなんでしょう。
ずっと眺めていても飽きません・・・
過剰なまでに祀りたてられた物が多い中
無造作に置かれた感じがまた堪らなく良いです・・・・
日々の色んな出来事も、この布袋さんを見ていると
そんなに悩まんでもええよ・・・と言ってくれている様に思えます・・・
境内奥には大好きな一石六地蔵が・・・
三体ずつ二段の一石六地蔵
横一列の物よりも数は少ないです。
びっしりと蔓延った苔の為、像容は定かでは有りません・・・
名も無き石仏さんです。
何と無く良い佇まいなんです。
香芝市畑
ちょっと変わった、自然石のような 舟型の石に彫られています。
あまり風化していないので印相がはっきり見て取れますね。
少し小高い所に立っていて、いい感じ・・・・・
いつもコメントを頂いている、えいいち様から情報を戴き
一本松の阿弥陀如来石仏で在る事が判りました。
有り難う御座いました。