曽爾村小長尾にも六地蔵石幢があります。
五條西福寺の物と同じ石灯籠型ですが、ここの物は
お寺やお墓ではなく普通に村の辻に建っています。
曽爾村小長尾
県内の六地蔵石幢は今のところ四基確認されていますが
未だ何処かにあるかも知れません.。
曽爾村小長尾にも六地蔵石幢があります。
五條西福寺の物と同じ石灯籠型ですが、ここの物は
お寺やお墓ではなく普通に村の辻に建っています。
曽爾村小長尾
県内の六地蔵石幢は今のところ四基確認されていますが
未だ何処かにあるかも知れません.。
旧室生村川上の墓地に六地蔵石幢がある。
菟田野町大神の石幢と同様に、石灯籠形石幢ではなく
幢身を大きく造ってあります。
石幢の幢身には蓮華座上月輪内に六地蔵の種子を刻んでおり
他に例の無い様式です。
室生村川上
菟田野町大神の西念寺にも六地蔵石幢がある。
もとは村の入り口付近にまつられていた
今は西念寺の境内に置かれている。
奈良県下に四体確認されている六地蔵石幢の中でも
地蔵を彫る幢身部を大きく造ってあり、なかなか見事である。
菟田野町大神
大和には六面に地蔵を彫った六地蔵石幢が四ヵ所にある。
昔は五條市西福寺の六地蔵石幢が奈良県下唯一と言われていたが
後に宇陀郡で三基見つかっている。
五條市畑田
西福寺の六地蔵石幢
五條市畑田の落合川の上流。
川中の巨岩に不動三尊、梵字、飛天等が彫られています。
五條市畑田
不動三尊磨崖仏
衿羯羅童子、制吒迦童子の像容に動きをとらえた写実味があり
不動像の表現も巧みである。
梵字仏
飛天
この写真を見て何処の石仏か判る人は何人いるでしょうか。
私自身、自分で撮影しているのに全く判りませんでした。
かすかな記憶で、茶畑があった所で四体の磨崖仏を撮影したことがありますが
それがこの磨崖仏かどうかすら覚えていませんでした。
でも、とうとう見つけました!
山添インター近くから月ヶ瀬に抜ける道があり途中に嵩(だけ)の集落があります。
集落の道端に大きな岩が露出していて、そこに地蔵四体が彫られています。
月ヶ瀬 嵩
遠目に見たら殆ど判りません・・・
山添村大西から遅瀬に沿って五月橋方面へ走ると遅瀬の集落があります。
昔は細い道でしたが、集落の辺りは広い道になっています。
磨崖仏は旧道のほうにあります。
山添村 遅瀬
左側に二段六体、右側に四段二十五体の立像を彫ってあります。
この地区に多く見られる千体地蔵磨崖仏の一群と考えられています。
大黒天が彫ってあるそうですが苔で見えません。
山添インターがある大西の遅瀬川沿いを上津ダムの方に行くと
道の右手に見えてきます。
山添村 大西
大阪城築城のおり日本各地に大石の献上が強制されて
それを逃れるために彫られた様です。
この話はよく聞きますので、石を取られない様に急いで彫ったのでしょうか
小さくて稚拙な石仏が多いような気がします。