彦根市の荒神山山麓に千手寺が在り、旧参道石段脇に
室町期の地蔵磨崖仏が在ります。
滋賀県彦根市日夏町
ご覧の通り見事に破断しています。
今にも崩れ落ちそうなお地蔵さん・・・
下半身が大きく前方に迫り出してきています・・・
参道石段脇に在る為、近い将来崩落防止策がとられ
コンクリートで固められて仕舞うかも・・・・・
でなければ、いつの日か崩れ落ちてしまうんでしょうか・・・
何れにしても残念な結果になりそうです。
傍らには笠石が乗った一石六地蔵も・・・
一石六地蔵の台座をよく見ると・・・
宝篋印塔の笠を逆さまにして転用されています。
もしかすると上部の笠石も本来の物とは違うかも・・・