磨崖仏の少ない青山町で、新興住宅の片隅に小さいながら地蔵磨崖仏が在ります。
三重県名賀郡青山町阿保
宅地造成に先立ち道路を拡張し高く上げる工事の際、
近所の信仰心の厚い方が今後の世話を引き受けることで
埋没の危難を逃れたと云う事です。
阿保の子安地蔵と呼ばれています。
長方形の枠の中いっぱいに彫られていてちょっと窮屈そうですね。
肩を窄めた様にも見えますね・・・
今はお世話をされる方も居なくなったのか
ご覧の通り荒れ放題で最早忘れ去られたかの様です・・・
磨崖仏の少ない青山町で、新興住宅の片隅に小さいながら地蔵磨崖仏が在ります。
三重県名賀郡青山町阿保
宅地造成に先立ち道路を拡張し高く上げる工事の際、
近所の信仰心の厚い方が今後の世話を引き受けることで
埋没の危難を逃れたと云う事です。
阿保の子安地蔵と呼ばれています。
長方形の枠の中いっぱいに彫られていてちょっと窮屈そうですね。
肩を窄めた様にも見えますね・・・
今はお世話をされる方も居なくなったのか
ご覧の通り荒れ放題で最早忘れ去られたかの様です・・・
一旦は終了した石仏今昔ですが・・・
如何しても判らない石仏が少しだけ残っていました。
三十年程前のフィルムに一枚だけ写っていた石仏・・・
何処の物かも全く判らず探す術も無かったもの・・・
この写真でどうやって探せと言うのか・・・
その石仏が・・・
何と突然私の目前に現れました・・・
三重県名張市夏見
見た瞬間あーーっと叫んでいる自分が居ました。
全く諦めていたのですが、あの写真のお姿は脳裏に焼き付いていたので
一目でそれと判りました。
諦めてはいたものの心の片隅で一寸だけ気になっていたんです。
それも、此れでやっとすっきりしました。
名張川を背にして佇むお地蔵さん。
やっと逢えたね・・・・・
名張市街に未だこんな良い風情の処が残っていました。
三重県名張市夏見坊垣
名張駅方面から名張川沿いに夏見の交差点に向かって行くと
この一角だけが時代の流れに取り残されて居るかのように思われる所が在りました。
その景色の中に在るお地蔵さん・・・
夏見は美杉や曽爾への分岐点にあたり
旧街道の面影を辛うじて残しています。
合掌地蔵さんでしょうか・・・
この辺りは昔から多くの人々が行き来した所。
このお地蔵さんはそれを見守って来た事でしょう・・・そして今も・・・
幾度となく訪れている名張で、今こんな景色に出会える幸せ・・・・・
赤目四十八滝への旧道、赤目街道にある線刻地蔵磨崖仏です。
三重県名張市赤目町長坂
今はハイキング道になっている赤目街道ですが、こんな磨崖仏が在ったんですね。
極々単純な線で刻まれた地蔵菩薩立像です。
こんな磨崖さんも良いものです・・・
川向に県道が出来るまでは主要道で在った街道に佇んでいました。
今も往来する人々を見守っています・・・
なかなか良い風情の一石六地蔵です。
三重県名張市赤目町星川
此処も直ぐ近くまで新興住宅が迫っていますが
今は未だこんな風情が残っています。
よく見られる山形の一石六地蔵。
長閑な田園風景を見下ろす丘の上に在ります。
壇の六地蔵と同じく素朴で親しみのもてる像容です。
昨今、古い墓地の改修が各地で見られます。
この景色も何れ見られなくなるかも知れません・・・
赤目方面をを探索していた時に、偶然出会った一石六地蔵です。
三重県名張市赤目町壇
長閑な田園風景の中の小さな墓地入口に在る
自然石に彫られた一石六地蔵です。
よくまぁこんな石が在ったものだと思うほど
六地蔵さんを彫るのに相応しい形をしています。
その形も相まってか素朴で親しみのもてる六地蔵さんです。
新しい町と旧村が隣り合わせのこの地域。
開発の波の中、今後如何なって行くんでしょうか・・・
上三谷を通る旧街道沿いに、素朴なお地蔵さんが彫られた岩が在ります。
三重県名張市上三谷
地元の人以外は石仏目当てでもない限り通ることの無い道・・・
素朴なお地蔵さんですが・・・
見つけるとちょっと嬉しかったりします。
またひとつ石仏み~つけた。
此処も赤目街道の一つだったのでしょうか・・・
磨崖仏の前の道は広い道路になっています。
昔の姿を見たかったな・・・
比較的手軽に山歩きが楽しめる三郎岳、昔に一度登ったことがあり
たしか磨崖仏が在ったような、あやふやな記憶を頼りに登ってきました。
山頂から東に少し下った所に開明寺奥の院が在り
近くの壁面に数体の磨崖仏が彫られていました。
宇陀郡室生村下田口
切り立った岩肌に舟型を彫り窪め、十一面観音が彫られています。
それほど古いものでは無いようですが・・・
景観は素晴らしいです・・・
観音像の近くには地蔵磨崖仏が彫られています。
このお地蔵さん、金属製の錫杖が嵌められています。
此方もなかなかの景観ですね。
日蓮上人の磨崖仏なんかも在ります。
これらの磨崖仏は山歩きのブログには度々登場していますが
石仏ブログには載っていませんねぇ・・・・・
石仏撮影を再開する切っ掛けになった思い入れのある磨崖仏と
石友さんと知り合う切っ掛けになった山中の石仏に
年末の慌ただしい中、一年間の締め括りの思いで会いに行ってきました。
一台峠の阿弥陀磨崖仏
地元の良い方々と出会う切っ掛けにも成った阿弥陀さん。
薄っすらと雪が残る中、いつもと変わらぬお姿が在りました・・・
そしてもう一体は・・・・・
龍王山の不動明王石仏
石友さんと知り合う切っ掛けになったお不動さん。
場所確認も兼ねて再訪しましたが・・・・・
間伐された木が放置されていたりして、更にに判り難い状態に・・・
やはり忘れ去られてしまうんでしょうか・・・
謹賀新年
青山町上津 路傍の石仏
明けましておめでとうございます
ブログを開設して二度目の正月を迎える事ができました。
本年もどうぞ宜しくお願いします。
たいしん