石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

山添村 中峰山 旧道の磨崖仏

2016年02月15日 | 古道・旧道

 

 中峰山集落の伊勢街道沿い

露出した大岩に磨崖仏が刻まれていました・・・

 

奈良県山辺郡山添村大字中峰山

「右いせ」と刻まれた道しるべから旧道を辿ると

程なくこの大岩が現れます。

樹木の根元辺りに何やら枠取りが・・・

 

見上げる程の巨岩の下部に、半ば落ち葉に埋もれ磨崖仏が隠れていました。

 

 地蔵が三体と阿弥陀が刻まれています。

およそ一尺位でしょうか・・・

 

右側の枠はまだ二体ほど刻めそうな位空けられていました。

六地蔵ではなさそう。

多尊磨崖の類いか・・・

 

 こんな石仏風景が未だ在ったなんて。

添村は奥深い・・・

 

 

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三重県 青山町 種生の地蔵磨崖仏

2014年12月08日 | 古道・旧道

 

こんな所にも磨崖仏が在ったのか・・・

 

種生の旧道を見守る地蔵磨崖仏に会って来ました。

 

三重県名賀郡青山町大字種生

 

夏場の草木が茂る季節にはとても進入出来そうもないので

何ヶ月も季節待ちをしていた磨崖仏です。

 

舟型光背の中に持錫宝珠の地蔵立像 室町期

この辺りの磨崖仏の中では大きさも像容も立派で

こんな磨崖仏が未だに人知れず存在する事に驚きを感じます。

 

高い位置に刻まれて居る為、下からしか照明を当てられませんでした。

 

素晴らしい石仏風景・・・

立ち去り難い思いが残ります・・・

 

 

 

 

 

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月ヶ瀬村 石打の地蔵磨崖仏(樒地蔵)

2014年11月24日 | 古道・旧道

 

 石打集落の外れ、竹藪の中に半ば落ち葉に埋もれて

もう誰も通らなくなった旧道を見守る地蔵磨崖仏・・・

 

奈良県添上郡月ヶ瀬村石打

 

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三重県 大山田村 汁付 旧伊賀街道の双体地蔵磨崖仏

2014年06月30日 | 古道・旧道

 

汁付集落の東端、地蔵谷を横切る旧伊賀街道。

長野峠を越える旅人の道中安全を祈るかの様に

道に迫り出した岩面に二体の地蔵が刻まれています。

 

三重県阿山郡大山田村大字上阿波字汁付

 

龕部を深く彫り込んだ中に三尺程の地蔵が刻まれていますが

胸の辺りに亀裂が走り崩落、風化も伴い残念な状態・・・

深く彫り込まれている為、辛うじて頭部と錫杖の先が残ります。

 

自然に還る日も、そう遠くないかも・・・

出逢えて良かった・・・

 

 往時が偲ばれます・・・

 

 

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桜井市 粟原 半坂道の地蔵磨崖仏(ヒダリガミ)

2014年06月16日 | 古道・旧道

 

粟原廃寺跡で知られた粟原の里。

此処から半坂峠を越え、大宇陀の半坂へ至る山越えの旧道が半坂道。

その半坂道に地蔵磨崖仏が在りました・・・

 

奈良県桜井市粟原(おおばら)

つま先上がりの急登を喘ぎながら登り、一息つく辺り。

倒壊寸前の覆屋に辛うじて守られた地蔵磨崖仏が見えてきます。

 

左神(ヒダリガミ)と呼ばれ祀られているようですが・・・

もしかしてヒダル神?

年に一度位しかお参りされていないように見うけられます。

 

右手与願印、左手宝珠の古式地蔵のようですが

風化が激しくはっきりとは判りません・・・

 

静まり返った半坂道に・・・

 

 

 

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桜井市 高家の阿弥陀磨崖仏

2013年05月13日 | 古道・旧道

 

高家集落の旧道脇、露出した岩に刻まれた阿弥陀磨崖仏です。

 

奈良県桜井市高家

風化も有るのでしょうが、 斜めに縞が入った壁面に刻まれているため

非常に判り難いです。

 

小さいながらしっかり彫られており稚拙さは感じられません。

何とも穏やかな表情・・・

 

嘗ては里道として皆普通に歩いていた時代も有ったことでしょう・・・

 

畝傍山、奥には二上山が望めます。 

 

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天理市 長岳寺奥の院道旧道 阿弥陀磨崖仏

2013年03月25日 | 古道・旧道

 

最早痕跡すら留めない長岳寺奥の院道旧道に

人知れず佇む阿弥陀磨崖仏が在ります。

 

奈良県天理市田町

現在の登山道からは全く見えない為

探し出すのは不可能に近いです・・・

 

小さめの肉髻相、生え際のMライン

おちょぼ口、裳裾のMラインは

みろく丘の弥勒石龕仏に通じるものがあり

依って南北朝頃の善教作と思われるということです。

 

善教作で磨崖仏は此れだけしか確認されていません・・・

 

至福のひと時です・・・

 

不思議な御縁で知り合えた菜畑維氏に御案内頂きました。

 

 

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今井谷旧道の阿弥陀磨崖仏

2013年02月11日 | 古道・旧道

 

 八講桜で有名な今井谷に未だ磨崖仏が隠れていました。

 

奈良県桜井市今井谷

北山から今井谷へ、廃道同然の旧道に在る巨岩に刻まれています。

 

何度も探索してやっと見つかった時の嬉しいこと嬉しいこと・・・

 

風化が激しく像容も定かではありませんが

阿弥陀如来ということです。

 

未だ他にも何処かに隠れているかも・・・

 

静寂の中に・・・

 

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懐かしい景色

2011年03月29日 | 古道・旧道

 

石仏を探して伊賀上野を走っていた時、目の前に懐かしい景色が現われました。

古道と道標と庚申碑です。 こんな景色がまだ残っているんですね~

 

三重県上野市予野

 

右 うえの 左 しらかし と彫られた道標と庚申碑

 

種子(ウーン)が彫られた庚申碑

 

 


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太子道の地蔵磨崖仏

2011年03月09日 | 古道・旧道

 

 香芝市西穴虫から県境を越え、太子町へ抜ける旧道にある地蔵磨崖仏です。

 

 奈良県香芝市西穴虫

車道に沿って旧道(太子道)が残っています。

香芝市では磨崖仏は珍しいです。

 

穴虫峠を越えて、太子町の叡福時に至ります。

叡福時は推古天皇が聖徳太子の墓を守護するために建立された寺です。

 

 

 

 


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