石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

山添村 西波多 七体磨崖石龕仏(薬師さん)

2015年06月29日 | 石仏

 

 ここも非常に分かり難い所・・・

西波多集落内の車道から民家の間の脇道を入った奥。

薬師さんとしてお祀りされている現地に着いても

何処に彫ってあるのか判らない・・・

そんな多尊磨崖仏です。

 

奈良県山辺郡山添村大字西波多 

 一見、石龕仏(箱石仏)が並んで居る様に見えますが

自然の岩に刻まれた磨崖仏で有る事が解ります。

中央の石龕にやや大きめの一尊を

その左の石龕内に二尊を刻み

 

 右側は二つの石龕内にそれぞれ二尊ずつ刻まれ

岩の右下がりに合わすように小さくなて行きます。

多尊磨崖仏と言うよりも中尊或いは願主と六地蔵として刻まれたように思われます。

元和六年(1620)銘  江戸前期

 

祭壇の陰に隠れています・・・ 

 

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山添村 岩屋 磨崖仏群(一願地蔵)

2015年06月22日 | 石仏

 

 三重県との国境、岩屋集落に在る磨崖仏群です。

 

 奈良県山辺郡山添村大字岩屋

笠間川沿いの道から少し登った所の岸壁に

阿弥陀・地蔵・五輪塔等が多数刻まれています。

江戸前期、慶安五年銘のものから

追刻が繰り返され磨崖仏群になったようです。

 

岩屋集落にも何か在ってもおかしくないと思っていましたが

矢張り在ったんですね。

 

広い壁面の其処此処に刻まれています・・・

 

 

「一願地蔵」と呼ばれている民間信仰の磨崖仏。

今でも願掛けをしている人が居るような・・・

 

朽ちかけた「一願地蔵」と書かれた案内板・・・

 

 

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三重県上野市 地蔵坐像磨崖仏

2015年06月01日 | 石仏

 

良く知られた大光寺参道の北向き三体地蔵磨崖仏

寺田地蔵堂の地蔵石仏と同じ「寺田型」と呼ばれる

同意匠の磨崖仏がもう一体存在しました・・・

一時期、一部の石仏研究者には知られていたようですが

その後三十五年余り埋もれたままになって居たもの。

 それが・・・

不思議な縁で今、私の目の前に・・・

 

 

 

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