せっかく行っても何が何やらよく判らない大門の磨崖十三仏。
暗峠の帰りに寄って、再撮影して来ました。
奈良県生駒市大門町
球状岩に駒形を彫り込んだ中に、中央に虚空蔵・金剛界大日・釈迦の三尊の像容を
右に種子で阿閦・薬師・弥勒・地蔵・不動を
左に弥陀・勢至・観音・普賢・文殊を刻んで十三仏としています。
十三仏としては特殊な形で珍しいもの。
駒形右外側に天正十一年十月十五日(1583年安土桃山時代)と刻まれているのが確認できます。
せっかく行っても何が何やらよく判らない大門の磨崖十三仏。
暗峠の帰りに寄って、再撮影して来ました。
奈良県生駒市大門町
球状岩に駒形を彫り込んだ中に、中央に虚空蔵・金剛界大日・釈迦の三尊の像容を
右に種子で阿閦・薬師・弥勒・地蔵・不動を
左に弥陀・勢至・観音・普賢・文殊を刻んで十三仏としています。
十三仏としては特殊な形で珍しいもの。
駒形右外側に天正十一年十月十五日(1583年安土桃山時代)と刻まれているのが確認できます。
暗越え奈良街道の西、藤尾峠に在る石佛寺
長らく秘仏になって居て拝観叶わなかった石造阿弥陀如来座像
写真家中淳志氏の熱意により
平成十三年に三十三年ぶりに秘仏公開になったそうです。
ずっと拝観叶わないものと思い込んでいた石造阿弥陀如来座像。
この度漸く拝する願い叶いました・・・
奈良県生駒市藤尾町 石佛寺
伊派の石工伊行氏作
光背部に観音・勢至菩薩を浮き彫りにして阿弥陀三尊としています。
上方から照明を当てる事により眼が浮かび上がり
本来の素晴らしい御尊顔を拝する事が出来ました。
七百年余りの時を経て今私の目の前に・・・
何時までも眺めていたい・・・
別石の光背は二重円光で頭光は八葉蓮華文を薄肉彫りしています。
別石で有るが故に一石彫りでは見られない頭部の後ろ側も刻まれていました。
光背部に浮き彫りされた蓮台をか捧げる観音菩薩と合掌する勢至菩薩の脇に銘文
永仁二年(1294年)甲牛二月十五日造立
大願主行佛大工伊行氏
撮影及びブログへの掲載を快諾頂いた
石佛寺のご住職に改めて御礼申し上げます。