木代界橋を山手に登った木代と平野の境、通称たぬき藪と呼ばれる所の道端に
大きな自然石に彫られた多尊磨崖仏が在ります。
大阪府豊能郡豊能町木代・平野
この地方によく見られる多尊磨崖仏のひとつです。
旧道沿いにあって、上下二段にわたって十数体の石仏が彫られています。
上段中央に阿弥陀、他の十六体は地蔵と思われます。
かなり苔むしていますね・・・
当地に点在する多尊物仏は、いわゆる逆修仏として自分の後生安楽を願うために
何人かが結集して造立されたものと思われます。
阿弥陀如来立像